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公開番号2024115723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021526
出願日2023-02-15
発明の名称電気接続箱
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240820BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】組付作業性の向上を可能にした電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱10は、複数の接続部15を有する電気接続箱本体11と、電線22と当該電線22の端部に設けられた端子23とをそれぞれ有する複数の端子付き電線21と、を備える。電気接続箱10には、1つの端子23と1つの接続部15との電気接点部Eが複数構成される。電気接続箱10は、ゴム状弾性材料にて形成され可撓性を有する可撓カバー30を備える。そして、可撓カバー30は、複数の電気接点部Eをまとめて被覆する一括被覆部31を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の接続部を有する電気接続箱本体と、
電線と当該電線の端部に設けられた端子とをそれぞれ有する複数の端子付き電線と、
を備え、
1つの前記端子と1つの前記接続部との電気接点部が複数構成される電気接続箱であって、
ゴム状弾性材料にて形成され、可撓性を有する可撓カバーを備え、
前記可撓カバーは、前記複数の電気接点部をまとめて被覆する一括被覆部を有している、
電気接続箱。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記可撓カバーは、前記複数の端子付き電線からなる電線群の外周を包囲する電線包囲部を有している、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記可撓カバーは、前記一括被覆部と前記電線包囲部とを繋ぐ連結部を有し、
前記連結部は、前記電線群の周方向において部分的に設けられている、
請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記複数の接続部の各々は、先端部を有する柱状をなし、
前記一括被覆部は、前記複数の接続部の前記先端部がそれぞれ嵌合される複数の嵌合部を有している、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記電気接続箱本体は、前記複数の接続部とは別の電気部品を有し、
前記可撓カバーは、前記電気部品を覆う部品覆い部を有している、
請求項1に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載された電気接続箱は、接続部を有する電気接続箱本体と、電気接続箱本体の接続部に接続される端子付き電線とを備える。このような電気接続箱では、ハウジングの内部において、接続部と端子付き電線の端子とが接続された電気接点部が構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-154412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電気接続箱では、ハウジングの内部において前記電気接点部の露出により生じるショートを抑制するために、電気接点部を覆うカバーをハウジング内に設けることが考えられる。ここで、電気接続箱において電気接点部が複数構成されるとともに、複数の電気接点部のそれぞれを個別に覆う複数のカバーを用意する場合、複数の電気接点部に対してカバーを1つずつ取り付ける必要が生じてしまう。
【0005】
本開示の目的は、組付作業性の向上を可能にした電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電気接続箱は、複数の接続部を有する電気接続箱本体と、電線と当該電線の端部に設けられた端子とをそれぞれ有する複数の端子付き電線と、を備え、1つの前記端子と1つの前記接続部との電気接点部が複数構成される電気接続箱であって、ゴム状弾性材料にて形成され、可撓性を有する可撓カバーを備え、前記可撓カバーは、前記複数の電気接点部をまとめて被覆する一括被覆部を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示の電気接続箱によれば、組付作業性の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。
図2は、同形態における電気接続箱の概略構成を示す分解斜視図である。
図3は、同形態の電気接続箱の概略構成を示す分解斜視図である。
図4は、図3における4-4線断面図である。
図5は、図3における5-5線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
[1]複数の接続部を有する電気接続箱本体と、電線と当該電線の端部に設けられた端子とをそれぞれ有する複数の端子付き電線と、を備え、1つの前記端子と1つの前記接続部との電気接点部が複数構成される電気接続箱であって、ゴム状弾性材料にて形成され、可撓性を有する可撓カバーを備え、前記可撓カバーは、前記複数の電気接点部をまとめて被覆する一括被覆部を有している。
【0010】
この構成によれば、可撓カバーの1つの一括被覆部を複数の電気接点部に包括的に被せるだけで、可撓カバーの組付作業を完了させることが可能となる。したがって、組付作業性の向上が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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