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公開番号2024118738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025184
出願日2023-02-21
発明の名称ユニットハウス用基礎
出願人SUS株式会社
代理人個人,個人
主分類E02D 27/01 20060101AFI20240826BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】ユニットハウス設置の工期の短縮、設置工事の容易化を図ることができるように工夫したユニットハウス用基礎構造と提供すること。
【解決手段】底面側に複数本の脚柱を備えたユニットハウスの上記複数本の脚柱を複数個のグループにグループ分けし、上記複数個の各グループに対応するように複数個のグループ用基礎を設け、上記グループ用基礎は予め製造されたものを上記ユニットハウスの設置現場に搬入するものであり、それによって、ユニットハウス設置の工期の短縮、設置工事の容易化を図ることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
底面側に複数本の脚柱を備えたユニットハウスの上記複数本の脚柱を複数個のグループにグループ分けし、
上記複数個の各グループに対応するように複数個のグループ用基礎を設け、
上記グループ用基礎は予め製造されたものを上記ユニットハウスの設置現場に搬入するものであることを特徴とするユニットハウス用基礎。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1記載のユニットハウス用基礎において、
上記各グループに所属する脚柱の本数は同じであることを特徴とするユニットハウス用基礎。
【請求項3】
請求項1記載のユニットハウス用基礎において、
上記ユニットハウスは平面視において略四角形をなしていて、
上記複数本の脚柱は4個のグループにグループ分けされ、
上記4個のグループに対応するように4個のグループ用基礎が設けられていることを特徴とするユニットハウス用基礎。
【請求項4】
請求項1記載のユニットハウス用基礎において、
上記グループ用基礎の上記脚柱に対応する個所にはアンカーボルトが設置されていて、
上記アンカーボルトはグループ用基礎内に埋設された埋設部と上記埋設部に着脱され上記グループ用基礎から突出されるボルト部とから構成されていることを特徴とするユニットハウス用基礎。
【請求項5】
請求項4記載のユニットハウス用基礎において、
上記埋設部の上端は上記グループ用基礎の上面と面一になっていることを特徴とするユニットハウス用基礎。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、住居ユニット等のユニットハウス用として使用されるユニットハウス用基礎に係り、特に、ユニットハウス設置の工期の短縮、設置工事の容易化を図ることができるように工夫したものに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
ユニットハウス用基礎の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、等がある。
まず、特許文献1に記載された発明によるユニットハウス構造では、基礎の上に土台を設置してアンカー結合によって固定し、上記土台に妻骨格を設置する。上記妻骨格には複数の通し柱があり、上記通し柱に腕部材や屋根受け部が取り付けられている。上記腕部材には床部材が取り付けられ、上記屋根受け部には屋根部材が取り付けられる。
また、特許文献2に記載された発明によるユニットハウスの階段設置構造では、階段用のユニットに複数の支柱があり、上記支柱が基礎コンクリートにアンカー部材を介して固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-285708号公報
特開2004-190303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、従来の場合には、ユニットハウスを設置する現場においてユニットハウス用基礎を構築している。ユニットハウス用基礎の構築には型枠の組立、コンクリートの打設、養生期間の経過、型枠の撤去、といった煩雑な作業が必要であり、且つ、長い時間を要してしまう。その為、ユニットハウスの設置工事の工期が長期化してしまうという問題があった。
又、煩雑な作業を余儀なくされてしまうという問題もあった。
【0005】
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、ユニットハウス設置の工期の短縮、設置工事の容易化を図ることができるユニットハウス用基礎を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するべく本発明の請求項1によるユニットハウス用基礎は、底面側に複数本の脚柱を備えたユニットハウスの上記複数本の脚柱を複数個のグループにグループ分けし、上記複数個の各グループに対応するように複数個のグループ用基礎を設け、上記グループ用基礎は予め製造されたものを上記ユニットハウスの設置現場に搬入するものであることを特徴とするものである。
また、請求項2によるユニットハウス用基礎は、請求項1記載のユニットハウス用基礎において、上記各グループに所属する脚柱の本数は同じであることを特徴とするものである。
