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公開番号2024071157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181958
出願日2022-11-14
発明の名称安全装置及びアスファルトフィニッシャ
出願人個人
代理人個人
主分類E01C 19/48 20060101AFI20240517BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】安全装置及びアスファルトフィニッシャを提供する。
【解決手段】コントローラ50は、エンジンの動力を車輪Wに伝える伝動制御部51と、接触センサ72からのセンシング信号を検出する検出部52と、伝動制御部51を制御する伝動切替部54と、伝動切替部54による制御の有効及び無効を切り替えるモード切替部55と、を備える。伝動切替部54は、伝動制御部51による車両本体の伝動制御を有効にする有効状態と、当該伝動制御を無効にする無効状態と、の間で切り替え自在である。検出部52がセンシング信号を検出しているとき、伝動切替部54は有効状態にして、検出部52がセンシング信号を検出していないとき、伝動切替部54は無効状態にする。モード切替部55は、スクリード40が下位置の場合には伝動切替部54による制御を有効にする一方、スクリード40が上位置の場合には伝動切替部54による制御を無効にする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
アスファルトフィニッシャの車両本体の前方にある物を検出する接触センサと、
前記接触センサが前記物を検出した際、前記車両本体の移動を規制する安全制御装置と、を備えることを特徴とする安全装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記接触センサを収容するケーシングと、を備え、
前記ケーシングは、
前記車両本体に取り付けられるベース部材と、
前記ベース部材に対し、揺動自在に設けられる揺動部材と、を備え、
前記接触センサは、前記揺動部材が基準位置から揺動したか否かを検出可能となっていることを特徴とする請求項1記載の安全装置。
【請求項3】
前記車両本体は、前記車両本体の移動及び停止を制御する伝動制御部を備え、
前記安全制御装置は、前記伝動制御部による前記車両本体の伝動制御を有効にする有効状態と、当該伝動制御を無効にする無効状態と、の間で切り替え自在にする伝動切替部を備え、
前記接触センサが前記物を検出している間、前記伝動切替部は前記無効状態にすることを特徴とする請求項1または2記載の安全装置。
【請求項4】
前記安全制御装置は、
前記伝動切替部による制御が有効となる制御有効状態と、前記伝動切替部による制御が無効となる制御無効状態との間で切り替え自在にするモード切替部と、
前記制御有効状態にする有効位置と前記制御無効状態にする無効位置との間で切り替え自在なモード切替スイッチと、を備え、
前記モード切替スイッチは、前記有効位置に付勢されるとともに、前記接触センサが前記物を検出しているとき前記無効位置に切替可能であることを特徴とする請求項3記載の安全装置。
【請求項5】
前記アスファルトフィニッシャのスクリードは、上位置と下位置との間で切り替え自在であり、
前記安全制御装置は、前記伝動切替部による制御が有効となる制御有効状態と、前記伝動切替部による制御が無効となる制御無効状態との間で切り替え自在にするモード切替部を備え、
前記モード切替部は、
前記スクリードが下位置の場合には前記制御有効状態にする一方、前記スクリードが上位置の場合には前記制御無効状態にすることを特徴とする請求項3記載の安全装置。
【請求項6】
アスファルトフィニッシャであって、
車両本体と、
前記車両本体に設けれられた運転席と、
前記車両本体に設けられ、前記運転席よりも前方に設けられたホッパと、
請求項1または2記載の安全装置と、
を備えることを特徴とするアスファルトフィニッシャ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、安全装置及びアスファルトフィニッシャに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ダンプトラックから供給されるアスファルト合材(以下、舗装材という)を収容してコンベアへ搬出する舗装機械として、例えば特許文献1に開示されたアスファルトフィニッシャがある。一般的にアスファルトフィニッシャは、ダンプトラックの荷台から舗装材の供給を受け、車体前部に設けられたホッパに収容する。ホッパに収容された舗装材はコンベアにより後方へ搬送されて路面に落下し、スクリュスプレッダによって路面に撒き拡げられる。路面に撒かれた舗装材はスクリードにより敷き均され、平滑に仕上げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-105434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ホッパに収容された舗装材が冷やされると、舗装材がホッパの内壁面にへばりついてしまう。このため、作業員は、舗装材が冷えて固まる前に、スコップ等を用いて、内壁面に付着した舗装材をそぎ落としながら、舗装作業を行う必要がある。
【0005】
一方、舗装作業は、アスファルトフィニッシャが低速で前進しながら行われる。よって、アスファルトフィニッシャの運転者は、車両本体の側方や、前方に注意を払いながら、車両本体を前進させるとともに、スクリードによる施工状態を確認する必要がある。
【0006】
しかしながら、内壁面に付着した舗装材をそぎ落とす作業者と運転席の間には、ホッパが存在するため、運転席からの視認性は低い。さらに、当該作業者は、前屈みになる場合も多いため、運転席からの視認性は極めて低くなる。加えて、ホッパの開閉度合いは、舗装材の量が少なるにつれて小さくなる。このため、運転席から見ると、ホッパの前方が死角となりやすい。また、作業中は、エンジンやスクリードの振動や騒音により作業員の声も通りにくい。
【0007】
この結果、前方にいる作業員に気づかずに、車両本体を前進させてしまい、作業者を轢いてしまう事故が発生してしまう。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、アスファルトフィニッシャの安全性を確保する安全装置及びこれを備えたアスファルトフィニッシャを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の安全装置は、アスファルトフィニッシャの車両本体の前方にある物を検出する接触センサと、前記接触センサが前記物を検出した際、前記車両本体の移動を規制する安全制御装置と、を備えることを特徴とする。
【0010】
前記接触センサを収容するケーシングと、を備え、前記ケーシングは、前記車両本体に取り付けられるベース部材と、前記ベース部材に対し、揺動自在に設けられる揺動部材と、を備え、前記接触センサは、前記揺動部材が基準位置から揺動したか否かを検出可能となっていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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