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公開番号2024087385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202184
出願日2022-12-19
発明の名称合材敷設機械
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E01C 19/48 20060101AFI20240624BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】送風機に不具合が生じるおそれを低減することが可能な合材敷設機械を提供する。
【解決手段】合材敷設機械100は、走行体1と、走行体に搭載され、合材を収容可能なホッパ2と、走行体に搭載された運転席11と、運転席の上方に配置された可動式の屋根20と、ガスを送風する送風機63と、送風機に連通しガスが流れる流路を形成し、可撓性を有する流路部材64と、流路に連通しガスを排出する排出口66と、屋根に取り付けられ、排出口の向きを排出可能に支持する支持部80と、排出口が第1高さ位置H1に存在する場合に、排出口を覆うカバー70と、を備え、運転席よりも上方であり第1高さ位置よりも高い第2高さ位置H2に、排出口が存在する場合に、排出口は、運転席とは反対側に向けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行体と、
前記走行体に搭載され、合材を収容可能なホッパと、
前記走行体に搭載された運転席と、
前記運転席の上方に配置された可動式の屋根と、
ガスを送風する送風機と、
前記送風機に連通し前記ガスが流れる流路を形成し、可撓性を有する流路部材と、
前記流路に連通し前記ガスを排出する排出口と、
前記屋根に取り付けられ、前記排出口の向きを変更可能に支持する支持部と、
前記排出口が第1高さ位置に存在する場合に、前記排出口を覆うカバーと、を備え、
前記運転席よりも上方であり前記第1高さ位置よりも高い第2高さ位置に、前記排出口が存在する場合に、前記排出口は、前記運転席とは反対側に向けられている、合材敷設機械。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記カバーは、
前記排出口を上方から覆う天板と、
前記走行体の幅方向において、前記排出口の両側に配置された一対の側板と、を有する、請求項1に記載の合材敷設機械。
【請求項3】
前記排出口が前記第2高さ位置に存在する場合に、前記天板は、前記排出口よりも後方まで張り出している請求項2に記載の合材敷設機械。
【請求項4】
前記走行体の幅方向に見た場合に、前記天板は、水平方向に対して傾斜し、
前記天板の後端は、前記天板の前端よりも高い位置に配置されている請求項2に記載の合材敷設機械。
【請求項5】
前記支持部は、
前記走行体の幅方向に延びる回転軸と、
前記回転軸の径方向に延在し、前記回転軸と前記流路部材とを接続するサポートと、を有する、請求項1に記載の合材敷設機械。
【請求項6】
前記屋根は、昇降可能であり、
前記屋根が降下した状態において、前記排出口は前記第1高さ位置に存在して、上向きとなり、
前記屋根が上昇した状態において、前記排出口は前記第2高さ位置に存在して、前記運転席とは反対側に向けられる、請求項1に記載の合材敷設機械。
【請求項7】
前記排出口が前記第2高さ位置に存在する場合に、前記排出口は、前記運転席の後方に配置されて後方に向けられている、請求項1に記載の合材敷設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、合材敷設機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
アスファルトから放出されるガスを上方に発散させる送風機及び煙突を有する舗装機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2001-526751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ガスを排出しない状態において、ガスの排出口から異物が進入し、送風機に異物が到達するおそれがある。送風機内に異物が存在する状態で、送風機を稼働させると、異物によって送風機に不具合が生じるおそれがある。
【0005】
本開示は、送風機に不具合が生じるおそれを低減することが可能な合材敷設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る合材敷設機械は、走行体と、走行体に搭載され、合材を収容可能なホッパと、走行体に搭載された運転席と、運転席の上方に配置された可動式の屋根と、ガスを送風する送風機と、送風機に連通しガスが流れる流路を形成し、可撓性を有する流路部材と、流路に連通しガスを排出する排出口と、屋根に取り付けられ、排出口の向きを排出可能に支持する支持部と、排出口が第1高さ位置に存在する場合に、排出口を覆うカバーと、を備え、運転席よりも上方であり第1高さ位置よりも高い第2高さ位置に、排出口が存在する場合に、排出口は、運転席とは反対側に向けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、送風機に不具合が生じるおそれを低減することが可能な合材敷設機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るアスファルトフィニッシャの側面図である。
実施形態に係るアスファルトフィニッシャの側面図である。
ガス排出システムを示す背面図である。
ダクトの端部、排出口、及びカバーを示す背面図である。
ダクトの端部、排出口、及びカバーを示す側面図である。
ダクトの端部、排出口、及びカバーを示す側面図であり、上向きの排出口がカバーによって覆われている状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1及び図2は、実施形態に係るアスファルトフィニッシャ100の側面図である。アスファルトフィニッシャ100は、合材敷設機械の一例である。合材敷設機械は、ベースペーバ、タックペーバ又はマルチアスファルトペーバ等であってもよい。アスファルトフィニッシャ100は、主に、トラクタ1、ホッパ2及びスクリード3を備える。以下では、トラクタ1から見たホッパ2の方向(+X方向)を前方とし、トラクタ1から見たスクリード3の方向(-X方向)を後方とする。トラクタ1は走行体の一例である。本明細書における「前」、「後」は、走行体における前後に対応する。
【0010】
トラクタ1は、アスファルトフィニッシャ100を走行させるための機構である。本実施例では、トラクタ1は、後輪走行用油圧モータを用いて後輪5を回転させ、且つ、前輪走行用油圧モータを用いて前輪6を回転させてアスファルトフィニッシャ100を移動させる。後輪走行用油圧モータ及び前輪走行用油圧モータは油圧ポンプから作動油の供給を受けて回転する。後輪5及び前輪6はクローラで置き換えられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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