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公開番号2024130466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040212
出願日2023-03-15
発明の名称除塵装置
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 7/06 20060101AFI20240920BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】花粉等を適切に集塵可能な除塵装置を提供する。
【解決手段】内部空間10aに向けてエアシャワーSが吹き出されることによって使用者Uを除塵可能な吹き出し口11a、及び内部空間10aから空気が吸引される吸気口11bが形成された側壁部11と、エアカーテンCを発生させるエアカーテンユニット14と、を具備し、吸気口11bから空気が吸引される際に、エアカーテンユニット14から発生されたエアカーテンCによって粉塵の動きを制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
内部空間が形成されると共に、当該内部空間で使用者の除塵を行う除塵装置であって、
前記内部空間に向けて空気が吹き出されることによって前記使用者を除塵可能な吹き出し口、及び前記内部空間から空気が吸引される吸気口が形成された本体部と、
エアカーテンを発生させるカーテン発生部と、
を具備し、
前記吸気口から空気が吸引される際に、前記カーテン発生部から発生された前記エアカーテンによって粉塵の動きを制御する、
除塵装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記吹き出し口からの空気は、
前記内部空間に設定された所定位置に向けて吹き出され、
前記カーテン発生部は、
前記所定位置及び前記吸気口を囲むように、前記エアカーテンを発生させる、
請求項1に記載の除塵装置。
【請求項3】
前記吹き出し口からの空気は、
前記エアカーテンが発生している状態で吹き出される、
請求項2に記載の除塵装置。
【請求項4】
前記カーテン発生部は、
前記エアカーテンとして、前記所定位置及び前記吸気口を囲む第1エアカーテンと、前記吸気口に向けて空気を吹き出すことで前記第1エアカーテンの内側に形成される第2エアカーテンと、を発生可能であり、前記吸気口から空気が吸引される前に前記第2エアカーテンを発生させる、
請求項2に記載の除塵装置。
【請求項5】
前記カーテン発生部は、
複数の前記第2エアカーテンを発生可能であり、
前記吸気口から空気が吸引される前に、前記所定位置に近いものから順に前記第2エアカーテンを発生させる、
請求項4に記載の除塵装置。
【請求項6】
前記吹き出し口からの空気は、
前記内部空間に設定された所定位置に向けて吹き出され、
前記カーテン発生部は、
前記吹き出し口からの空気の噴射後に、前記所定位置から前記吸気口に向かうように、前記エアカーテンを移動させる、
請求項1に記載の除塵装置。
【請求項7】
前記使用者を検知可能な検知部をさらに具備し、
前記カーテン発生部は、
前記検知部が前記使用者を検知してから前記吹き出し口から空気が噴射されるまでの間、前記所定位置の近傍に前記エアカーテンを発生させる、
請求項5に記載の除塵装置。
【請求項8】
前記カーテン発生部及び前記吹き出し口に空気を供給する共通のファンをさらに具備する、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の除塵装置。
【請求項9】
前記カーテン発生部は、
前記吹き出し口から前記エアカーテンを発生させる、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の除塵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気を吹き出すことによって除塵を行う除塵装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、空気を吹き出すことによって除塵を行う除塵装置の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載のエアシャワー装置には、密閉されたエアシャワー室が形成される。前記エアシャワー装置は、送風ユニット及び排気ユニットを具備する。送風ユニットは、エアシャワー室で使用者に空気を吹き付けることで、使用者に付着した花粉を吹き飛ばすことができる。排気ユニットは、送風ユニットの下方に配置される。排気ユニットは、エアシャワー室内の空気を吸引することで、使用者から吹き飛ばした花粉を外部に排出可能に構成される。
【0004】
しかし、前記エアシャワー室において使用者から吹き飛ばされた花粉はエアシャワー室内に散乱するため、固定位置(送風ユニットの下)に排気ユニットを設けただけでは、花粉を十分に吸引することができず、花粉を適切に集塵できないおそれがある。このように、花粉を適切に集塵できない場合、使用者に花粉が再付着するおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-180490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、花粉等を適切に集塵可能な除塵装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、内部空間が形成されると共に、当該内部空間で使用者の除塵を行う除塵装置であって、前記内部空間に向けて空気が吹き出されることによって前記使用者を除塵可能な吹き出し口、及び前記内部空間から空気が吸引される吸気口が形成された本体部と、エアカーテンを発生させるカーテン発生部と、を具備し、前記吸気口から空気が吸引される際に、前記カーテン発生部から発生された前記エアカーテンによって粉塵の動きを制御するものである。
【0009】
請求項2においては、前記吹き出し口からの空気は、前記内部空間に設定された所定位置に向けて吹き出され、前記カーテン発生部は、前記所定位置及び前記吸気口を囲むように、前記エアカーテンを発生させるものである。
【0010】
請求項3においては、前記吹き出し口からの空気は、前記エアカーテンが発生している状態で吹き出されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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