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公開番号
2024121078
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023027970
出願日
2023-02-27
発明の名称
風呂給湯装置
出願人
株式会社コロナ
代理人
主分類
F24H
15/196 20220101AFI20240830BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】入浴中、入浴者に異常が発生した場合、確実に報知を行い、入浴中の事故を防止する。
【解決手段】制御装置28には、第一のタイマー手段39でカウントした時間が所定時間を超えると、入浴者の覚醒を促す旨を報知させると共に、所定時間経過後、第一のタイマー手段39でカウントした時間が所定の長湯インターバル時間を超える毎に浴室内リモコン29の報知手段で体動を促す旨の報知をさせる報知開始手段41と、報知開始手段41で報知をしたあと、体動判定手段34で人の動きが判定されなかった場合、入浴者に異常が発生したと判定する異常判定手段42と、を設けた風呂給湯装置において、制御装置28には、異常判定手段42が入浴者に異常が発生したと判定した場合、入浴者の皮膚に刺激を与えて覚醒を促す動作を行わせる刺激開始手段43を設けた。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
浴槽内に湯水を供給する循環口と、
浴槽内における圧力変化から水位を検出する水位センサと、
浴室内における人の動きを検出する人感センサと、
浴室内に設けられた浴室内リモコンと、前記各リモコンと通信可能に接続された制御装置とを備え、
前記制御装置には、
前記水位センサの検出した圧力変化に基づいて、人が入浴したか否かを判定する入浴判定手段と、
前記人感センサの検出結果に基づいて、入浴中に人が動いているか否かを判定する体動判定手段と、
前記入浴判定手段で人が入浴したと判定してから出浴したと判定するまでカウントする第一のタイマー手段と、
前記体動判定手段が入浴中に人が動かないと判定し続けた時間をカウントし、人が動いたらカウントをリセットして再びカウントを開始する第二のタイマー手段と、
前記第一のタイマー手段でカウントした時間が所定時間を超えると、入浴者の覚醒を促す旨を報知させると共に、前記所定時間経過後、前記第一のタイマー手段でカウントした時間が所定の長湯インターバル時間を超える毎に前記浴室内リモコンの報知手段で体動を促す旨の報知をさせる報知開始手段と、
前記報知開始手段で報知をしたあと、前記体動判定手段で人の動きが判定されなかった場合、前記入浴者に異常が発生したと判定する異常判定手段と、
を設けた風呂給湯装置において、
前記制御装置には、前記異常判定手段が前記入浴者に異常が発生したと判定した場合、前記入浴者の皮膚に刺激を与えて覚醒を促す動作を行わせる刺激開始手段を設けたことを特徴とする風呂給湯装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
浴槽内の浴槽水温度を検出する風呂温度センサを備え、
前記刺激開始手段は、前記風呂温度センサで検出した浴槽水温度よりも所定温度差がある温度の湯または水を前記循環口から供給させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の風呂給湯装置。
【請求項3】
浴槽内の湯水を排水させることが可能な電動排水栓と、
浴槽内の浴槽水温度を検出する風呂温度センサを備え、
前記異常判定手段が前記入浴者に異常が発生したと判定したあと、
前記刺激開始手段は、前記電動排水栓から所定排水量の水を排水し、前記風呂温度センサで検出した浴槽水温度よりも所定温度差がある温度の湯または水を前記循環口から供給させる第一刺激動作を行わせるようにしたことを特徴とする請求項1記載の風呂給湯装置。
【請求項4】
前記第一刺激動作後、前記入浴者が前記所定のアクションを行わなかった場合、前記刺激開始手段は、前記電動排水栓から前記所定排水量より多い水量を排水し、前記風呂温度センサで検出した浴槽水温度よりも所定温度差がある温度の湯または水を前記循環口から供給させる第二刺激動作を行わせるようにしたことを特徴とする請求項3記載の風呂給湯装置。
【請求項5】
浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度センサを備え、
