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公開番号2024121844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029033
出願日2023-02-28
発明の名称空気調和機
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 11/74 20180101AFI20240902BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】タイマ運転時にユーザへ不信感を与えない空気調和機を提供する。
【解決手段】除湿ユニット側通信部82は、算出部79で算出したタイマ運転の残り時間を含む制御信号を送信し、サーキュレータ側制御部170は、サーキュレータ側通信部182がタイマ運転の残り時間を含む制御信号を受信したら、タイマ運転の残り時間を受信した制御信号の残り時間にする。除湿ユニット2のみが電源ゼロクロス回路88搭載したものであっても、タイマ運転時において残り時間がゼロになったタイミングで、除湿ユニット2とサーキュレータ3との停止タイミングが大幅にズレることがないので、コストアップを阻止しつつ停止タイミングのズレによるユーザの不信感発生を未然に阻止することができ、製品性が向上する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
空調ユニットと、
当該空調ユニットに対して連動して運転する連動動作を行う送風ユニットと、
前記連動動作を所定時間だけ行うタイマ運転と、を備え、
前記空調ユニット及び前記送風ユニットの一方は、
入力された電源の交流電圧の電圧ゼロ点を検出し検出信号として出力する電源ゼロクロス回路と、
前記一方側に対しての入力信号に基づき制御信号を出力する一方側マイコンと、
当該一方側マイコンから出力された前記制御信号を前記空調ユニット及び前記送風ユニットの他方に送信する送信部と、を有し、
前記一方側マイコンは、
前記電源ゼロクロス回路での前記検出信号に基づき前記タイマ運転の経過時間をカウントする一方側計時手段と、
当該一方側計時手段でカウントした前記経過時間を前記所定時間から減じて前記タイマ運転の残り時間を算出する一方側残り時間算出手段と、を有し、
前記一方側マイコンは、前記一方側残り時間算出手段で算出した前記タイマ運転の残り時間がゼロになったら、前記一方側の前記連動動作を停止させ、
前記空調ユニット及び前記送風ユニットの前記他方は、
前記他方側に対しての入力信号に基づき前記他方側の駆動部を動作させる他方側マイコンと、
前記送信部から送信された前記制御信号を受信する受信部と、を有し、
前記他方側マイコンは、
クロック信号を発生させる内蔵発振回路と、
当該内蔵発振回路で発生する前記クロック信号に基づき前記タイマ運転の経過時間をカウントする他方側計時手段と、
当該他方側計時手段でカウントした前記経過時間を前記所定時間から減じて前記タイマ運転の残り時間を算出する他方側残り時間算出手段と、を有し、
前記他方側マイコンは、前記他方側残り時間算出手段で算出した前記タイマ運転の残り時間がゼロになったら、前記他方側の前記連動動作を停止させ、
前記送信部は、前記一方側残り時間算出手段で算出した前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を前記受信部へ送信し、
前記他方側マイコンは、前記受信部が前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を受信したら、前記タイマ運転の残り時間を受信した前記制御信号の残り時間にすることを特徴とする空気調和機。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記送信部は、少なくとも前記タイマ運転の残り時間がゼロになった時点で前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を送信することを特徴とした請求項1記載の空気調和機。
【請求項3】
前記送信部は、前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を所定周期で送信することを特徴とした請求項1記載の空気調和機。
【請求項4】
前記送風ユニットは、前記空調ユニットに対して一体又は分離して運転し、
前記タイマ運転は、前記空調ユニットに対する分離時に実行されることを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調ユニットに対して連動して運転する送風ユニットを備えた空気調和機に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、空調ユニットとしての空気調和機と送風ユニットとしての加湿機での連動動作を所定時間だけ行うタイマ運転時、空調ユニットから送信した制御信号を送風ユニットが受信することで、連動動作に沿わない内容の運転を送風ユニットが単独で実施する事態を阻止し、効率のよい連動動作が実施可能な内容が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2806232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この従来のものでは、空調ユニットと送風ユニットとで連動動作を所定時間だけ行うタイマ運転時、所定時間が経過し残り時間がゼロになった時点で空調ユニットと送風ユニットとの停止タイミングがズレないようすることについて何ら開示されておらず、タイマ運転の残り時間がゼロになった時点で空調ユニット又は送風ユニットの一方が停止しているにも関わらず、空調ユニット又は送風ユニットの他方の運転がしばらく継続した後停止し、タイマ運転の残り時間がゼロになった時点で空調ユニットと送風ユニットとの停止タイミングが大幅にズレることでユーザに不信感を与える虞があることから、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、空調ユニットと、
