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公開番号2024073926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022184915
出願日2022-11-18
発明の名称アスファルトフィニッシャ
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E01C 19/48 20060101AFI20240523BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】舗装面の品質の向上を実現する。
【解決手段】アスファルトフィニッシャは、トラクタと、トラクタの前側に設置されたホッパと、ホッパ内の舗装材をトラクタの後側へ搬送するコンベアと、コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材を車幅方向に敷き拡げるスクリュと、スクリュによって敷き拡げられた舗装材をスクリュの後側で敷き均すスクリード装置と、スクリード装置を振動させるバイブレータと、を備え、路面に舗装材を敷き均す施工が行われている間に、バイブレータを振動させる周波数を変更する制御を行うように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
トラクタと、
前記トラクタの前側に設置されたホッパと、
前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ搬送するコンベアと、
前記コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材を車幅方向に敷き拡げるスクリュと、
前記スクリュによって敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で敷き均すスクリード装置と、
前記スクリード装置を振動させるバイブレータと、を備え、
前記路面に前記舗装材を敷き均す施工が行われている間に、前記バイブレータを振動させる周波数を変更する制御を行うように構成されている、
アスファルトフィニッシャ。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記路面に敷き均された前記舗装材の状況を取得し、取得した前記状況に基づいて、前記周波数を変更する制御を行うように構成されている、
請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項3】
前記路面に敷き均された前記舗装材の前記状況として、前記舗装材の敷き均し厚さ、前記舗装材に含まれている砕石のサイズ、前記舗装材の温度、及び前記舗装材の種類のうち少なくとも一つ以上を取得するように構成されている、
請求項2に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項4】
前記スクリード装置は、前記アスファルトフィニッシャの車幅方向に伸縮可能な伸縮スクリード装置を含み、
前記伸縮スクリード装置を含む前記スクリード装置の車幅方向の長さを取得し、取得した前記長さに基づいて、前記周波数を変更する制御を行うように構成されている、
請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項5】
前記トラクタによる移動速度を取得し、取得した前記移動速度に基づいて、前記周波数を変更する制御を行うように構成されている、
請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項6】
前記バイブレータを振動させる前記周波数の変更は、前記路面に前記舗装材を敷き均す施工が行われている間に所定の間隔毎に行われる、
請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アスファルトフィニッシャに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トラクタと、トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、ホッパ内の舗装材をトラクタの後側へ給送するコンベアと、コンベアにより給送された舗装材をトラクタの後側で敷き拡げるスクリュと、スクリュにより敷き拡げられた舗装材をスクリュの後側で敷き均すスクリードと、を備えたアスファルトフィニッシャが知られている。
【0003】
アスファルトフィニッシャは、スクリードで路面に舗装材を敷き均す際に、当該舗装材に対する締固めを行う。例えば、特許文献1に記載された技術では、スクリードに設けられたタンパの振動数及びストロークを制御することで、締固め性能を調整する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-113490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アスファルトフィニッシャのスクリードには、タンパの他にバイブレータが設けられている。アスファルトフィニッシャは、舗装材を締め固めのためにタンパのみならず、バイブレータを振動させる制御も行っている。バイブレータの強弱を決める周波数は、舗装材の厚さ等を考慮して、作業者によって手動で設定される傾向にあった。
【0006】
このように、アスファルトフィニッシャにおいては、タンパの締固め性能は施工状況に応じて調整されているのに対して、バイブレータは、手動で設定された周波数で振動しているに留まっている。
【0007】
上述に鑑み、アスファルトフィニッシャの施工状態に応じて、バイブレータを振動させる周波数を変更して、路面の舗装材に対して適切な締固めを行うことで、締固められた舗装面の品質の向上を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係るアスファルトフィニッシャは、トラクタと、トラクタの前側に設置されたホッパと、ホッパ内の舗装材をトラクタの後側へ搬送するコンベアと、コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材を車幅方向に敷き拡げるスクリュと、スクリュによって敷き拡げられた舗装材をスクリュの後側で敷き均すスクリード装置と、スクリード装置を振動させるバイブレータと、を備え、路面に舗装材を敷き均す施工が行われている間に、バイブレータを振動させる周波数を変更する制御を行うように構成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、締固められた舗装面の品質の向上を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る道路機械の一例であるアスファルトフィニッシャを示した図である。
図2は、実施形態に係るバイブレータの配置を例示した図である。
図3は、実施形態に係るコントローラ及びコントローラに接続されている機器の構成例を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係る新設舗装体の断面図である。
図5は、実施形態に係る基本回転数情報記憶部が保持する対応関係を概念的に示した図である。
図6は、実施形態に係る舗装材に用いられる砕石サイズ対応係数記憶部のテーブル構造を例示した図である。
図7は、実施形態に係る舗装材の温度対応係数記憶部のテーブル構造を例示した図である。
図8は、実施形態に係る舗装幅対応係数記憶部のテーブル構造を例示した図である。
図9は、実施形態に係る舗装速度対応係数記憶部のテーブル構造を例示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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