TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024101636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023005648
出願日2023-01-18
発明の名称ガスオーブン
出願人株式会社パロマ
代理人個人,個人
主分類F24C 15/34 20060101AFI20240723BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】操作部に収容する電装基板が熱の影響を受けにくいガスオーブンを提供する。
【解決手段】操作部10は前ケース20と後ケース30の内部に電装基板51を収容する。操作部10はガスオーブンの本体部2の上部に固定される取付板部7にネジ止めされて取り付けられる。取付板部7の本体部71は、後ケース30の背面の少なくとも一部を後方から覆う。取付板部7の下側突出部75は本体部71の下端部から前方に突出し、後ケース30の底面の少なくとも一部を下方から覆う。取付板部7は、焼成庫からの熱を遮り、後ケース30の表面温度の上昇を抑制することで、電装基板51を熱から保護する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
前側に開口部を有する焼成庫と、前記焼成庫の前側に、下端側を軸として縦開きに開閉可能に設けられ、閉状態で前記開口部を閉塞するオーブン扉と、前記オーブン扉の上側で且つ前記焼成庫の前記開口部の上側に固定され、ハーネスを介してコントローラと電気的に接続される操作部とを備えるガスオーブンにおいて、
前記焼成庫の前記開口部の上側には、少なくとも、面方向が前方を向く背壁部と、前記背壁部の下端から前方に延出し、面方向が上方を向く底壁部とを有する金属製の取付板部が設けられ、
前記操作部は、
前記取付板部に固定されると共に、操作ボタンを備える前面部と、前記前面部の左右両端からそれぞれ後方に延出する左右の側面部と、前記前面部の上端から後方に延出し、前記左右の側面部に接続する上面部とを備える樹脂製の前ケースと、
前記前面部の後ろ側に配置される背面部と、前記背面部の下端から前方に延出する底面部とを備え、前記前ケースの後ろ側に固定される樹脂製の後ケースと、
前記前ケースと前記後ケースとの間に収納される一又は複数の電装基板と
を備え、
前記前ケースが前記取付板部に固定された状態で、
前記取付板部の前記背壁部は、前記後ケースの前記背面部の少なくとも一部を後ろ側から覆い、
且つ前記取付板部の前記底壁部は、前記後ケースの前記底面部の少なくとも一部を下側から覆うこと
を特徴とするガスオーブン。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記取付板部の前記背壁部は、前記後ケースの前記背面部との間に所定の第一間隙を有して配置され、
且つ前記取付板部の前記底壁部は、前記後ケースの前記底面部との間に所定の第二間隙を有して配置されること
を特徴とする請求項1に記載のガスオーブン。
【請求項3】
前記後ケースの前記背面部の上端と、前記取付板部の前記背壁部の上端との間に、前記第一間隙と外部とを連通する第一連通部を有し、
前記後ケースの前記底面部の前端と、前記取付板部の前記底壁部の前端との間に、前記第二間隙と外部とを連通する第二連通部を有し、
前記第一間隙と前記第二間隙は連通し、それぞれ前記第一連通部及び前記第二連通部を介して、前記操作部と前記取付板部との間を大気が通過可能な通路を形成すること
を特徴とする請求項2に記載のガスオーブン。
【請求項4】
前記第一連通部は、前記第一間隙と外部とを連通する開口部分を前記操作部の後方へ向けて開口し、
前記第二連通部は、前記第二間隙と外部とを連通する開口部分を前記操作部の下方へ向けて開口すること
を特徴とする請求項3に記載のガスオーブン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスオーブンに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ガスオーブンは、焼成庫の開口部の上側に操作部を備える。焼成庫からの輻射熱で、操作部の底部及び後部は熱くなる。操作部には電装基板が収容されており、熱により動作に影響を及ぼす場合がある。例えば特許文献1では、操作部の底面と背面に金属製のパネルアングルを配置し、焼成庫からの輻射熱を防ぐことで、電装基板の熱による影響を低減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-302063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、高火力のガスオーブンにおいてはパネルアングルの表面温度が上昇し、パネルアングルからの輻射熱によって電装基板が動作に影響を及ぼす可能性があった。
【0005】
