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公開番号2024076893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188715
出願日2022-11-25
発明の名称吐出管及び送風作業機
出願人個人
代理人個人
主分類E01H 1/08 20060101AFI20240530BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】
燃料の使用量を低減し効率的にゴミ等を吹き飛ばすことができる送風作業機の吐出管及び送風作業機の提供。
【解決手段】
送風作業機は、原動機により回転駆動される送風ファンと、前記送風ファンから吐出される空気を案内し吐出口5aが形成された吐出部5と、吐出口5aに接続される吐出管8を有する。吐出管8は、吐出部5に着脱可能に接続される一端部81Aと、一端部81Aと反対側であって空気吐出口81cが形成された他端部81Bと、を有する本体部81を有する。空気吐出口81cには、空気が吐き出される吐出方向Fと反対側に切込によって形成される複数の凸部84を有する。凸部84は、吐出方向Fに延びる垂直凸部85と、吐出方向Fから本体部81の径方向外方に折り曲げられた曲げ凸部86と、が交互に配置されていることを特徴としている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
原動機により回転駆動される送風ファンと、前記送風ファンから吐出される空気を案内する吐出部と、を有する送風作業機の吐出口に接続される吐出管であって、
前記吐出部に着脱可能に接続される一端部と、前記一端部と反対側であって空気吐出口が形成された他端部と、を有する本体部を有し、
前記空気吐出口には、空気が吐き出される吐出方向と反対側の切込によって形成される複数の凸部を有し、
複数の前記凸部は、前記吐出方向に延びる垂直凸部と、前記吐出方向から前記本体部の径方向外方に折り曲げられた曲げ凸部と、が交互に配置されていることを特徴とする吐出管。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記吐出方向に突出し、前記空気吐出口から吐き出される空気の流れを所定の方向に案内する案内部と、前記案内部よりも前記吐出方向と反対方向に窪んだ窪み部と、をさらに有し、
前記案内部及び前記窪み部の前記吐出方向端部には、複数の前記垂直凸部と、複数の前記曲げ凸部と、が交互に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吐出管。
【請求項3】
原動機と、
前記原動機により回転駆動される送風ファンと、
前記送風ファンから吐出される空気を案内する吐出部と、
前記吐出部に着脱可能に接続される一端部と、前記一端部と反対側であって空気吐出口が形成された他端部と、を有する本体部を有し、前記空気吐出口には、空気が吐き出される吐出方向と反対側の切込によって形成される複数の凸部を有し、複数の前記凸部は、前記吐出方向に延びる垂直凸部と、前記吐出方向から前記本体部の径方向外方に折り曲げられた曲げ凸部と、が交互に配置されている吐出管と、を有することを特徴とする送風作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は吐出管及び送風作業機に関し、特に原動機によって駆動される送風作業機の吐出管及び送風作業機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、街路やマンション等に散乱した落ち葉やゴミ等を、携帯型の送風作業機を用いて寄せ集めることが行われている。送風作業機は、エンジンやモータ等の原動機と、原動機によって回転駆動される送風ファンと、送風ファンからの風を所望の方向へ噴出させる吐出管と、を有する。
【0003】
送風作業機は、作業者が背中に背負ったり肩にかけたりして吐出管を手で握り持ち運びながら作業をする形式と、作業者が手に持ち作業を行う形式と、がある。送風作業機の吐出口に連結された吐出管の先端からの吐出方向を変更する切り欠きを設けた技術が知られている(特許文献1)。
【0004】
他の送風作業機では、送風機に連結される筒状の噴管の先端に切り欠き部が形成されているため、噴管の先端を地面に押し付けることで空気が切り欠き部から前方に噴出される。これにより、壁等の隅に溜まるゴミ等を容易に吹き飛ばすことができる(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-13954号公報
特開2016-123398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の送風作業機では切り欠き部の開口面積が小さいことにより、噴管の排気抵抗が大きく効率性が良くないという問題があった。また、原動機を有する送風作業機では、使用燃料低減のための高効率化が求められていた。
【0007】
そこで、本発明は、燃料の使用量を低減し効率的にゴミ等を吹き飛ばすことができる送風作業機の吐出管及び送風作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために第1の発明は、原動機により回転駆動される送風ファンと、前記送風ファンから吐出される空気を案内する吐出部と、を有する送風作業機の吐出口に接続される吐出管であって、前記吐出部に着脱可能に接続される一端部と、前記一端部と反対側であって空気吐出口が形成された他端部と、を有する本体部を有し、前記空気吐出口には、空気が吐き出される吐出方向と反対側の切込によって形成される複数の凸部を有し、複数の前記凸部は、前記吐出方向に延びる垂直凸部と、前記吐出方向から前記本体部の径方向外方に折り曲げられた曲げ凸部と、が交互に配置されていることを特徴とする吐出管を提供している。
【0009】
第2の発明では、第1の発明に記載された吐出管であって、前記本体部は、前記吐出方向に突出し、前記空気吐出口から吐き出される空気の流れを所定の方向に案内する案内部と、前記案内部よりも前記吐出方向と反対方向に窪んだ窪み部と、をさらに有し、前記案内部及び前記窪み部の前記吐出方向端部には、複数の前記垂直凸部と、複数の前記曲げ凸部と、が交互に形成されていることを特徴としている。
【0010】
第3の発明では、原動機と、前記原動機により回転駆動される送風ファンと、前記送風ファンから吐出される空気を案内する吐出部と、前記吐出部に着脱可能に接続される一端部と、前記一端部と反対側であって空気吐出口が形成された他端部と、を有する本体部を有し、前記空気吐出口には、空気が吐き出される吐出方向と反対側の切込によって形成される複数の凸部を有し、複数の前記凸部は、前記吐出方向に延びる垂直凸部と、前記吐出方向から前記本体部の径方向外方に折り曲げられた曲げ凸部と、が交互に配置されている吐出管と、を有することを特徴とする送風作業機を提供している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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