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公開番号
2025023528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127730
出願日
2023-08-04
発明の名称
取り付け金具
出願人
株式会社パロマ
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
F24H
9/20 20220101AFI20250207BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】取り付け金具を金属製の水管の直管部に装着してロウ付けする場合に、取り付け金具のロウ付け工程の間、取り付け金具の姿勢を安定的に維持できること。
【解決手段】給湯暖房機1が備える金属製の接続配管93の直管部93Aに装着された状態で、直管部93Aの前側に、厚み方向が前後方向を向くように配置される平板部110であって、当接部110Aと、電線固定部110Bと、を有する平板部110と、電線固定部110Bの上下方向両端部から後側に延びている一対の折り曲げ片部111と、当接部110Aの右側の端部に連なっている弾性変形可能な弾性板部112と、を備え、弾性板部112の円弧状部分と折り曲げ片部111の円弧状部分との距離Wは、装着対象となる直管部93Aの外径よりも短くされている、取り付け金具94。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
給湯装置が備える金属製の水管の直管部に装着される取り付け金具であって、
前記直管部の軸線方向を第1方向、前記第1方向に直交する方向のうちの特定方向を第2方向、前記第1方向及び前記第2方向の双方に直交する方向を第3方向と定義した場合に、
当該取り付け金具が前記直管部に装着された状態で、前記直管部の前記第2方向一方側に、厚み方向が前記第2方向を向くように配置される平板部であって、
前記直管部側の面が前記直管部の外表面に当接する当接部と、
前記当接部の前記第3方向一方側に連なっており、貫通孔を有する電線固定部と、
を有する平板部と、
前記電線固定部の前記第1方向両端部から前記第2方向他方側に延びており、厚み方向が前記第1方向を向く一対の折り曲げ片部と、
前記当接部の前記第3方向他方側の端部に連なっており、内面が前記直管部に対向するように前記第2方向他方側に向けて延び、前記第3方向に弾性変形可能な弾性板部と、
を備え、
前記一対の折り曲げ片部の前記第3方向他方側の端縁部、及び、前記弾性板部は、前記直管部の外面形状に対応した円弧状に形成され、前記弾性板部の円弧状部分と前記折り曲げ片部の円弧状部分との距離は、装着対象となる前記直管部の外径よりも短くされ、
前記弾性板部において前記円弧状部分よりも前記第2方向他方側の部分は、端部に向けて前記第3方向他方側に広がる拡板部とされており、
前記平板部が前記直管部に向けて押し込まれると、前記拡板部が前記直管部により前記第3方向他方側に押し広げられて、前記弾性板部と前記折り曲げ片部との間に前記直管部が受け入れられ、さらに前記直管部が前記平板部に当接する状態まで押し込まれ、前記直管部が前記拡板部を乗り越えると、前記弾性板部は自身の復元力により前記直管部を前記第3方向一方側に付勢し、前記一対の折り曲げ片部との間で、前記直管部を前記第3方向両側から挟持する、取り付け金具。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の取り付け金具であって、
前記直管部の軸心から前記当接部に仮想垂線を引いたと仮定したときに、前記当接部は、前記仮想垂線の交点よりも前記第3方向他方側にまで延びている、取り付け金具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、取り付け金具に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、径の異なる曲管部に取り付け可能とされた取り付け部材が開示されている。特許文献1に記載の取り付け部材は、C字状に形成されて異なる径の曲管部を外側から把持可能にされたクリップ部と、クリップ部に対して鋭角をなして連結される固定部材を備え、クリップ部を曲管部に把持させたときに、クリップ部の2点と固定部材の1点で曲管部の3点に当接し、ロウ付けが完了するまでの間の曲管部に対する姿勢を安定化できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-101848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の取り付け部材は、クリップ部と固定部材が鋭角に連結されているため、直管部に取り付けることができないという課題がある。
