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公開番号2024068959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179666
出願日2022-11-09
発明の名称剥離装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 1/12 20060101AFI20240514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】被膜の剥離不良の発生を抑制できるようにすること。
【解決手段】剥離装置は、コイルの被膜を剥離する剥離装置であって、互いに対向配置され、コイルの長手方向に対して傾斜した刃先を有し、被膜を切除する一対の刃を備え、一対の刃の刃先が点対称形状をなす。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
コイルの被膜を剥離する剥離装置であって、
互いに対向配置され、前記コイルの長手方向に対して傾斜した刃先を有し、前記被膜を切除する一対の刃を備え、
前記一対の刃の前記刃先が点対称形状をなす
剥離装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、剥離装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、コイルとしての角線の被膜を剥離する被膜剥離装置に関し、上下動することによって角線の被膜を切除する一対の切刃と、角線を下側から支持する受刃とを備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１０２０７５公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に開示されている技術は、図８を用いて後述するように、一対の切刃の各々の刃先が、コイルの長手方向に対して、互いに同方向且つ同角度で傾斜しているため、一対の切刃の各々の刃先と角線との間にスラスト方向への反力が発生して、角線に対して相対的に被膜剥離装置の傾きが生じ、被膜の剥離不良が発生する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る剥離装置は、コイルの被膜を剥離する剥離装置であって、互いに対向配置され、コイルの長手方向に対して傾斜した刃先を有し、被膜を切除する一対の刃を備え、一対の刃の刃先が点対称形状をなす。
【発明の効果】
【０００６】
一実施形態に係る剥離装置によれば、被膜の剥離不良の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態に係る剥離装置の外観斜視図
一実施形態に係る剥離装置が備えるパンチの背面図
一実施形態に係る剥離装置が備えるパンチの第２構成部の右側面図
一実施形態の第１実施例に係る剥離装置が備える一対の刃先の形状の一例を模式的に示す図
一実施形態の第１実施例に係る剥離装置におけるパンチとアクチュエータとの位置関係の一例を示す図
一実施形態の第２実施例に係る剥離装置が備える一対の刃先の形状の一例を模式的に示す図
一実施形態の第２実施例に係る剥離装置におけるパンチとアクチュエータとの位置関係の一例を示す図
従来の剥離装置が備える一対の刃先の形状の一例を模式的に示す図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
【０００９】
なお、以降の説明において、便宜上、上下方向をＺ軸方向とし、前後方向をＸ軸方向とし、左右方向をＹ軸方向とする。但し、Ｚ軸正方向を上方とし、Ｘ軸正方向を前方とし、Ｙ軸正方向を右方とする。
【００１０】
（剥離装置１００の構成）
図１は、一実施形態に係る剥離装置１００の外観斜視図である。図２は一実施形態に係る剥離装置１００が備えるパンチ１１０の背面図である。図３は、一実施形態に係る剥離装置１００が備えるパンチ１１０の第２構成部１１２の右側面図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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