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公開番号
2024174591
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092490
出願日
2023-06-05
発明の名称
回転埋設杭
出願人
ジャパンパイル株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
E02D
5/72 20060101AFI20241210BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】十分な先端支持力を得ることができる回転埋設杭を提供すること。
【解決手段】回転埋設杭100は、杭本体10と、杭本体10の回転方向に傾斜して杭本体10の軸方向の先端に固定した羽根20、30と、羽根20、30に固定した突出部材40と、を有する。突出部材40は、羽根20、30の表面から軸方向に突出した突出部分42を有する。突出部分42は、杭本体10の先端に対向する領域内に配置されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
杭本体と、
前記杭本体の回転方向に傾斜して前記杭本体の軸方向の先端に固定した羽根と、
前記羽根に固定した突出部材と、を有し、
前記突出部材は、前記羽根の表面から前記軸方向に突出した突出部分を有し、
前記突出部分は、前記杭本体の前記先端に対向する領域内に配置されている、
回転埋設杭。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記杭本体の前記軸方向に沿って、前記突出部分の先端は、前記羽根の前記先端より突出高さが低く、又は前記羽根の前記先端と略同じ高さに突出している、
請求項1に記載の回転埋設杭。
【請求項3】
前記突出部分は、前記羽根の前記表面と同じ方向に傾斜した傾斜面を有する、
請求項1に記載の回転埋設杭。
【請求項4】
前記杭本体は、円筒状であり、
前記突出部材は、前記杭本体の中に挿通可能な幅を有する、
請求項1に記載の回転埋設杭。
【請求項5】
前記突出部材は、板状であり、その幅方向の両端を前記杭本体の内面に固定する、
請求項4に記載の回転埋設杭。
【請求項6】
前記羽根は、前記突出部材とともに前記杭本体の先端を塞ぐように前記杭本体と前記突出部材に固定する、
請求項4又は請求項5に記載の回転埋設杭。
【請求項7】
周方向の一部が軸方向と直交する面に対して傾斜した第1の傾斜端面、及び前記周方向の他の一部が前記直交する面に対して傾斜した第2の傾斜端面を含む先端部を有する杭本体と、
前記杭本体の前記先端部の前記第1の傾斜端面に接触して固定した板状の第1の羽根と、
前記杭本体の前記先端部の前記第2の傾斜端面に接触して固定した板状の第2の羽根と、
前記杭本体の前記先端部に対向する領域内に配置した突出部材と、を有し、
前記突出部材は、前記第1及び第2の羽根の少なくとも一方の表面から突出した突出部分を有する、
回転埋設杭。
【請求項8】
前記軸方向に沿って、前記突出部分の先端は、前記第1の羽根の先端及び前記第2の羽根の先端の少なくとも一方より突出高さが低く、又は前記第1の羽根の先端及び前記第2の羽根の先端の少なくとも一方と略同じ高さに突出している、
請求項7に記載の回転埋設杭。
【請求項9】
前記突出部分は、前記第1の羽根の表面と同じ方向に傾斜した第1の傾斜面と、前記第2の羽根の表面と同じ方向に傾斜した第2の傾斜面と、を有する、
請求項7に記載の回転埋設杭。
【請求項10】
前記杭本体は、円筒状であり、
前記突出部材は、前記杭本体の中に挿通可能な幅を有する板状である、
請求項7に記載の回転埋設杭。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、回転埋設杭に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
回転により地盤に埋設する回転埋設杭は、一般に、杭本体である鋼管より大径の羽根と鋼管の先端に設けた掘削刃を備える。掘削刃は、羽根より先行して杭穴の底を掘削するためのものである。羽根は、掘削刃により掘削した土を上に押し上げるためのものであり、施工後に支持力を得るためのものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-152446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
掘削刃を備える回転埋設杭は、掘削刃により杭穴の底を掘削するため、杭穴の底の土が崩れて柔らかくなり、杭本体の先端が地中を推進する際、杭本体にかかる抵抗力を弱めることができるが、杭穴の底の土が柔らかくなるため、施工後の十分な先端支持力を得ることが難しい。
【0005】
この発明は、十分な先端支持力を得ることができる回転埋設杭を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様に係る回転埋設杭は、杭本体と、杭本体の回転方向に傾斜して杭本体の軸方向の先端に固定した羽根と、羽根に固定した突出部材と、を有する。突出部材は、羽根の表面から軸方向に突出した突出部分を有する。突出部分は、杭本体の先端に対向する領域内に配置されている。
【0007】
この態様の回転埋設杭によれば、杭本体の先端に対向する杭穴の底にある土を突出部材の突出部分によって崩し、崩した土を羽根により上方へ押し上げることができる。このため、杭穴の底にある土を必要以上に崩すことがなく、施工後に十分な先端支持力を得ることができる。
【0008】
また、この態様の回転埋設杭によれば、杭本体の軸方向に沿って、突出部分の先端は、羽根の先端より突出高さが低く、又は羽根の先端と略同じ高さに突出している。これにより、主に羽根により杭穴を掘削し、突出部分が杭穴の底の中央部の土を柔らかくするように機能するため、杭穴の底の土を必要以上に崩してしまうことがない。
【0009】
また、この態様の回転埋設杭によれば、突出部分は、羽根の表面と同じ方向に傾斜した傾斜面を有する。これにより、羽根の表面と同じ方向に傾斜した傾斜面を有する突出部分によって杭本体の先端に対向する杭穴の底の中央部の土を崩すことができ、羽根による掘削を補助することができる。
【0010】
また、この態様の回転埋設杭によると、杭本体は、円筒状であり、突出部材は、杭本体の中に挿通可能な幅を有する。また、突出部材は、板状であり、その幅方向の両端を杭本体の内面に固定する。これにより、突出部材の機械強度を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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