TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024101382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-29
出願番号2023005343
出願日2023-01-17
発明の名称加湿器
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20240722BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】気化フィルタの回転による騒音を低減することができる加湿器を提供する。
【解決手段】送風ファン6の回転数が所定値より小さい場合、ターンモータ24の回転速度を所定の回転速度より小さくするようにしたので、気化フィルタ9の回転による着水及び離水時の騒音、並びに水滴の落下音(ポチャポチャ音)を低減することができ、運転音が比較的小さい状況下において発生する騒音を極力低減することで、ユーザーに与える不快感を極力抑えることができる。

【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
器具本体と、
水を貯水する水槽と、
当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、
前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、
当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、
当該送風経路中に設けられ、前記水槽の水に下部が浸漬し回転駆動が可能な気化フィルタと、
当該気化フィルタを所定の回転速度で回転駆動するターンモータと、
前記気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、
前記加湿空気を前記送風ファンにより前記送風口から送風する運転を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記送風ファンの回転数が所定値より小さい場合、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度より小さくすることを特徴とする加湿器。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
器具本体と、
水を貯水する水槽と、
当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、
前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、
当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、
当該送風経路中に設けられ、前記水槽の水に下部が浸漬し回転駆動が可能な気化フィルタと、
当該気化フィルタを所定の回転速度で回転駆動するターンモータと、
前記気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、
前記加湿空気を前記送風ファンにより前記送風口から送風する運転を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ターンモータの回転駆動中において、前記気化フィルタが前記水槽の水に着水する直前から着水して離水する直後までの間は、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度よりも小さくすることを特徴とする加湿器。
【請求項3】
前記ターンモータは、回転角度及び回転速度を制御可能なステッピングモータとし、
前記制御部は、前記気化フィルタが前記水槽に浸漬した状態で回転前の姿勢から、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度よりも小さい回転速度として前記気化フィルタを第一の所定角度だけ回転させ、更に、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度として第二の所定角度だけ回転させ、更に、前記気化フィルタが前記水槽に浸漬した状態で停止するまで前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度よりも小さい回転速度とすることを特徴とする請求項2に記載の加湿器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、気化式の加湿器に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のものでは、気化フィルタを回転自在とし、一方の下端部が水槽部の水中に水没した状態と、水面と略水平に保持される状態と、他方の下端部が水中に水没する状態で夫々停止するようにする加湿器があった。(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-302007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、気化フィルタの回転速度を早くすると、回転そのものの騒音、着水及び離水時の騒音(水を切る音)、並びに離水時にフィルタから水滴が落下する際の音(ポチャポチャ音)が大きくなる。
一方、気化フィルタの回転速度を遅くすると、回転開始から着水までの時間が遅くなることで、加湿を始めるまでの時間がかかってしまう。また、回転中に加湿フィルタに当たらずに通過する空気(加湿に寄与しない空気)が増えるため、加湿量が変動し不安定になってしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の加湿器では、器具本体と、水を貯水する水槽と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路中に設けられ、前記水槽の水に下部が浸漬し回転駆動が可能な気化フィルタと、当該気化フィルタを所定の回転速度で回転駆動するターンモータと、前記気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、前記加湿空気を前記送風ファンにより前記送風口から送風する運転を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記送風ファンの回転数が所定値より小さい場合、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度より小さくすることを特徴としている。
【0006】
また、請求項2の加湿器では、器具本体と、水を貯水する水槽と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路中に設けられ、前記水槽の水に下部が浸漬し回転駆動が可能な気化フィルタと、当該気化フィルタを所定の回転速度で回転駆動するターンモータと、前記気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、前記加湿空気を前記送風ファンにより前記送風口から送風する運転を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ターンモータの回転駆動中において、前記気化フィルタが前記水槽の水に着水する直前から着水して離水する直後までの間は、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度よりも小さくすることを特徴としている。
【0007】
また、請求項3の加湿器では、前記ターンモータは、回転角度及び回転速度を制御可能なステッピングモータとし、前記制御部は、前記気化フィルタが前記水槽に浸漬した状態で回転前の姿勢から、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度よりも小さい回転速度として前記気化フィルタを第一の所定角度だけ回転させ、更に、前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度として第二の所定角度だけ回転させ、更に、前記気化フィルタが前記水槽に浸漬した状態で停止するまで前記ターンモータの回転速度を前記所定の回転速度よりも小さい回転速度とすることを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、制御部は、送風ファンの回転数が所定値より小さい場合、ターンモータの回転速度を所定の回転速度より小さくするようにしたので、気化フィルタの回転による着水及び離水時の騒音、並びに水滴の落下音(ポチャポチャ音)を低減することができ、運転音が比較的小さい状況下において発生する騒音を極力低減することで、ユーザーに与える不快感を極力抑えることができる。
【0009】
また、制御部は、ターンモータの回転駆動中において、気化フィルタが水槽の水に着水する直前から着水して離水する直後までの間は、ターンモータの回転速度を所定の回転速度よりも小さくするようにしたので、着水及び離水時の騒音、並びに水滴の落下音(ポチャポチャ音)を低減しつつ、気化フィルタに当たらずに通過する空気(加湿に寄与しない空気)を減らして加湿量の変動を抑制することができる。
【0010】
また、ターンモータは、回転角度及び回転速度を制御可能なステッピングモータとし、制御部は、気化フィルタが水槽に浸漬した状態で回転前の姿勢から、ターンモータの回転速度を所定の回転速度よりも小さい回転速度として気化フィルタを第一の所定角度だけ回転させ、更に、ターンモータの回転速度を所定の回転速度として第二の所定角度だけ回転させ、更に、気化フィルタが水槽に浸漬した状態で停止するまでターンモータの回転速度を所定の回転速度よりも小さい回転速度としたので、特別にセンサ等を用いることがなく、気化フィルタ9回転時の騒音の低減及び加湿量変動の抑制を容易かつ高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社コロナ
燃焼装置
6日前
株式会社コロナ
加湿器
24日前
株式会社コロナ
空気調和機
23日前
株式会社コロナ
石油給湯機
21日前
個人
トイレ用換気機構
24日前
個人
食材入り食器の加熱保温方法
6日前
株式会社ノーリツ
温水装置
20日前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
24日前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
20日前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
20日前
株式会社パロマ
湯沸器
14日前
株式会社パロマ
湯沸器
24日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
24日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
24日前
株式会社ノーリツ
浴室システム
14日前
株式会社ノーリツ
給湯器
7日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
7日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
17日前
リンナイ株式会社
空調装置
6日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
17日前
大阪瓦斯株式会社
浴室暖房乾燥機
20日前
大阪瓦斯株式会社
温水供給システム
24日前
株式会社ノーリツ
給湯暖房システム
14日前
三機工業株式会社
配管配線検査方法
13日前
日昌株式会社
クリーンブース
1日前
リンナイ株式会社
熱交換器
14日前
リンナイ株式会社
浴室空調装置
7日前
シャープ株式会社
加湿器
1か月前
大和ハウス工業株式会社
除塵装置
13日前
三菱電機株式会社
給湯装置
1日前
株式会社新富士空調
風量調整丸ダンパー
20日前
大和ハウス工業株式会社
除塵装置
24日前
大和ハウス工業株式会社
除塵装置
15日前
日本プラスト株式会社
風量調整装置
20日前
シャープ株式会社
加熱調理機
24日前
日本プラスト株式会社
風向調整装置
20日前
続きを見る