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公開番号2024108954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023013639
出願日2023-01-31
発明の名称マンホール蓋
出願人株式会社 林物産発明研究所
代理人
主分類E02D 29/14 20060101AFI20240805BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】 別途の倉庫を準備することなく、マンホール蓋に備え付けの備品のみで洋式トイレを提供し、さらには、洋式個室トイレを提供する。
【解決手段】 開閉可能な便用開口を有するマンホール蓋本体と、前記マンホール蓋本体の下面から下方に伸びる中空筒体と、前記中空筒体に収容可能な便座板を有するマンホール蓋であって、前記便用開口を開き、前記マンホール蓋本体を裏返し、前記中空筒体の遠位端に前記便座板を設置することで洋式トイレとして使用可能であることを特徴とするマンホール蓋。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
開閉可能な便用開口を有するマンホール蓋本体と、
前記マンホール蓋本体の下面から下方に伸びる中空筒体と、
前記中空筒体に収容可能な便座板を有するマンホール蓋であって、
前記便用開口を開き、前記マンホール蓋本体を裏返し、前記中空筒体の遠位端に前記便座板を設置することで洋式トイレとして使用可能であることを特徴とするマンホール蓋。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記中空筒体にさらに複数の柱材と目隠しシートが収容され、
前記便座板又は前記中空筒体が前記柱材を固定するための固定部を有し。
前記柱材を組み立てて前記目隠しシートを張ることで個室トイレを形成可能である、請求項1のマンホール蓋。
【請求項3】
前記中空筒体にさらに便案内シートが収容され、
トイレとしての使用時に、便案内シートにより便を前記便用開口に誘導可能である、請求項1のマンホール蓋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、災害時にトイレを提供することのできるマンホール蓋に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
地震や火災等の災害時には、トイレの不足が問題となる。駅や公園の公衆トイレだけでは多数の被災者に対応することは困難であり、景観や用地確保、費用等の観点から、街中に多数のトイレを設置することは実際上不可能である。
【0003】
このため、マンホール蓋を利用した仮設トイレが種々提案されている(例えば、特許文献1,2)。しかし、特許文献1は和式トイレであり、老人などには使用できない人もいる。また、特許文献1は遮蔽物が無く、個室トイレを提供できない。特許文献2は洋式トイレであり、ドームで個室を形成できるが、便器やドームはマンホール蓋に備え付けではなく、別途の倉庫等から運んでくる必要があり、鍵が無いために倉庫を開くことができない事態も想定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-132068号公報
特開2012-219566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、別途の倉庫を準備することなく、マンホール蓋に備え付けの備品のみで洋式トイレを提供し、さらには、洋式個室トイレを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願には、
開閉可能な便用開口を有するマンホール蓋本体と、
前記マンホール蓋本体の下面から下方に伸びる中空筒体と、
前記中空筒体に収容可能な便座板を有するマンホール蓋であって、
前記便用開口を開き、前記マンホール蓋本体を裏返し、前記中空筒体の遠位端に前記便座板を設置することでトイレとして使用可能であることを特徴とするマンホール蓋が開示される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の1実施形態のマンホール蓋2を示す。(a)は上方斜視図。(b)は下方斜視図。
本発明の1実施形態のマンホール蓋2を示す。(a)は通常時。(b)はトイレとしての使用時。
本発明の1実施形態のトイレ用の個室5を示す。(a)は平面図。(b)は側面図。
本発明の他の実施形態の本発明の1実施形態のマンホール蓋2を示す。(a)は通常時。(b)はトイレとしての使用時。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1,2に、本発明の1実施形態のマンホール蓋2を示す。マンホール蓋2は、便用開口11を有するマンホール蓋本体10とマンホール蓋本体10の下面から下方に伸びる中空筒体20を有する。
【0009】
便用開口11は、蓋12の付け外しにより開閉可能である(図2参照)。中空筒体20は、内部に中空の収容空間21を有する。収容空間21には、便座板31、柱材32、目隠しシート33等の備品30を収容可能である。収容空間21は、さらに、非常用の飲料提供のための浄水装置、ポータブル発電機やバッテリーを収容してもよい。
【0010】
マンホール蓋本体10は、従来のマンホール蓋本体と同様の材料(金属等)で形成できる。中空筒体20や便座板31は金属、琺瑯、プラスチック等で形成できる。マンホール蓋本体10と中空筒体20は、溶接や一体形成、ネジ式等で固定するとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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