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公開番号2025017416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120423
出願日2023-07-25
発明の名称給湯暖房機
出願人株式会社パロマ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F24H 9/00 20220101AFI20250130BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】暖房タンク内に基準電極を配設できない場合であっても、暖房タンク内の水位を検出できること。
【解決手段】暖房回路Bの途中に設けられる暖房タンク69と、制御基板79と、を備え、前記暖房タンク69は、樹脂製のケーシング69Eと、ケーシング69E内に配されている2個の水位電極90(第1の水位電極90A及び第2の水位電極90B)であって、下端の高さが互いに異なる2個の水位電極90を備え、制御基板79は、水位電極90に流れる電流の有無に基づいて暖房タンク69内の水位を検出する給湯暖房機1において、暖房回路Bは、金属製の配管部材(接続配管93)を少なくとも一部に含み、制御基板79には、各水位電極90から延びる電線91A,91Bが接続されるとともに、配管部材に固定される配管部材用電線91Cが接続される、給湯暖房機1。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
暖房回路の途中に設けられる暖房タンクと、
制御基板と、
を備え、
前記暖房タンクは、樹脂製のケーシングと、前記ケーシング内に配されている2個の水位電極であって、下端の高さが互いに異なる2個の水位電極を備え、前記制御基板は、前記水位電極に流れる電流の有無に基づいて前記暖房タンク内の水位を検出する給湯暖房機において、
前記暖房回路は、金属製の配管部材を少なくとも一部に含み、
前記制御基板には、各前記水位電極から延びる電線が接続されるとともに、前記配管部材に固定される配管部材用電線が接続される、給湯暖房機。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給湯暖房機であって、
前記暖房タンクの下部には接続口が形成され、前記接続口には前記配管部材の一部をなし、前記暖房タンクに前記暖房回路内の湯水を導出し、又は前記暖房タンク内の湯水が排出される接続配管が接続されており、前記配管部材用電線は、前記接続配管に接続される、給湯暖房機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、給湯暖房機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
給湯回路と、家屋内に設けられた床下暖房端末等に接続されて循環加熱回路を構成する暖房回路を備え、暖房回路の途中に暖房タンクを備えた給湯暖房機が一般に供されている(例えば、特許文献1参照)。前記タンクは、循環加熱回路内の湯水の膨張分を吸収するバッファとして機能するとともに、循環加熱回路へ水を注入する注水部品として機能する。
【0003】
このような暖房タンクの内部には、高さ違いに設けられるHi、Lo2つの水位電極と、水位電極より低い位置に設けられる基準電極とが設けられる。2つの水位電極及び基準電極は、制御基板に電気的に接続されており、この制御基板には、電源コード、アース線等が接続される。このような給湯暖房機では、基準電極の電位を基準電位とし、この基準電位に対するHi、Loそれぞれの水位電極の電位を見ることで、タンク内のおよその水位を検出できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-024495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、水位を検出する性質上、基準電極については、Hi、Lo2つの電極より下に設けるのが好ましい。しかしながら、暖房タンクのサイズ、形状、内部構造によっては、基準電極を暖房タンク内に設けるのが難しい場合がある。
本明細書では、暖房タンク内に基準電極を配設できない場合であっても、暖房タンク内の水位を検出できる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の給湯暖房機は、暖房回路の途中に設けられる暖房タンクと、制御基板と、を備え、前記暖房タンクは、樹脂製のケーシングと、前記ケーシング内に配されている2個の水位電極であって、下端の高さが互いに異なる2個の水位電極を備え、前記制御基板は、前記水位電極からの電気信号に基づいて前記暖房タンク内の水位を検出する給湯暖房機において、前記暖房回路は、金属製の配管部材を少なくとも一部に含み、前記制御基板には、各前記水位電極から延びる電線が接続されるとともに、前記配管部材に固定される配管部材用電線が接続される。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によると、暖房タンク内に基準電極を配設できない場合であっても、暖房タンク内の水位を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る給湯暖房機の正面図である。
図2は、フロントカバーを除いた給湯暖房機の正面図である。
図3は、給湯暖房機の概略回路図である。
図4は、暖房タンク及び制御基板の模式図である。
図5は、フロントカバーを除いた給湯暖房機の部分的な正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0010】
(1)本開示の給湯暖房機は、暖房回路の途中に設けられる暖房タンクと、制御基板と、を備え、前記暖房タンクは、樹脂製のケーシングと、前記ケーシング内に配されている2個の水位電極であって、下端の高さが互いに異なる2個の水位電極を備え、前記制御基板は、前記水位電極からの電気信号に基づいて前記暖房タンク内の水位を検出する給湯暖房機において、前記暖房回路は、金属製の配管部材を少なくとも一部に含み、前記制御基板には、各前記水位電極から延びる電線が接続されるとともに、前記配管部材に固定される配管部材用電線が接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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