前記異常判定手段が前記入浴者に異常が発生したと判定したあと、前記入浴者が前記所定のアクションを行った場合、前記制御装置は、前記水位センサで検出した水位が予め定められた設定水位になるように湯水を供給または排水し、前記風呂温度センサで検出した風呂温度が予め定められた風呂設定温度になるように温度を調整するようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の風呂給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、入浴者に異常が発生したとき安全を確保する風呂給湯装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、浴槽内での人の動静を検知する浴槽内動静検知センサ(ここでは水位センサ)と、浴槽内動静検知センサで人の静止状態が検知されている間カウントするタイマーとを備えた浴槽内異常検知システムにおいて、人が入浴したまま、静止状態にあることを水位センサで検知している時間を前記タイマーでカウントし、前記時間のカウントが所定時間を超えたときに浴槽内異常の発生可能性を報知する報知手段を備えたものが知られていた(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-236984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、音声だけの報知だけでは、入浴している人が意識障害もしくは睡眠状態から覚醒させることができず、入浴者が水中に沈んでしまう等の異常につながってしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するため、浴槽内に湯水を供給する循環口と、浴槽内における圧力変化から水位を検出する水位センサと、浴室内における人の動きを検出する人感センサと、浴室内に設けられた浴室内リモコンと、前記各リモコンと通信可能に接続された制御装置とを備え、前記制御装置には、前記水位センサの検出した圧力変化に基づいて、人が入浴したか否かを判定する入浴判定手段と、前記人感センサの検出結果に基づいて、入浴中に人が動いているか否かを判定する体動判定手段と、前記入浴判定手段で人が入浴したと判定してから出浴したと判定するまでカウントする第一のタイマー手段と、前記体動判定手段が入浴中に人が動かないと判定し続けた時間をカウントし、人が動いたらカウントをリセットして再びカウントを開始する第二のタイマー手段と、前記第一のタイマー手段でカウントした時間が所定時間を超えると、入浴者の覚醒を促す旨を報知させると共に、前記所定時間経過後、前記第一のタイマー手段でカウントした時間が所定の長湯インターバル時間を超える毎に前記浴室内リモコンの報知手段で体動を促す旨の報知をさせる報知開始手段と、前記報知開始手段で報知をしたあと、前記体動判定手段で人の動きが判定されなかった場合、前記入浴者に異常が発生したと判定する異常判定手段と、を設けた風呂給湯装置において、前記制御装置には、前記異常判定手段が前記入浴者に異常が発生したと判定した場合、前記入浴者の皮膚に刺激を与えて覚醒を促す動作を行わせる刺激開始手段を設けた。
【0006】
また、浴槽内の浴槽水温度を検出する風呂温度センサを備え、前記刺激開始手段は、前記風呂温度センサで検出した浴槽水温度よりも所定温度差がある温度の湯または水を前記循環口から供給させるようにした。
【0007】
また、浴槽内の湯水を排水させることが可能な電動排水栓と、浴槽内の浴槽水温度を検出する風呂温度センサを備え、前記異常判定手段が前記入浴者に異常が発生したと判定したあと、前記刺激開始手段は、前記電動排水栓から所定排水量の水を排水し、前記風呂温度センサで検出した浴槽水温度よりも所定温度差がある温度の湯または水を前記循環口から供給させる第一刺激動作を行わせるようにした。
【0008】
また、前記第一刺激動作後、前記入浴者が前記所定のアクションを行わなかった場合、前記刺激開始手段は、前記電動排水栓から前記所定排水量より多い水量を排水し、前記風呂温度センサで検出した浴槽水温度よりも所定温度差がある温度の湯または水を前記循環口から供給させる第二刺激動作を行わせるようにした。
【0009】
また、浴槽内の湯水の温度を検出する風呂温度センサを備え、前記異常判定手段が前記入浴者に異常が発生したと判定したあと、前記入浴者が前記所定のアクションを行った場合、前記制御装置は、前記水位センサで検出した水位が予め定められた設定水位になるように湯水を供給または排水し、前記風呂温度センサで検出した風呂温度が予め定められた風呂設定温度になるように温度を調整するようにした。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、入浴者に異常が発生していると判定した場合、入浴者の皮膚に直接刺激を与えることで、音による報知よりも確実に入浴者に覚醒を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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