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公開番号
2024114101
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2023019539
出願日
2023-02-10
発明の名称
回転埋設先端拡大翼杭
出願人
個人
代理人
個人
主分類
E02D
5/72 20060101AFI20240816BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】従来の杭は、軸管の先端付近の外周に螺旋翼が螺旋状に突設されているため、地中への貫入時に、軸管の周囲の掘削土が、軸管の外周面からの突出部位にてほぐされたり、かき乱されることにより、安定した杭保持が実現できないおそれがある。
【解決手段】円筒杭本体10と、円筒杭本体10の先端側軸心に立設する筒状掘削刃30と、筒状掘削刃30の外周に沿って回動連結具を介して回動自在に配設する複数の拡大翼50と、を備え、各拡大翼50の表面には、正転方向側を下に傾斜する推進翼が突設され、各拡大翼50は、正転方向側の一部が他の拡大翼50の逆転方向側の一部で被覆され、正転方向に回転する状態では、各拡大翼50の全てが回転埋設先端拡大翼杭1の外径1o内に収容され、逆転方向に回転する状態では、各拡大翼50の一部が回転埋設先端拡大翼杭1の外径1o外に突出されることを特徴とした回転埋設先端拡大翼杭1である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
正転方向の回転によって地盤に貫入される回転埋設先端拡大翼杭であって、
円筒杭本体と、
前記円筒杭本体の先端側軸心に立設する筒状掘削刃と、
前記筒状掘削刃の外周に沿って回動連結具を介して回動自在に配設する複数の拡大翼と、を備え、
各前記拡大翼の表面には、正転方向側を下に傾斜する推進翼が突設され、
各前記拡大翼は、正転方向側の一部が他の前記拡大翼の逆転方向側の一部で被覆され、
正転方向に回転する状態では、各前記拡大翼の全てが前記回転埋設先端拡大翼杭の外径内に収容され、
逆転方向に回転する状態では、各前記拡大翼の一部が前記回転埋設先端拡大翼杭の外径外に突出されることを特徴とした回転埋設先端拡大翼杭。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記回転埋設先端拡大翼杭の先端側又は前記拡大翼の表面にストッパーを備えたことを特徴とする、請求項1に記載の回転埋設先端拡大翼杭。
【請求項3】
前記拡大翼の逆転方向側の一部を外側に折曲げた折曲部としたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の回転埋設先端拡大翼杭。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転埋設先端拡大翼杭、より具体的には、軸回りの一方向の回転により地盤に貫入し、所望の地盤まで貫入埋設されたら、逆方向の回転によって突出する拡大翼で地盤支持力等を増強させることによって地盤に強固に立てることができる回転埋設先端拡大翼杭に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鋼管杭を地中に埋め込む施工方法としては、各種ハンマー等による打込み工法がある。この打込み工法は、杭の先端部が支持層に達するまで杭の後端部(頭部)をハンマー等で打撃する工法であるため、杭の打撃に伴う振動、騒音等により、特に住宅密集地においては施工が困難な場合がある。そこで、回転貫入工法が好んで用いられている。この回転貫入工法は、螺旋状の羽根等の鋼片を下端部外周面に設けた鋼管杭を地面に配置し、該鋼管杭を回転させながら地中に押し込むことによって該鋼管杭を地中に埋め込むものである。
このような回転貫入工法で用いられる鋼管杭に関する文献の一例として、特許文献1が挙げられる。
【0003】
文献1に係る発明は、少なくとも1つの螺旋翼が先端付近の外周に螺旋状に突設され、少なくとも1つの切欠部が先端に形成された鋼管製の軸管と、この軸管の内径より外径が少し小さい鋼管製で、底板が先端に固着され、前記軸管内に前記底板を軸管の先端側に向けて挿入された内管とを備えたことを特徴とする鋼管杭で、地盤に対する先端支持力を向上できるものである。
【0004】
特開2003-176536
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、文献1に係る発明は、鋼管製の軸管の先端付近の外周に螺旋翼が螺旋状に突設されているため、地中への貫入時に、軸管の周囲の掘削土が、軸管の外周面からの突出部位にてほぐされたり、かき乱されることにより、地中に貫入された状態下においては、軸管の外周面摩擦力が十分効果的に確保されない。このようなことから、軸管のぐらつきが生じ、安定した杭保持が実現できない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明は、軸回りの一方向の正転方向の回転により地盤に貫入し、所望の地盤まで貫入埋設されたら、逆方向の逆転方向の回転によって突出する拡大翼で地盤支持力等を増強させることによって地盤に強固に確保することができる回転埋設先端拡大翼杭を提供するものである。
【0007】
請求項1の発明は、正転方向の回転によって地盤に貫入される回転埋設先端拡大翼杭であって、円筒杭本体と、円筒杭本体の先端側軸心に立設する筒状掘削刃と、筒状掘削刃の外周に沿って回動連結具を介して回動自在に配設する複数の拡大翼と、を備え、各拡大翼の表面には、正転方向側を下に傾斜する推進翼が突設され、各拡大翼は、正転方向側の一部が他の前記拡大翼の逆転方向側の一部で被覆され、正転方向に回転する状態では、各拡大翼の全てが回転埋設先端拡大翼杭の外径内に収容され、逆転方向に回転する状態では、各拡大翼の一部が回転埋設先端拡大翼杭の外径外に突出されることを特徴とした回転埋設先端拡大翼杭である。
【0008】
請求項2の発明は、回転埋設先端拡大翼杭の先端側又は拡大翼の表面にストッパーを備えたことを特徴とする、請求項1に記載の回転埋設先端拡大翼杭である。
【0009】
請求項3の発明は、拡大翼の逆転方向側の一部を外側に折曲げた折曲部としたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の回転埋設先端拡大翼杭である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の回転埋設先端拡大翼杭によれば、主に次のような効果を奏することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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