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公開番号2024117974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024099
出願日2023-02-20
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240823BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】ウォッシャ液の補給等のメンテナンスの作業性の向上を図りやすい作業機械を提供することを目的とする。
【解決手段】作業機械3は、走行部31と、旋回部32と、搭乗室4と、作業機33と、貯留装置1と、ウォッシャ装置と、を備える。旋回部32は、走行部31の上方に配置され、平面視において走行部31に対して旋回可能である。搭乗室4は、旋回部32上に位置する。作業機33は、旋回部32に支持される。貯留装置1は、ウォッシャ液を貯留する。ウォッシャ装置は、洗浄対象にウォッシャ液を噴射する。貯留装置1は、旋回部32上において、搭乗室4の側方と作業機33の後方との少なくとも一方に該当するタンク位置に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行部と、
前記走行部の上方に配置され、平面視において前記走行部に対して旋回可能な旋回部と、
前記旋回部上に位置する搭乗室と、
前記旋回部に支持される作業機と、
ウォッシャ液を貯留する貯留装置と、
洗浄対象に前記ウォッシャ液を噴射するウォッシャ装置と、を備え、
前記貯留装置は、前記旋回部上において、前記搭乗室の側方と前記作業機の後方との少なくとも一方に該当するタンク位置に配置されている、
作業機械。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記作業機は、前記貯留装置の前方に位置する支点部にて、前後方向に回転可能に支持されており、
前記タンク位置は、前記作業機が可動範囲の後端に位置するときの前記作業機の下方である、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記貯留装置は、前記作業機との干渉を回避する切欠形状部を有する、
請求項1又は2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記貯留装置は、前記搭乗室の側壁と対向するように配置されている、
請求項1又は2に記載の作業機械。
【請求項5】
前記貯留装置から前記ウォッシャ装置へ前記ウォッシャ液を送るためのウォッシャ流路は、前記貯留装置から前記搭乗室内に引き回されている、
請求項4に記載の作業機械。
【請求項6】
前記貯留装置は、前記ウォッシャ液を貯留するタンク本体と、前記タンク本体を収容する外ケースと、を有する、
請求項1又は2に記載の作業機械。
【請求項7】
前記外ケースは、前記搭乗室を前記旋回部上に防振支持する支持部を上方から覆っている、
請求項6に記載の作業機械。
【請求項8】
前記貯留装置は、平面視において、前記旋回部の旋回位置によらずに前記走行部の幅内に収まる位置に配置されている、
請求項1又は2に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄対象にウォッシャ液を噴射するウォッシャ装置を備える作業機械に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
関連技術として、自走可能な走行部(下部走行体)と、走行部上に旋回可能に搭載され、走行部と共に車体を構成する旋回部(上部旋回体)と、旋回部の前側に俯仰動可能に設けられ、掘削作業等を行なう作業機(作業装置)と、を備える作業機械(油圧ショベル)が知られている(例えば、特許文献1参照)。関連技術に係る作業機械は、旋回体の左側に設けられた搭乗室(キャブ)を備え、搭乗室の左側面部には、オペレータが乗り降りする乗降口が設けられている。さらに、搭乗室の前面部には前窓ガラスが設けられ、前窓ガラスにウォッシャ液を噴射するウォッシャ装置(ノズル)が設けられている。
【0003】
関連技術では、ウォッシャ液を貯留する貯留装置(ウォッシャタンク)を、前側用空調ダクトと一体化することにより、前側用空調ダクトの周囲の空間を利用して、ウォッシャ装置に近い搭乗室内に無理なく設置できる。したがって、貯留装置が視界の妨げになったり、居住空間に迫出したりするのを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-238999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記関連技術に係る作業機械では、例えば、搭乗室内に設置された貯留装置にウォッシャ液を補給する際に誤ってウォッシャ液が搭乗室内にこぼれると、ウォッシャ液によって運転席等の内装材又は電装機器等の汚損の原因になり得る。したがって、作業者においてはウォッシャ液の補給等のメンテナンスに気を遣うことになり、メンテナンスの作業性の低下につながる可能性がある。
【0006】
本発明の目的は、ウォッシャ液の補給等のメンテナンスの作業性の向上を図りやすい作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る作業機械は、走行部と、旋回部と、搭乗室と、作業機と、貯留装置と、ウォッシャ装置と、を備える。前記旋回部は、前記走行部の上方に配置され、平面視において前記走行部に対して旋回可能である。前記搭乗室は、前記旋回部上に位置する。前記作業機は、前記旋回部に支持される。前記貯留装置は、ウォッシャ液を貯留する。前記ウォッシャ装置は、洗浄対象に前記ウォッシャ液を噴射する。前記貯留装置は、前記旋回部上において、前記搭乗室の側方と前記作業機の後方との少なくとも一方に該当するタンク位置に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ウォッシャ液の補給等のメンテナンスの作業性の向上を図りやすい作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る作業機械を示す左前方から見た概略斜視図である。
図2は、実施形態1に係る作業機械を示す右後方から見た概略斜視図である。
図3は、実施形態1に係る作業機械の概略背面図である。
図4は、実施形態1に係る作業機械の概略右側面図である。
図5は、実施形態1に係る作業機械の要部を示し、図2の領域Z1を拡大した概略斜視図である。
図6は、実施形態1に係る作業機械の要部を示し、図3の領域Z1を拡大した概略背面図、及び図4の領域Z1を拡大した概略右側面図である。
図7は、実施形態1に係る作業機械の貯留装置の概略分解斜視図である。
図8は、実施形態1に係る作業機械のキャビン、貯留装置及びウォッシャ装置を示す概略斜視図である。
図9は、実施形態1に係る作業機械の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する趣旨ではない。
(【0011】以降は省略されています)

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