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公開番号
2025008390
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110531
出願日
2023-07-05
発明の名称
杭打機
出願人
日本車輌製造株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
13/00 20060101AFI20250109BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】輸送性を確保しつつ施工時のガタ付きを防止することが可能なアウトリガ装置を備えた杭打機を提供する。
【解決手段】下部走行体と、該下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前部に立設したリーダと、上部旋回体の後部に設けられたアウトリガ装置18とを備えた杭打機において、アウトリガ装置は、アウトリガブラケット29と、該アウトリガブラケットの左右方向両端部にアウトリガビーム回動ピン35を介してそれぞれ水平方向に回動可能に連結された一対のアウトリガビーム32と、該一対のアウトリガビームにそれぞれ設けられたアウトリガジャッキ17と、アウトリガブラケットとアウトリガビームとを着脱可能にボルト締結する結合部33とを有している。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
下部走行体と、該下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前部に立設したリーダと、前記上部旋回体の後部に設けられたアウトリガ装置とを備えた杭打機において、
前記アウトリガ装置は、アウトリガブラケットと、該アウトリガブラケットの左右方向両端部にアウトリガビーム回動ピンを介してそれぞれ水平方向に回動可能に連結された一対のアウトリガビームと、該一対のアウトリガビームにそれぞれ設けられたアウトリガジャッキと、前記アウトリガブラケットと前記アウトリガビームとを着脱可能にボルト締結する結合部とを有していることを特徴とする杭打機。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記結合部は、前記アウトリガブラケットと前記アウトリガビームとの互いに対面する板部同士をボルト締結してなり、ボルト締結状態で、締結ボルトの軸方向を前記アウトリガブラケットの左右方向に一致させていることを特徴とする請求項1記載の杭打機。
【請求項3】
前記アウトリガ装置は、前記アウトリガブラケットの左右方向端部を固定リンクとしてなる4節リンク機構と、該4節リンク機構に動力を与える油圧シリンダとを有し、
前記4節リンク機構は、前記アウトリガビーム回動ピンが前記固定リンクの一方の支点を形成するとともに、該固定リンクの他方の支点を形成する連結ピンと前記油圧シリンダの連結ピンとの間に渡された揺動リンクを含み、
前記アウトリガブラケットは、前記揺動リンクが当接してその揺動を規制する揺動規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の杭打機。
【請求項4】
前記アウトリガ装置は、前記揺動リンクの揺動規制状態で、前記アウトリガブラケットと前記アウトリガビームとを連結して固定する固定部材を備えていることを特徴とする請求項3記載の杭打機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、杭打機に関し、詳しくは、ベースマシンの後部にアウトリガ装置を備えた杭打機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、三点支持式の大型杭打機に用いられるアウトリガ装置は、支軸を中心として回動可能なアウトリガビームにアウトリガジャッキ及びバックステー固定部を備えており、杭打機の現場移動の際には、アウトリガビームを折り畳んで輸送性を確保している(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-177074号公報
特開2019-210703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のアウトリガ装置は、杭打ち施工時にアウトリガビームを張り出して使用するが、バックステーからの荷重が作用するとアウトリガビームの支軸にガタ付きが生じ、バックステーやこれに支持されたリーダのガタ付きやふら付きへと波及する問題があった。
【0005】
そこで本発明は、輸送性を確保しつつ施工時のガタ付きを防止することが可能なアウトリガ装置を備えた杭打機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の杭打機は、下部走行体と、該下部走行体の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前部に立設したリーダと、前記上部旋回体の後部に設けられたアウトリガ装置とを備えた杭打機において、前記アウトリガ装置は、アウトリガブラケットと、該アウトリガブラケットの左右方向両端部にアウトリガビーム回動ピンを介してそれぞれ水平方向に回動可能に連結された一対のアウトリガビームと、該一対のアウトリガビームにそれぞれ設けられたアウトリガジャッキと、前記アウトリガブラケットと前記アウトリガビームとを着脱可能にボルト締結する結合部とを有していることを特徴としている。
【0007】
また、前記結合部は、前記アウトリガブラケットと前記アウトリガビームとの互いに対面する板部同士をボルト締結してなり、ボルト締結状態で、締結ボルトの軸方向を前記アウトリガブラケットの左右方向に一致させていることを特徴としている。さらに、前記アウトリガ装置は、前記アウトリガブラケットの左右方向端部を固定リンクとしてなる4節リンク機構と、該4節リンク機構に動力を与える油圧シリンダとを有し、前記4節リンク機構は、前記アウトリガビーム回動ピンが前記固定リンクの一方の支点を形成するとともに、該固定リンクの他方の支点を形成する連結ピンと前記油圧シリンダの連結ピンとの間に渡された揺動リンクを含み、前記アウトリガブラケットは、前記揺動リンクが当接してその揺動を規制する揺動規制部材が設けられていることを特徴としている。
【0008】
加えて、前記アウトリガ装置は、前記揺動リンクの揺動規制状態で、前記アウトリガブラケットと前記アウトリガビームとを連結して固定する固定部材を備えていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の杭打機によれば、アウトリガ装置がアウトリガブラケットの左右方向両端部に回動ピンを介して回動可能に連結した一対のアウトリガビームと、アウトリガブラケットとアウトリガビームとを着脱可能にボルト締結する結合部とを備えているので、結合部のボルト締結を解除して折り畳み状態とすることで輸送性を確保でき、一方、結合部のボルト締結を行って張り出し状態とすることで施工時のガタ付きを防止できるようになる。また、結合部のボルト締結状態で、締結ボルトの軸方向をアウトリガブラケットの左右方向に一致させているので、アウトリガジャッキの接地状態でアウトリガビームから伝わる曲げ方向の力を良好に受け止めることが可能となり、施工時にはアウトリガブラケットとアウトリガビームとをより強固に結合した張り出し状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一形態例を示す杭打機の側面図である。
同じくベースマシンの側面図である。
同じく平面図である。
同じく後面図である。
同じくアウトリガ装置の張り出し状態を示す要部後面図である。
同じく要部平面図である。
同じくアウトリガ装置を張り出し状態から折り畳み状態へと移行させる途中の状態を示す要部平面図である。
同じくアウトリガ装置の折り畳み状態を示す要部平面図である。
同じくアウトリガ装置の張り出し状態を示す要部拡大後面図である。
図9のX-X断面図である。
図9のXI-XI断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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