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公開番号2024101293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-29
出願番号2023005193
出願日2023-01-17
発明の名称ブラケット及び作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240722BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】複数の機器の組付けや整備における作業性を向上させることを目的とする。
【解決手段】作業機械の運転席の前方に配置されるブラケット50であって、一の機器(前照灯38)と他の機器(モニタ36)とを含む複数の機器を支持する支持部51を備え、ブラケット50に対する所定方向において、一の機器の一部又は全部が他の機器により遮蔽される。支持部51は、一の機器が取り付けられる一の取付面(下面51Lo)と、一の取付面の裏側に設けられ、他の機器が取り付けられる他の取付面(上面51U)と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
作業機械の運転席の前方に配置されるブラケットであって、
一の機器と他の機器とを含む複数の機器を支持する支持部を備え、
前記ブラケットに対する所定方向において、前記一の機器の一部又は全部が前記他の機器により遮蔽されることを特徴とするブラケット。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記支持部は、
前記一の機器が取り付けられる一の取付面と、
前記一の取付面の裏側に設けられ、前記他の機器が取り付けられる他の取付面と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
【請求項3】
前記支持部は、前記一の取付面に交わる方向に貫通し、複数の前記機器の少なくとも一つに接続される配線が通される孔を備えることを特徴とする請求項2に記載のブラケット。
【請求項4】
前記支持部は、前記一の取付面に交わる方向に屈曲した屈曲部を備えることを特徴とする請求項3に記載のブラケット。
【請求項5】
前記支持部は、前記配線を保持する保持部を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のブラケット。
【請求項6】
前記一の機器は、前照灯であり、
前記他の機器は、情報を表示するモニタであることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
【請求項7】
請求項1に記載のブラケットを備えることを特徴とする作業機械。
【請求項8】
前記ブラケットは、前記運転席から見て乗降口の反対側に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機器を支持するブラケット及びブラケットを備える作業機械に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
運転席の前方に前照灯が設けられた作業機械が知られている。例えば、特許文献1で開示された建設機械は、柵部材におけるオペレータの足掛けスペースを確保することを目的として、運転席よりも前側に下部走行体を操作するための走行レバーが設けられ、走行レバーよりも前側に柵部材が設けられ、柵部材に前照灯が取り付けられている。しかし、この構成では、オペレータの正面の視界が欠損するという問題がある。
【0003】
これに対して、特許文献2で開示された建設機械は、正面下方の視界を確保できると共に、オペレータの脚が前照灯に接触し難い建設機械の提供を目的として、オペレータが着座する運転席と、運転席の左側または右側の前方に位置して建設機械の状態を報知するモニタ装置と、モニタ装置の前側に位置して前方を照射する前照灯と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-193354号公報
特開2007-63778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に記載された建設機械においては、キャノピの右側壁部に沿って配線等を覆うカバー部材が設けられ、カバー部材の前端側に上側に向けて角柱状に突出した突出部が設けられ、突出部のうち運転席と対面する側にモニタ装置が取り付けられている。また、運転席の前側に運転席を保護するガード部材が設けられ、ガード部材の上側水平支柱に取付座が設けられ、取付座に前照灯が取り付けられている。そのため、モニタ装置を組み付ける作業と前照灯を組み付ける作業とが別々に発生する。また、整備のためにモニタ装置と前照灯を取り外す場合にも、モニタ装置を取り外す作業と前照灯を取り外す作業とが別々に発生する。要するに、特許文献2に記載された構成では、機器の組付けや整備において、運転席周辺での窮屈な姿勢での作業が多くなるため、作業性が悪いという問題があった。
【0006】
本発明は、上記事情を考慮し、複数の機器の組付けや整備における作業性を向上させることのできるブラケット及び作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係るブラケットは、作業機械の運転席の前方に配置されるブラケットであって、一の機器と他の機器とを含む複数の機器を支持する支持部を備え、前記ブラケットに対する所定方向において、前記一の機器の一部又は全部が前記他の機器により遮蔽される。
【0008】
前記支持部は、前記一の機器が取り付けられる一の取付面と、前記一の取付面の裏側に設けられ、前記他の機器が取り付けられる他の取付面と、を備えていてもよい。
【0009】
前記支持部は、前記一の取付面に交わる方向に貫通し、複数の前記機器の少なくとも一つに接続される配線が通される孔を備えていてもよい。
【0010】
前記支持部は、前記一の取付面に交わる方向に屈曲した屈曲部を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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