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公開番号2024118764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025233
出願日2023-02-21
発明の名称ガスオーブン
出願人株式会社パロマ
代理人個人,個人
主分類F24C 15/02 20060101AFI20240826BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】オーブン扉の開閉操作に使用する把持部が熱くなりにくいガスオーブンを提供する。
【解決手段】第一保護部30は、オーブン扉15の前面15Bの上端部15Aに固定される。第一保護部30の前壁部31は前面15Bとの間に第一間隙D1を有し、上端部15Aからの輻射熱を遮る。握部40の一対の支持部43は、基端部43Bが第一保護部30に固定され、前方に延び、先端部43A間に把持部42が設けられる。基端部43B間には第二保護部41が設けられ、前壁部31との間に第二間隙D2を形成する。第二保護部41は前壁部31からの輻射熱を遮り、把持部42の温度上昇を抑制する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
前側に開口部を有する焼成庫と、前記焼成庫の前側に、下端側を軸として縦開きに開閉可能に設けられ、閉状態で前記開口部を閉塞するオーブン扉とを備えるガスオーブンにおいて、
前記オーブン扉は、前記オーブン扉の上端部に組み付けられ、前記オーブン扉の開閉操作において使用される取手部を備え、
前記取手部は、
前記オーブン扉の上端から前方に延出する上壁部と、前記上壁部の前端から下方に延出する前壁部とを有し、前記前壁部と前記オーブン扉の前記上端部における前面との間に所定の第一間隙を形成する第一保護部と、
前記第一保護部の前記前壁部から前方に延び、左右方向に並ぶ一対の支持部と、
左右方向に延び、一対の前記支持部それぞれの先端部に接続し、前記オーブン扉の開閉操作において使用者に把持される把持部と、
左右方向に延び、前記把持部の後方且つ前記第一保護部の前記前壁部の前方の位置に配置され、前記前壁部との間に所定の第二間隙を形成する第二保護部と
を備えたこと
を特徴とするガスオーブン。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記第二保護部、前記把持部及び一対の前記支持部は一体に形成されており、
前記第二保護部は、左右方向の両端が一対の前記支持部それぞれの基端部に接続し、
前記第二保護部の上端は、前記支持部の上端と同じ高さ位置にあり、
前記第二保護部の下端は、前記把持部の下端よりも下方に位置すること
を特徴とする請求項1に記載のガスオーブン。
【請求項3】
前記第二間隙は、前記第二保護部の下部よりも上部において広く形成されたこと
を特徴とする請求項2に記載のガスオーブン。
【請求項4】
前記第二保護部は、上端から前記前壁部へ向けて延出する延出部を備えたこと
を特徴とする請求項2又は3に記載のガスオーブン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスオーブンに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ガスオーブンの焼成庫を開閉するオーブン扉は、下端側を軸として縦開きに開閉可能に設けられる。オーブン扉を開閉する際に使用者が操作する取手部は、オーブン扉の上端部に設けられる。例えば特許文献1では、扉のガラス部の外周部を保持する外周枠部に把手を備える。そして、把手の把持部と対向する扉(外周枠部)の表面にガード部材を設け、ガード部材と扉との間に空間を設けることで、ガード部材の温度上昇を防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-149870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ガスオーブンの長時間の使用によってガード部材の表面温度が上昇した場合に、使用者が把持部を把持する際にガード部材に触れると、熱さによる不快感を感じる可能性があった。
【0005】
本発明の目的は、オーブン扉の開閉操作に使用する把持部が熱くなりにくいガスオーブンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願請求項1に係る発明のガスオーブンは、前側に開口部を有する焼成庫と、前記焼成庫の前側に、下端側を軸として縦開きに開閉可能に設けられ、閉状態で前記開口部を閉塞するオーブン扉とを備えるガスオーブンにおいて、前記オーブン扉は、前記オーブン扉の上端部に組み付けられ、前記オーブン扉の開閉操作において使用される取手部を備え、前記取手部は、前記オーブン扉の上端から前方に延出する上壁部と、前記上壁部の前端から下方に延出する前壁部とを有し、前記前壁部と前記オーブン扉の前記上端部における前面との間に所定の第一間隙を形成する第一保護部と、前記第一保護部の前記前壁部から前方に延び、左右方向に並ぶ一対の支持部と、左右方向に延び、一対の前記支持部それぞれの先端部に接続し、前記オーブン扉の開閉操作において使用者に把持される把持部と、左右方向に延び、前記把持部の後方且つ前記第一保護部の前記前壁部の前方の位置に配置され、前記前壁部との間に所定の第二間隙を形成する第二保護部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明のガスオーブンは、請求項1に係る発明の構成に加え、前記第二保護部、前記把持部及び一対の前記支持部は一体に形成されており、前記第二保護部は、左右方向の両端が一対の前記支持部それぞれの基端部に接続し、前記第二保護部の上端は、前記支持部の上端と同じ高さ位置にあり、前記第二保護部の下端は、前記把持部の下端よりも下方に位置することを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明のガスオーブンは、請求項2に係る発明の構成に加え、前記第二間隙は、前記第二保護部の下部よりも上部において広く形成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明のガスオーブンは、請求項2又は3に係る発明の構成に加え、前記第二保護部は、上端から前記前壁部へ向けて延出する延出部を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明のガスオーブンによれば、取手部の第一保護部は、オーブン扉の上端部前面との間に第一間隙を有するので、把持部を把持した使用者の手に、焼成庫からオーブン扉を介して放出される輻射熱を遮る。取手部はさらに、把持部の後方且つ第一保護部の前方に、第一保護部との間に第二間隙を有する第二保護部を備える。故に使用者は、把持部を把持する場合に、第二保護部よりも表面温度が高くなりやすい第一保護部に触れにくい。また、第二保護部によって第一保護部から把持部側への輻射熱が遮られる。故に把持部が熱くなりにくいので、使用者は、安心して把持部を把持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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