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公開番号
2024117248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023234
出願日
2023-02-17
発明の名称
回転電機
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
1/2798 20220101AFI20240822BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ロータの変形を抑制することができる回転電機を提供する。
【解決手段】モータ61は、ステータ200、ロータ300a,300b及びシャフト340を有している。ロータ300a,300bは、磁石部310,410及び磁石ホルダ320,420を有している。磁石ホルダ320,420は、シャフト340のシャフトフランジ342に固定されている。モータ61は、ホルダ重複部301を有している。ホルダ重複部301は、第1磁石ホルダ320の一部と第2磁石ホルダ420の一部とが軸方向ADに重ねられることで形成されている。ホルダ重複部301には、ホルダ固定面322a,422a及びホルダ介在面323a,423aが含まれている。ホルダ重複部301の少なくとも一部は、シャフト本体341から径方向外側に離れた位置に設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
電力の供給により駆動する回転電機(60)であって、
コイル部(211)を有するステータ(200)と、
回転軸線(Cm)を中心に回転する回転軸部(341)と、
前記回転軸線が延びる軸方向(AD)において前記コイル部に並べられた第1磁石部(310)、及び前記回転軸部に固定され前記第1磁石部を支持している第1支持部(320)を有し、前記回転軸部と共に回転する第1ロータ(300a)と、
前記軸方向において前記コイル部を介して前記第1磁石部に並べられた第2磁石部(410)、及び前記回転軸部に固定され前記第2磁石部を支持している第2支持部(420)を有し、前記回転軸部と共に回転する第2ロータ(300b)と、
を備え、
前記第1支持部と前記第2支持部とが前記軸方向に重ねられた支持重ね部(301)の少なくとも一部が、前記回転軸線の径方向(RD)において前記回転軸部から前記コイル部側に離れた位置に設けられている、回転電機。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記支持重ね部の外周端(301a)は、前記径方向において前記回転軸部よりも前記第1磁石部及び前記第2磁石部に近い位置に設けられている、請求項1に記載の回転電機。
【請求項3】
前記回転軸部から外周側に向けて延び、前記第1支持部及び前記第2支持部が固定されている軸フランジ(342,342a,342b)、を備え、
前記支持重ね部の少なくとも一部は、前記径方向において前記軸フランジから前記コイル部側に離れた位置に設けられている、請求項1又は2に記載の回転電機。
【請求項4】
前記支持重ね部の少なくとも一部は、前記軸フランジに前記軸方向に並ぶ位置に設けられている、請求項3に記載の回転電機。
【請求項5】
前記第1支持部は、
前記支持重ね部に含まれ、前記支持重ね部の外周端(301a)と前記軸フランジとにかけ渡されるように前記径方向に延び、前記第2支持部に対向している第1対向面(322a,323a)を有しており、
前記第2支持部は、
前記支持重ね部に含まれ、前記外周端と前記軸フランジとにかけ渡されるように前記径方向に延び、前記第1支持部に対向し、前記第1対向面に重ねられている第2対向面(422a,423a)を有している、請求項3に記載の回転電機。
【請求項6】
前記第2支持部は、
前記軸方向の一方側から前記軸フランジに重ねられ、前記軸フランジに固定された第2固定部(422)を有しており、
前記第1支持部は、
前記軸方向の一方側から前記第2固定部を介して前記軸フランジに重ねられ、前記第2固定部を介して軸フランジに固定された第1固定部(322)を有している、請求項3に記載の回転電機。
【請求項7】
前記第1支持部及び前記第2支持部の少なくとも一方は、
前記径方向において前記軸フランジと前記コイル部との間に設けられ、前記軸方向に筒状に延びている筒状部(325,425)、を有している、請求項3に記載の回転電機。
【請求項8】
電力の供給により駆動する回転電機(60)であって、
コイル部(211)を有するステータ(200)と、
回転軸線(Cm)を中心に回転する回転軸部(341)、及び前記回転軸部から外周側に延びた軸フランジ(342)を有しているロータ軸部(340)と、
前記回転軸線が延びる軸方向(AD)において前記コイル部に並べられた第1磁石部(310)、及び前記第1磁石部を支持している第1支持部(320)を有し、前記回転軸部と共に回転する第1ロータ(300a)と、
前記軸方向において前記コイル部を介して前記第1磁石部に並べられた第2磁石部(410)、及び前記第2磁石部を支持している第2支持部(420)を有し、前記回転軸部と共に回転する第2ロータ(300b)と、
を備え、
前記第2支持部は、
前記軸方向の一方側から前記軸フランジに重ねられ、前記軸フランジに固定された第2固定部(422)を有しており、
前記第1支持部は、
前記軸方向の一方側から前記第2固定部を介して前記軸フランジに重ねられ、前記第2固定部を介して軸フランジに固定された第1固定部(322)を有している、回転電機。
【請求項9】
前記第1支持部と前記第2支持部との距離を保持するように前記第1支持部と前記第2支持部との間に設けられたスペーサ部(440)、を備えている請求項1又は8に記載の回転電機。
【請求項10】
飛行体(10)に設けられ、前記飛行体を飛行させるために駆動する回転電機である、請求項1又は8に記載の回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この明細書における開示は、回転電機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アキシャルギャップ式のモータについて記載されている。このモータでは、ロータとステータとが軸方向に並べられている。このモータでは、ロータが回転軸部に固定されている。このロータは、回転軸部から外周側に向けて延びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-36519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、ロータが回転軸部から外周側に向けて延びているため、ロータとステータとの吸引力によりロータが変形することが懸念される。
【0005】
本開示の1つの目的は、ロータの変形を抑制することができる回転電機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
【0007】
上記目的を達成するため、開示された態様は、
電力の供給により駆動する回転電機(60)であって、
コイル部(211)を有するステータ(200)と、
回転軸線(Cm)を中心に回転する回転軸部(341)と、
回転軸線が延びる軸方向(AD)においてコイル部に並べられた第1磁石部(310)、及び回転軸部に固定され第1磁石部を支持している第1支持部(320)を有し、回転軸部と共に回転する第1ロータ(300a)と、
軸方向においてコイル部を介して第1磁石部に並べられた第2磁石部(410)、及び回転軸部に固定され第2磁石部を支持している第2支持部(420)を有し、回転軸部と共に回転する第2ロータ(300b)と、
を備え、
第1支持部と第2支持部とが軸方向に重ねられた支持重ね部(301)の少なくとも一部が、回転軸線の径方向(RD)において回転軸部からコイル部側に離れた位置に設けられている、回転電機である。
【0008】
上記態様によれば、支持重ね部では、第1支持部と第2支持部とが軸方向に重ねられている。この構成では、第1磁石部がコイル部に吸引されることで第1支持部に生じる応力と、第2磁石部がコイル部に吸引されることで第2支持部に生じる応力とが、支持重ね部にて相殺されやすい。
【0009】
しかも、支持重ね部の少なくとも一部が回転軸部からコイル部側に離れた位置に設けられている。この構成では、径方向において支持重ね部と第1磁石部及び第2磁石部との距離を極力短くできる。このため、第1支持部では、第1磁石部とコイル部との吸引力により支持重ね部と第1磁石部との間の部位が変形する、ということを抑制できる。また、第2支持部では、第2磁石部とコイル部との吸引力により支持重ね部と第2磁石部との間の部位が変形する、ということを抑制できる。
【0010】
以上により、回転電機において、第1ロータ及び第2ロータの変形を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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