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公開番号
2024120219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023026867
出願日
2023-02-24
発明の名称
石油ストーブ
出願人
株式会社コロナ
代理人
主分類
F24C
5/18 20060101AFI20240829BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】シーム溶接に対応できる構造としつつ、メンテナンス性を確保した石油ストーブを提供する。
【解決手段】燃油を貯留するタンク本体55bと、タンク本体55bの開口部に溶接によって接合されるタンク上55aと、タンク本体55bの外径より大きい外径を有する置台56と、タンク本体55bの外径より内側に配設され第1係止部21aを備える第1脚部材21と、第1係止部21aを受ける第1係止受部22aを備える第2脚部材22と、タンク本体55bの燃油を燃焼する燃焼部15とを備え、第2脚部材22は置台56と着脱可能な着脱部22dをさらに備え、着脱部22dはタンク本体55bの外径より外側に備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上部に開口した開口部を有し燃油を貯留するタンク本体と、
前記タンク本体の前記開口部に溶接によって接合されるタンク上と、
前記タンク本体の外径より大きい外径を有する置台と、
前記タンク本体の下面で前記タンク本体の外径より内側に配設され第1係止部を備える第1脚部材と、
前記第1係止部を受ける第1係止受部を備える第2脚部材と、
前記タンク本体の前記燃油を燃焼する燃焼部と、
を備え、
前記第2脚部材は前記置台と着脱可能な着脱部をさらに備え、
前記着脱部は前記タンク本体の外径より外側に備えた
ことを特徴とする石油ストーブ。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記第1脚部材は第2係止部を備え、
前記第2脚部材は前記第2係止部を受ける第2係止受部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載した石油ストーブ。
【請求項3】
前記第1脚部材は前記置台と当接する底部を備え、
前記第2脚部材は、
前記底部の上面に対向して前記底部を横断する横断部と、
前記横断部と非横断部との境界線を跨って延設する補強部と、
を備える
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載した石油ストーブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は石油ストーブに関し、特に石油ストーブの燃料タンクの下部に備わる脚部の構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、この種の石油ストーブは、置台の上部に燃料タンクを備え、該燃料タンクの中央上部に芯上下機構部と燃料筒とを含む燃焼部を備えており、置台と燃料タンクの間は燃焼用の空気が通過できる空間が備えられている。
例えば、特許文献1に記載の石油ストーブは、略四角形の置台の四方に燃料タンクを支える4本の脚部を備え、それぞれの脚部は燃料タンクの下面に溶接され、置台に化粧ねじなどの締結部材で固定されている。石油ストーブは、燃料タンクと置台の間にこの脚部を介在させることにより、燃焼用空気が通過する空間を有している。
【0003】
ところで、この種の石油ストーブは、燃焼用空気が置台と燃料タンクの間の空間を通過するため、長い使用期間の間に置台の上に、特に燃焼タンクの真下に埃が堆積することがある。石油ストーブの安全な使用のためには、定期的に置台の上に堆積した埃を除去することが望ましく、そのため、この種の石油ストーブの構造としては、メンテナンス時に置台と脚部を締結している化粧ねじを外し、石油ストーブから置台を分離して、置台に堆積した埃を除去することができるようになっている。
そのため、置台と脚部を締結している化粧ねじは、置台と燃料タンクの間の、容易に指が届く位置にあり、燃料タンクの中心から比較的外側に備えられている。
【0004】
一方で、この特許文献1の石油ストーブの燃料タンクは、燃料を貯留するタンク本体と、タンク本体の上部に備わるタンク上を、シーム溶接で全周を繋ぎ合わせた構造を有している。また、製造工程上、このシーム溶接に先立って、脚部はタンク本体の下面に溶接されている。
【0005】
ところで、一般にシーム溶接は、溶接用の電極に2枚の比較的大きな円板状のローラー電極を用いて線状に溶接する方法である。
したがって、脚部の溶接位置は、タンク本体とタンク上をシーム溶接する際のローラー電極が脚部に干渉しない位置に溶接する必要があるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
意匠登録1516440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一方、とりわけ小型でコンパクトな石油ストーブでは、燃料タンクと置台との間の空間を十分に確保できない場合が多く、脚部を燃料タンクの比較的外側に設けた場合、シーム溶接のローラー電極に干渉してしまい、反対に比較的内側に設けた場合、小型化が実現できないことや、置台と脚部とを締結している化粧ねじの着脱時に化粧ねじに指が届きづらくなり使いづらいものであり、改善の余地があった。
【0008】
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、シーム溶接に対応できる構造としつつ、置台と脚部を着脱しやすくしてメンテナンス性を確保した石油ストーブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1では、上部に開口した開口部を有し燃油を貯留するタンク本体と、前記タンク本体の前記開口部に溶接によって接合されるタンク上と、前記タンク本体の外径より大きい外径を有する置台と、前記タンク本体の下面で前記タンク本体の外径より内側に配設され第1係止部を備える第1脚部材と、前記第1係止部を受ける第1係止受部を備える第2脚部材と、前記タンク本体の前記燃油を燃焼する燃焼部と、を備え、前記第2脚部材は前記置台と着脱可能な着脱部をさらに備え、前記着脱部は前記タンク本体の外径より外側に備えたことを特徴とした。
【0010】
請求項2では、前記第1脚部材は第2係止部を備え、前記第2脚部材は前記第2係止部を受ける第2係止受部を備えることを特徴とした。
(【0011】以降は省略されています)
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