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公開番号2025084539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198515
出願日2023-11-22
発明の名称バルブユニット及びコンロ
出願人株式会社パロマ
代理人個人,個人
主分類F24C 3/12 20060101AFI20250527BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ガスの供給量を3段階に切り替え可能とした場合であっても、バルブユニットが肥大化するのを防止できるバルブユニット及びコンロを提供する。
【解決手段】第2バルブボディ32はガス導入路52、第1弁室53、第1通路54、第2通路55、第2弁室56、第3通路57、第4通路59、第1迂回路61、第2迂回路62、第1電磁弁81、第2電磁弁82を備える。第1電磁弁81は前後方向に向けられた姿勢で、第1弁室53を形成する第1筒状部321の後端部に固定される。第1電磁弁81の第1弁体811は第1通路54と連通する第1連通穴532を開閉する。第2電磁弁82は上下方向に向けられた姿勢で、第2弁室56を形成する第2筒状部322の上端部に固定される。第2電磁弁82の第2弁体821は第3通路57と連通する第3連通穴563を開閉する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ガスの供給と非供給を切り替える切替装置を備え、バーナへのガスの供給量を切り替え可能なバルブユニットにおいて、
前後方向に延び、前記切替装置の上部に設けられるバルブボディを備え、
前記バルブボディは、
前記バルブボディの下側部に設けられ、下方に向けて開口し、前記切替装置からガスの供給を受けるガス入口と、
前記ガス入口から上方に延びるガス導入路と、
前記バルブボディの後端部に設けられ、後方に向けて開口し、前記ガス導入路の上端部と連通する第1弁室と、
前記バルブボディにおける前記第1弁室よりも前側の上部に設けられ、上方に向けて開口する第2弁室と、
前記第1弁室の内側の前面部に設けられた第1連通穴を介して連通し、前方向に延びる第1通路と、
前記第1通路の前端部から上方向に延び、前記第2弁室の内側の底面部に設けられた第2連通穴を介して前記第2弁室の内側と連通する第2通路と、
前記第2弁室の前記底面部に設けられた第3連通穴から下方に延びる第3通路と、
前記第3通路の下端部から前方に延びる第4通路と、
前記第4通路と連通し、上方向に延びるガス導出路と、
前記バルブボディの上部に設けられ、前記ガス導出路の上端部と連通するガス出口と、
前記第1弁室の前記前面部に設けられた第1迂回穴と、
前記第1迂回穴と前記第1通路との間を連通させる第1迂回路と、
前記第2弁室の前記底面部に設けられた第2迂回穴と、
前記第2迂回穴と前記第4通路との間を連通させる第2迂回路と
を備え、
前記第1弁室を形成する第1筒状部の後端部には、前記第1連通穴の周囲に形成された第1弁座と接離する第1弁体を有する第1電磁弁が、前記第1弁体を前記第1弁座に向けて突出した姿勢で固定され、
前記第2弁室を形成する第2筒状部の上端部には、前記第3連通穴の周囲に形成された第2弁座と接離する第2弁体を有する第2電磁弁が、前記第2弁体を前記第2弁座に向けて突出した姿勢で固定されていること
を特徴とするバルブユニット。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記第4通路には、ガス量調節用の第1ニードル弁が前後方向に移動自在に挿入されたこと
を特徴とする請求項1に記載のバルブユニット。
【請求項3】
前記第1迂回路には、ガス量を規制する第2ニードル弁が挿入されたこと
を特徴とする請求項1又は2に記載のバルブユニット。
【請求項4】
請求項1に記載のバルブユニットを備えたコンロ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バルブユニット及びコンロに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鍋底温度に基づいて、ガスの供給量を3段階に切り替え可能としたガスコンロが提案されている(例えば特許文献1参照)。このガスコンロでは、大小2段階に火力を切り替え可能なコンロに比べ、自動火力調整をより繊細に実施できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-55724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のガスコンロは、2段階に火力を切り替え可能なガスコンロに比べ、多くの通路や電磁弁を設ける必要がある。故にバルブユニットの肥大化を招き、ガスコンロの筐体内において隣接する他部材と干渉する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、ガスの供給量を3段階に切り替え可能とした場合であっても、バルブユニットが肥大化するのを防止できるバルブユニット及びコンロを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1のバルブユニットは、ガスの供給と非供給を切り替える切替装置を備え、バーナへのガスの供給量を切り替え可能なバルブユニットにおいて、前後方向に延び、前記切替装置の上部に設けられるバルブボディを備え、前記バルブボディは、前記バルブボディの下側部に設けられ、下方に向けて開口し、前記切替装置からガスの供給を受けるガス入口と、前記ガス入口から上方に延びるガス導入路と、前記バルブボディの後端部に設けられ、後方に向けて開口し、前記ガス導入路の上端部と連通する第1弁室と、前記バルブボディにおける前記第1弁室よりも前側の上部に設けられ、上方に向けて開口する第2弁室と、前記第1弁室の内側の前面部に設けられた第1連通穴を介して連通し、前方向に延びる第1通路と、前記第1通路の前端部から上方向に延び、前記第2弁室の内側の底面部に設けられた第2連通穴を介して前記第2弁室の内側と連通する第2通路と、前記第2弁室の前記底面部に設けられた第3連通穴から下方に延びる第3通路と、前記第3通路の下端部から前方に延びる第4通路と、前記第4通路と連通し、上方向に延びるガス導出路と、前記バルブボディの上部に設けられ、前記ガス導出路の上端部と連通するガス出口と、前記第1弁室の前記前面部に設けられた第1迂回穴と、前記第1迂回穴と前記第1通路との間を連通させる第1迂回路と、前記第2弁室の前記底面部に設けられた第2迂回穴と、前記第2迂回穴と前記第4通路との間を連通させる第2迂回路とを備え、前記第1弁室を形成する第1筒状部の後端部には、前記第1連通穴の周囲に形成された第1弁座と接離する第1弁体を有する第1電磁弁が、前記第1弁体を前記第1弁座に向けて突出した姿勢で固定され、前記第2弁室を形成する第2筒状部の上端部には、前記第3連通穴の周囲に形成された第2弁座と接離する第2弁体を有する第2電磁弁が、前記第2弁体を前記第2弁座に向けて突出した姿勢で固定されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2のバルブユニットの前記第4通路には、ガス量調節用の第1ニードル弁が前後方向に移動自在に挿入されてもよい。
【0008】
請求項3のバルブユニットの前記第1迂回路には、ガス量を規制する第2ニードル弁が挿入されてもよい。
【0009】
請求項4のコンロは、請求項1に記載のバルブユニットを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1のバルブユニットによれば、第1電磁弁と第2電磁弁の両方を開くことでバーナを強火力とし、第1電磁弁を開き、第2電磁弁を閉じることでバーナを中火力とし、第1電磁弁と第2電磁弁の両方を閉じることでバーナを弱火力にできる。第1電磁弁を後方に、第2電磁弁を上方に突出するように配置したことで、3段階に火力を切替え可能としつつも、バルブユニットの形状を左右方向においてスリムにできる。これにより、左右方向においてバルブユニットが隣接して配置される場合、バルブユニット同士が干渉するのを防止できる。なお、バルブユニットの向きは、コンロの筐体内に設置されたときの向きで定義したものであり、ユーザ側を前側とする。
(【0011】以降は省略されています)

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