本明細書では、取り付け金具を金属製の水管の直管部に装着してロウ付けする場合に、取り付け金具のロウ付け工程の間、取り付け金具の姿勢を安定的に維持できる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の給湯暖房機は、給湯装置が備える金属製の水管の直管部に装着される取り付け金具であって、前記直管部の軸線方向を第1方向、前記第1方向に直交する方向のうちの特定方向を第2方向、前記第1方向及び前記第2方向の双方に直交する方向を第3方向と定義した場合に、当該取り付け金具が前記直管部に装着された状態で、前記直管部の前記第2方向一方側に、厚み方向が前記第2方向を向くように配置される平板部であって、前記直管部側の面が前記直管部の外表面に当接する当接部と、前記当接部の前記第3方向一方側に連なっており、貫通孔を有する電線固定部と、を有する平板部と、前記電線固定部の前記第1方向両端部から前記第2方向他方側に延びており、厚み方向が前記第1方向を向く一対の折り曲げ片部と、前記当接部の前記第3方向他方側の端部に連なっており、内面が前記直管部に対向するように前記第2方向他方側に向けて延び、前記第3方向に弾性変形可能な弾性板部と、を備え、前記一対の折り曲げ片部の前記第3方向他方側の端縁部、及び、前記弾性板部は、前記直管部の外面形状に対応した円弧状に形成され、前記弾性板部の円弧状部分と前記折り曲げ片部の円弧状部分との距離は、装着対象となる前記直管部の外径よりも短くされ、前記弾性板部において前記円弧状部分よりも前記第2方向他方側の部分は、端部に向けて前記第3方向他方側に広がる拡板部とされており、前記平板部が前記直管部に向けて押し込まれると、前記拡板部が前記直管部により前記第3方向他方側に押し広げられて、前記弾性板部と前記折り曲げ片部との間に前記直管部が受け入れられ、さらに前記直管部が前記平板部に当接する状態まで押し込まれ、前記直管部が前記拡板部を乗り越えると、前記弾性板部は自身の復元力により前記直管部を前記第3方向一方側に付勢し、前記一対の折り曲げ片部との間で、前記直管部を前記第3方向両側から挟持する。
【発明の効果】
【0006】
上記の構成によると、取り付け金具を金属製の水管の直管部に装着してロウ付けする場合に、取り付け金具のロウ付け工程の間、取り付け金具の姿勢を安定的に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1に係る給湯暖房機の正面図である。
図2は、フロントカバーを除いた給湯暖房機の正面図である。
図3は、給湯暖房機の概略回路図である。
図4は、暖房タンク及び制御基板の模式図である。
図5は、フロントカバーを除いた給湯暖房機の部分的な正面図である。
図6は、取り付け金具の斜視図である。
図7は、取り付け金具の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0009】
(1)本開示の取り付け金具は、給湯装置が備える金属製の水管の直管部に装着される取り付け金具であって、前記直管部の軸線方向を第1方向、前記第1方向に直交する方向のうちの特定方向を第2方向、前記第1方向及び前記第2方向の双方に直交する方向を第3方向と定義した場合に、当該取り付け金具が前記直管部に装着された状態で、前記直管部の前記第2方向一方側に、厚み方向が前記第2方向を向くように配置される平板部であって、前記直管部側の面が前記直管部の外表面に当接する当接部と、前記当接部の前記第3方向一方側に連なっており、貫通孔を有する電線固定部と、を有する平板部と、前記電線固定部の前記第1方向両端部から前記第2方向他方側に延びており、厚み方向が前記第1方向を向く一対の折り曲げ片部と、前記当接部の前記第3方向他方側の端部に連なっており、内面が前記直管部に対向するように前記第2方向他方側に向けて延び、前記第3方向に弾性変形可能な弾性板部と、を備え、前記一対の折り曲げ片部の前記第3方向他方側の端縁部、及び、前記弾性板部は、前記直管部の外面形状に対応した円弧状に形成され、前記弾性板部の円弧状部分と前記折り曲げ片部の円弧状部分との距離は、装着対象となる前記直管部の外径よりも短くされ、前記弾性板部において前記円弧状部分よりも前記第2方向他方側の部分は、端部に向けて前記第3方向他方側に広がる拡板部とされており、前記平板部が前記直管部に向けて押し込まれると、前記拡板部が前記直管部により前記第3方向他方側に押し広げられて、前記弾性板部と前記折り曲げ片部との間に前記直管部が受け入れられ、さらに前記直管部が前記平板部に当接する状態まで押し込まれ、前記直管部が前記拡板部を乗り越えると、前記弾性板部は自身の復元力により前記直管部を前記第3方向一方側に付勢し、前記一対の折り曲げ片部との間で、前記直管部を前記第3方向両側から挟持する。
【0010】
上記(1)に記載の取り付け金具によれば、取り付け金具が直管部に装着されると、弾性板部が直管部を第3方向一方側に向けて付勢するため、径が異なる直管部であっても弾性板部と折り曲げ片部とによって直管部を第3方向両側から挟持できる。
このため上記(1)に記載の取り付け金具によれば、取り付け金具を金属製の水管の直管部に装着してロウ付けする場合に、取り付け金具のロウ付け工程の間、取り付け金具の姿勢を安定的に維持できる。
(2)上記(1)に記載の取り付け金具であって、前記直管部の軸心から前記当接部に仮想垂線を引いたと仮定したときに、前記当接部は、前記仮想垂線の交点よりも前記第3方向他方側にまで延びていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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