本発明の目的は、操作部に収容する電装基板が熱の影響を受けにくいガスオーブンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願請求項1に係る発明のガスオーブンは、前側に開口部を有する焼成庫と、前記焼成庫の前側に、下端側を軸として縦開きに開閉可能に設けられ、閉状態で前記開口部を閉塞するオーブン扉と、前記オーブン扉の上側で且つ前記焼成庫の前記開口部の上側に固定され、ハーネスを介してコントローラと電気的に接続される操作部とを備えるガスオーブンにおいて、前記焼成庫の前記開口部の上側には、少なくとも、面方向が前方を向く背壁部と、前記背壁部の下端から前方に延出し、面方向が上方を向く底壁部とを有する金属製の取付板部が設けられ、前記操作部は、前記取付板部に固定されると共に、操作ボタンを備える前面部と、前記前面部の左右両端からそれぞれ後方に延出する左右の側面部と、前記前面部の上端から後方に延出し、前記左右の側面部に接続する上面部とを備える樹脂製の前ケースと、前記前面部の後ろ側に配置される背面部と、前記背面部の下端から前方に延出する底面部とを備え、前記前ケースの後ろ側に固定される樹脂製の後ケースと、前記前ケースと前記後ケースとの間に収納される一又は複数の電装基板とを備え、前記前ケースが前記取付板部に固定された状態で、前記取付板部の前記背壁部は、前記後ケースの前記背面部の少なくとも一部を後ろ側から覆い、且つ前記取付板部の前記底壁部は、前記後ケースの前記底面部の少なくとも一部を下側から覆うことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明のガスオーブンは、請求項1に係る発明の構成に加え、前記取付板部の前記背壁部は、前記後ケースの前記背面部との間に所定の第一間隙を有して配置され、且つ前記取付板部の前記底壁部は、前記後ケースの前記底面部との間に所定の第二間隙を有して配置されることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明のガスオーブンは、請求項2に係る発明の構成に加え、前記後ケースの前記背面部の上端と、前記取付板部の前記背壁部の上端との間に、前記第一間隙と外部とを連通する第一連通部を有し、前記後ケースの前記底面部の前端と、前記取付板部の前記底壁部の前端との間に、前記第二間隙と外部とを連通する第二連通部を有し、前記第一間隙と前記第二間隙は連通し、それぞれ前記第一連通部及び前記第二連通部を介して、前記操作部と前記取付板部との間を大気が通過可能な通路を形成することを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明のガスオーブンは、請求項3に係る発明の構成に加え、前記第一連通部は、前記第一間隙と外部とを連通する開口部分を前記操作部の後方へ向けて開口し、前記第二連通部は、前記第二間隙と外部とを連通する開口部分を前記操作部の下方へ向けて開口することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明のガスオーブンによれば、後ケースの背面部と底面部の少なくとも一部を取付板部で覆うので、後ケースの表面温度の上昇が抑制され、基板を熱から保護できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社パロマ
給湯器
6日前
株式会社パロマ
湯沸器
14日前
株式会社パロマ
湯沸器
24日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
17日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
17日前
株式会社パロマ
暖房タンク及び加熱装置
6日前
株式会社パロマ
暖房タンク及び加熱装置
6日前
株式会社コロナ
加湿器
24日前
株式会社コロナ
石油給湯機
21日前
株式会社コロナ
空気調和機
23日前
個人
トイレ用換気機構
24日前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
24日前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
1か月前
個人
食材入り食器の加熱保温方法
6日前
株式会社ノーリツ
温水装置
20日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
24日前
株式会社パロマ
湯沸器
24日前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
20日前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
20日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
24日前
株式会社パロマ
湯沸器
14日前
株式会社ノーリツ
浴室システム
14日前
株式会社ノーリツ
給湯器
7日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
17日前
大阪瓦斯株式会社
浴室暖房乾燥機
20日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
7日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
17日前
リンナイ株式会社
空調装置
6日前
三機工業株式会社
配管配線検査方法
13日前
日昌株式会社
クリーンブース
1日前
株式会社ノーリツ
給湯暖房システム
14日前
大阪瓦斯株式会社
温水供給システム
24日前
リンナイ株式会社
浴室空調装置
7日前
リンナイ株式会社
熱交換器
14日前
シャープ株式会社
加湿器
1か月前
大和ハウス工業株式会社
除塵装置
15日前
続きを見る