当該空調ユニットに対して連動して運転する連動動作を行う送風ユニットと、
前記連動動作を所定時間だけ行うタイマ運転と、を備え、
前記空調ユニット及び前記送風ユニットの一方は、
入力された電源の交流電圧の電圧ゼロ点を検出し検出信号として出力する電源ゼロクロス回路と、
前記一方側に対しての入力信号に基づき制御信号を出力する一方側マイコンと、
当該一方側マイコンから出力された前記制御信号を前記空調ユニット及び前記送風ユニットの他方に送信する送信部と、を有し、
前記一方側マイコンは、
前記電源ゼロクロス回路での前記検出信号に基づき前記タイマ運転の経過時間をカウントする一方側計時手段と、
当該一方側計時手段でカウントした前記経過時間を前記所定時間から減じて前記タイマ運転の残り時間を算出する一方側残り時間算出手段と、を有し、
前記一方側マイコンは、前記一方側残り時間算出手段で算出した前記タイマ運転の残り時間がゼロになったら、前記一方側の前記連動動作を停止させ、
前記空調ユニット及び前記送風ユニットの前記他方は、
前記他方側に対しての入力信号に基づき前記他方側の駆動部を動作させる他方側マイコンと、
前記送信部から送信された前記制御信号を受信する受信部と、を有し、
前記他方側マイコンは、
クロック信号を発生させる内蔵発振回路と、
当該内蔵発振回路で発生する前記クロック信号に基づき前記タイマ運転の経過時間をカウントする他方側計時手段と、
当該他方側計時手段でカウントした前記経過時間を前記所定時間から減じて前記タイマ運転の残り時間を算出する他方側残り時間算出手段と、を有し、
前記他方側マイコンは、前記他方側残り時間算出手段で算出した前記タイマ運転の残り時間がゼロになったら、前記他方側の前記連動動作を停止させ、
前記送信部は、前記一方側残り時間算出手段で算出した前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を前記受信部へ送信し、
前記他方側マイコンは、前記受信部が前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を受信したら、前記タイマ運転の残り時間を受信した前記制御信号の残り時間にすることを特徴とした。
【0006】
また、請求項2では、前記送信部は、少なくとも前記タイマ運転の残り時間がゼロになった時点で前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を送信することを特徴とした。
【0007】
また、請求項3では、前記送信部は、前記タイマ運転の残り時間を含む前記制御信号を所定周期で送信することを特徴とした。
【0008】
また、請求項4では、前記送風ユニットは、前記空調ユニットに対して一体又は分離して運転し、
前記タイマ運転は、前記空調ユニットに対する分離時に実行されることを特徴とした。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、一方側マイコンは、電源ゼロクロス回路での検出信号に基づきタイマ運転の経過時間をカウントする一方側計時手段と、当該一方側計時手段でカウントした経過時間を所定時間から引いてタイマ運転の残り時間を算出する一方側残り時間算出手段と、を有し、送信部は、一方側残り時間算出手段で算出したタイマ運転の残り時間を含む制御信号である制御信号を受信部へ送信し、他方側マイコンは、受信部が制御信号を受信したら、タイマ運転の残り時間を受信した制御信号の残り時間にするので、タイマ運転の残り時間がゼロになった時点で空調ユニットと送風ユニットとの停止タイミングが大幅にズレることがないため、ユーザの不信感発生を未然に阻止し製品性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態における除湿機の一体時における正面から見た外観斜視図。
本実施形態における除湿機の一体時における背面から見た外観斜視図。
サーキュレータ付除湿機の一体時における縦断面図。
サーキュレータ付除湿機の一体時における分解斜視図。
サーキュレータ付除湿機の機能構成を示す概略的な機能ブロック図。
図5の機能ブロックのうち、各電源部を特に説明するための概略的な機能ブロック図。
分離時におけるサーキュレータの正面から見た外観斜視図。
分離時におけるサーキュレータの背面から見た外観斜視図。
分離時における除湿機の使用状態の一例を示す外観斜視図。
サーキュレータにおいてサーキュレータ側制御部により実行される制御信号無効処理を説明するフローチャート。
図10の処理に対応する除湿機で実行されるシーケンス図。
本実施形態の除湿ユニット側におけるタイマ運転時の動作を説明するフローチャート。
本実施形態のサーキュレータ側におけるタイマ運転時の動作を説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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