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公開番号2024094007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210703
出願日2022-12-27
発明の名称作業機械
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240702BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】上部旋回体に搭載されている構造物に対する振動の影響を低減すること。
【解決手段】作業機械は、下部走行体1と、下部走行体1に旋回可能に搭載される上部旋回体2と、上部旋回体2に取り付けられるアタッチメントATと、上部旋回体2に搭載された駆動源と、上部旋回体2に搭載されたカウンターウエイト2cと、上部旋回体2に搭載されカウンターウエイト2cよりも前方に配置されたセンターフレーム30と、センターフレーム30とカウンターウエイト2cとの間に配置されたエンジン上フレーム40と、を備え、エンジン上フレーム40は、エンジン上フレーム40と接続されるブラケット50に対して摺動可能に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
前記上部旋回体に搭載された駆動源と、
前記上部旋回体に搭載されたカウンターウエイトと、
前記上部旋回体に搭載され前記カウンターウエイトよりも前方に配置された第1フレームと、
前記第1フレームと前記カウンターウエイトとの間に配置された第2フレームと、を備え、
前記第2フレームは、前記第2フレームと接続される第1接続部品に対して摺動可能に配置されている、作業機械。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第2フレームの第1部分は、前記第1接続部品に対して摺動可能に配置され、
前記第2フレームの第2部分は、第2接続部品に対して固定されている、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記第1接続部品は、平面視において、前記第2フレームと重なるように配置されたブラケットである、請求項1に記載の作業機械。
【請求項4】
前記第2フレームには、前記第1接続部品と当接する当接パッドが設けられている、請求項1に記載の作業機械。
【請求項5】
前記ブラケットは、前記カウンターウエイトに設けられている、請求項3に記載の作業機械。
【請求項6】
前記第1フレームは、平面視において前記上部旋回体の中央部に配置されたセンターフレームであり、
前記第2フレームの第1部分は、前記第1接続部品に対して摺動可能に配置され、
前記第2フレームの第2部分は、前記センターフレームに固定されている、請求項1に記載の作業機械。
【請求項7】
前記第2フレームは、
前記第1接続部品に対して摺動可能である本体と、
前記本体に対して設けられ、前記本体の上下方向の動きを規制する規制部と、を有する、請求項1に記載の作業機械。
【請求項8】
前記第2フレームは、前記駆動源の上方に配置され、
前記第2フレームには、平面視において、前記駆動源と重なる位置に開口が形成されている、請求項1に記載の作業機械。
【請求項9】
前記上部旋回体に搭載され、前記駆動源を覆い、開閉可能なフードと、
開状態の前記フードの姿勢を保持するためのステーと、
前記第2フレームに設けられ、前記ステーを保持する第1ステー保持部と、
前記第2フレームに設けられ、前記第1ステー保持部と異なる位置で前記ステーを保持する第2ステー保持部と、を備える請求項1に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
上部旋回体と、上部旋回体に設置されるハウジングと、ハウジングに回動可能に取り付けられたエンジンフードと、を備える作業機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-66784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業機械の動作中において、上部旋回体が大きく振動する場合がある。上部旋回体が大きく振動することにより、上部旋回体に搭載されている構造物に悪影響を及ぼす場合がある。本開示は、上部旋回体に搭載されている構造物に対する振動の影響を低減することが可能な作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る作業機械は、下部走行体と、下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、上部旋回体に搭載された駆動源と、上部旋回体に搭載されたカウンターウエイトと、上部旋回体に搭載されカウンターウエイトよりも前方に配置された第1フレームと、第1フレームとカウンターウエイトとの間に配置された第2フレームと、を備え、第2フレームは、第2フレームと接続される第1接続部品に対して摺動可能に配置されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示は、上部旋回体に搭載されている構造物に対する振動の影響を低減することが可能な作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るショベルの側面図である。
図1中の上部旋回体の概略平面図である。
図1中の上部旋回体の一部分を示す斜視図である。
上部旋回体に搭載されたエンジン上フレームを示す平面図である。
上部旋回体に搭載されたエンジン上フレームの支持構造を示す断面図である。
上部旋回体に搭載されたエンジン上フレームの後端部、及びブラケットを下方から示す斜視図である。
カウンターウエイトに取り付けられたブラケットを示す斜視図である。
エンジン上フレームの本体板に形成されたメンテナンス用開口部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付図面を参照しながら、本発明の限定的でない実施例について説明する。なお、添付図面では同一又は対応する部材又は部品には同一又は対応する参照符号が付される。また、以下では同一又は対応する部材又は部品の重複する説明を省略する。また、図面では部材又は部品は必ずしも縮尺通りには描かれていない。従って、当業者は、以下の限定的でない実施例を参照して具体的な寸法を任意に決定できる。また、以下の実施例は発明を限定するものではなく例示するものである。また、実施例に記述される特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0009】
図面において、互いに直交する3方向を示す矢印が図示されている場合がある。互いに直交する3方向は、例えば、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向である。X軸方向は、ショベルの前後方向に沿う。Y軸方向は、ショベルの幅方向に沿う。Z軸方向は、上下方向に沿う。なお、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、その他の方向でもよい。
【0010】
[ショベルの概略]
図1は、一実施形態に係るショベルの側面図である。図1に示されるショベル100は、本開示の一実施形態に係る作業機械の一例である。ショベル100は、油圧ショベルである。ショベル100は掘削機である。ショベル100は、下部走行体1と、上部旋回体2と、アタッチメントATと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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