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公開番号2024110743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2023015513
出願日2023-02-03
発明の名称充電器
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240808BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電ケーブル内の複数の電線の全ての断線の有無を検知することができる充電器を提供する。
【解決手段】充電器1は、三以上の複数の電線を含む充電ケーブル3と、充電ケーブル3の端部に設けられていると共に車両に接続される充電ガン4と、充電ガン4を保持すると共に、充電ケーブル3の複数の電線のそれぞれと電気的に接続される接続部24を有するガンホルダーと、充電ガン4がガンホルダー6に保持された状態において、複数の電線のそれぞれに対して信号又は電力が出力されると、充電ケーブル3の複数の電線の全ての状態を検知する検知部10と、検知部10における検知結果に基づいて、複数の電線のそれぞれの断線の有無を判定する判定部21と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
三以上の複数の電線を含む充電ケーブルと、
前記充電ケーブルの端部に設けられていると共に車両に接続される充電ガンと、
前記充電ガンを保持すると共に、前記充電ケーブルの複数の前記電線のそれぞれと電気的に接続される接続部を有する保持具と、
前記充電ガンが前記保持具に保持された状態において、複数の前記電線のそれぞれに対して信号又は電力が出力されると、複数の前記電線の全ての状態を検知する検知部と、
前記検知部における検知結果に基づいて、複数の前記電線のそれぞれの断線の有無を判定する判定部と、を備える、充電器。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記充電ガンが前記保持具に保持されたことを検出する検出部を備え、
前記検知部は、前記検出部において前記充電ガンが前記保持具に保持されたことが検出された場合、複数の前記電線の状態を検知する、請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
前記検知部は、一定時間ごとに、複数の前記電線の状態を検知する、請求項1に記載の充電器。
【請求項4】
複数の前記電線の断線の検知を開始するための入力を受け付ける操作部を備え、
前記検知部は、前記操作部において前記入力を受け付けた場合、複数の前記電線の状態を検知する、請求項1に記載の充電器。
【請求項5】
複数の前記電線のうちの少なくとも一つは、前記充電ガンに設けられたラッチロック機構に係るラッチロック電線であり、
前記検知部は、前記ラッチロック電線以外の前記電線の断線検知の実施回数が一定回数以上となった場合、前記ラッチロック電線の状態を検知し、
前記判定部は、前記検知部における検知結果に基づいて、前記ラッチロック電線の断線の有無を判定する、請求項1に記載の充電器。
【請求項6】
前記判定部における判定結果を示す表示部を備える、請求項1に記載の充電器。
【請求項7】
前記検知部において前記電線の状態を検知している最中に前記充電ガンが前記保持具から取り外された場合、前記充電ガンが取り外されたことを前記表示部に表示する、請求項6に記載の充電器。
【請求項8】
複数の前記電線のそれぞれに対して個別に前記信号又は前記電力を出力する出力回路を備え、
前記検知部は、前記出力回路から前記信号又は前記電力が出力されると、複数の前記電線の全ての状態を個別に検知する、請求項1に記載の充電器。
【請求項9】
前記出力回路は、充電時と同じ前記信号又は前記電力を出力する、請求項8に記載の充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の充電器として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の充電器は、車両用充電ケーブルの断線の有無を判定する判定部と、車両用充電ケーブル内の第一の電線に接続する第一接続部及び車両用充電ケーブル内の第二の電線に接続する第二接続部を有する取り付け部と、を備える。判定部は、取り付け部を車両用充電ケーブルの充電コネクタと接続した際に形成される回路上に位置し、車両用充電コネクタが車両と非接続な状態で、車両用充電ケーブルの断線の有無を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-25895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の充電器では、充電ケーブル内の第一の電線及び第二の電線の断線の有無を検知している。例えば、急速充電器の充電ケーブルには、三以上の複数の電線が含まれている。従来の充電器では、複数の電線のそれぞれについては、断線の有無を検知することができない。
【0005】
本発明は、充電ケーブル内の複数の電線の全ての断線の有無を検知することができる充電器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る充電器は、三以上の複数の電線を含む充電ケーブルと、充電ケーブルの端部に設けられていると共に車両に接続される充電ガンと、充電ガンを保持すると共に、充電ケーブルの複数の電線のそれぞれと電気的に接続される接続部を有する保持具と、充電ガンが保持具に保持された状態において、複数の電線のそれぞれに対して信号又は電力が出力されると、複数の電線の全ての状態を検知する検知部と、検知部における検知結果に基づいて、複数の電線のそれぞれの断線の有無を判定する判定部と、を備える。
【0007】
本発明に係る充電器では、検知部は、複数の電線のそれぞれに対して信号又は電力が出力されると、充電ケーブルの複数の電線の全ての状態を検知する。判定部は、検知部における検知結果に基づいて、複数の電線のそれぞれの断線の有無を判定する。これにより、充電器では、複数の電線を含む充電ケーブルにおいて、全ての電線の断線の有無を検知することができる。
【0008】
(2)上記(1)の充電器において、充電ガンが保持具に保持されたことを検出する検出部を備え、検知部は、検出部において充電ガンが保持具に保持されたことが検出された場合、複数の電線の状態を検知してもよい。この構成では、充電ガンを保持具に装着するたびに、複数の電線の状態の検知を行い、断線の有無を検知することができる。
【0009】
(3)上記(1)の充電器において、検知部は、一定時間ごとに、複数の電線の状態を検知してもよい。この構成では、断線の有無の検知を定期的に自動で行うことができる。
【0010】
(4)上記(1)の充電器において、複数の電線の断線の検知を開始するための入力を受け付ける操作部を備え、検知部は、操作部において入力を受け付けた場合、複数の電線の状態を検知してもよい。この構成では、オペレータの操作によって断線の有無の検知が行われるため、必要なタイミングで断線検知を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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