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公開番号2024115778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021609
出願日2023-02-15
発明の名称ショベル
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/24 20060101AFI20240820BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】エンジン回転数をより適切に制御できるショベルを提供すること。
【解決手段】ショベル100は、下部走行体1と、下部走行体1に旋回可能に搭載される上部旋回体3と、上部旋回体3に搭載されるメインポンプ14と、メインポンプ14が吐出する作動油によって駆動される油圧アクチュエータと、を有する。そして、ショベル100は、メインポンプ14に加わるポンプ負荷トルクを算出し、算出したポンプ負荷トルクに基づいて目標エンジン回転数を決定するように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に搭載される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプが吐出する作動油によって駆動される油圧アクチュエータと、を有し、
前記油圧ポンプに加わるポンプ負荷トルクを算出し、算出した前記ポンプ負荷トルクに基づいて目標エンジン回転数を決定する、
ショベル。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
最大エンジントルクと、算出した前記ポンプ負荷トルクとの間の差に基づき、前記目標エンジン回転数を決定する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記油圧ポンプに対する押し退け容積に関する指令と、前記油圧ポンプの吐出圧とに基づいて前記ポンプ負荷トルクを算出する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項4】
算出した前記ポンプ負荷トルクと、前記ポンプ負荷トルクと前記目標エンジン回転数との対応関係を参照可能に記憶する参照テーブルとに基づいて前記目標エンジン回転数を決定する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項5】
前記参照テーブルは、算出した前記ポンプ負荷トルクに対応する前記目標エンジン回転数の許容最大値を表すカーブである許容加速曲線を設定できるように構成されている、
請求項4に記載のショベル。
【請求項6】
前記許容加速曲線は、予め設定されている、
請求項5に記載のショベル。
【請求項7】
低減させられたエンジン回転数を設定エンジン回転数に復帰させる際に利用される目標エンジン回転数を決定する、
請求項1に記載のショベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、掘削機としてのショベルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンによって駆動される油圧ポンプが吐出する作動油によって動作する油圧アクチュエータを備えたショベルが知られている(特許文献1参照。)。
【0003】
このショベルは、油圧アクチュエータを動作させるための操作レバーが所定時間にわたって操作されない場合には、エンジン回転数を、回転数設定スイッチによって設定された目標回転数から所定の低速回転数まで低減させる機能を備えている。
【0004】
そして、このショベルは、操作レバーの操作が開始されてエンジン回転数を低速回転数から目標回転数に復帰させるときに発生する燃料の不完全燃焼を防止できるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-312082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述のショベルは、エンジン回転数を復帰させる際の不完全燃焼を防止するため、操作レバーの操作が開始された後で所定時間が経過するまでは油圧ポンプの吸収トルクを所定の最小トルクに制限するように構成されている。そのため、上述のショベルは、エンジン回転数が低減させられた状態で操作レバーが操作されたときに操作者が感じる操作感を悪化させてしまうおそれがある。
【0007】
そこで、エンジン回転数をより適切に制御できるショベルを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載される油圧ポンプと、前記油圧ポンプが吐出する作動油によって駆動される油圧アクチュエータと、を有し、前記油圧ポンプに加わるポンプ負荷トルクを算出し、算出した前記ポンプ負荷トルクに基づいて目標エンジン回転数を決定する。
【発明の効果】
【0009】
上述の手段により、エンジン回転数をより適切に制御できるショベルが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るショベルの側面図である。
ショベルに搭載される油圧システムの構成例を示す図である。
回転数復帰機能を実現するコントローラの構成例を示す。
ポンプ負荷トルクと目標エンジン回転数との対応関係を参照可能に記憶する参照テーブルの内容を表す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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