また、請求項3によるユニットハウス用基礎は、請求項1記載のユニットハウス用基礎において、上記ユニットハウスは平面視において略四角形をなしていて、上記複数本の脚柱は4個のグループにグループ分けされ、上記4個のグループに対応するように4個のグループ用基礎が設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項4によるユニットハウス用基礎は、請求項1記載のユニットハウス用基礎において、上記グループ用基礎の上記脚柱に対応する個所にはアンカーボルトが設置されていて、上記アンカーボルトはグループ用基礎内に埋設された埋設部と上記埋設部に着脱され上記グループ用基礎から突出されるボルト部とから構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項5によるユニットハウス用基礎は、請求項4記載のユニットハウス用基礎において、上記埋設部の上端は上記グループ用基礎の上面と面一になっていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
以上述べたように本願発明の請求項1によるユニットハウス用基礎は、底面側に複数本の脚柱を備えたユニットハウスの上記複数本の脚柱を複数個のグループにグループ分けし、上記複数個の各グループに対応するように複数個のグループ用基礎を設け、上記グループ用基礎は予め製造されたものを上記ユニットハウスの設置現場に搬入するものであるので、ユニットハウス設置の工期の短縮、設置工事の容易化を図ることができる。
また、請求項2によるユニットハウス用基礎は、請求項1記載のユニットハウス用基礎において、上記各グループに所属する脚柱の本数は同じであるので、より工期の短縮、設置工事の容易化を図ることができる。
また、請求項3によるユニットハウス用基礎は、請求項1記載のユニットハウス用基礎において、上記ユニットハウスは平面視において略四角形をなしていて、上記複数本の脚柱は4個のグループにグループ分けされ、上記4個のグループに対応するように4個のグループ用基礎が設けられているので、より工期の短縮、設置工事の容易化を図ることができる。
また、請求項4によるユニットハウス用基礎は、請求項1記載のユニットハウス用基礎において、上記グループ用基礎の上記脚柱に対応する個所にはアンカーボルトが設置されていて、上記アンカーボルトはグループ用基礎内に埋設された埋設部と上記埋設部に着脱され上記グループ用基礎から突出されるボルト部とから構成されているので、搬送時に上記グループ用基礎の突出される部分を無くし、運搬を容易にできる。
また、請求項5によるユニットハウス用基礎は、請求項4記載のユニットハウス用基礎において、上記埋設部の上端は上記グループ用基礎の上面と面一になっているので、上記グループ用基礎の突出される部分を完全に無くし、更に運搬を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施の形態を示す図で、ユニットハウス及びユニットハウス用基礎を示す斜視図である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のII-II断面図である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、ユニットハウスの高床用脚柱を示す斜視図である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、ユニットハウスのグループ用基礎の配置を示す平面図である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、図5(a)はグループ用基礎を示す平面図、図5(b)は図5(a)のVb-Vb断面図、図5(c)は図5(a)のVc-Vc断面図である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、グループ用基礎内の鉄筋の配置を示す平面図である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、図7(a)はアンカーボルトの埋設部を示す側面図、図7(b)は図7(a)のVIIb-VIIb矢視図、図7(c)はアンカーボルトのボルト部を示す側面図である。
本発明の第2の実施の形態を示す図で、ユニットハウス及びユニットハウス用基礎を示す側面図である。
本発明の第2の実施の形態を示す図で、図8のIX-IX断面図である。
本発明の第2の実施の形態を示す図で、ユニットハウスの高床用脚柱を示す斜視図である。
本発明の第2の実施の形態を示す図で、ユニットハウスのグループ用基礎の配置を示す平面図である。
本発明の第2の実施の形態を示す図で、図12(a)はグループ用基礎を示す平面図、図12(b)は図12(a)のXIIb-XIIb断面図、図12(c)は図12(a)のXIIc-XIIc断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1から図7を参照しながら、本発明の第1の実施の形態について説明する。
この第1の実施の形態によるユニットハウス用基礎1には、図1に示すようなユニットハウス3が設置される。
上記ユニットハウス3は、複数の床側梁材5と、複数の柱7と、複数の図示しない天井側梁材と、図示しない床材と、図示しない天井材と、複数の壁ユニット9、複数の窓ユニット11、ドアユニット13、屋根ユニット15、及び、複数の高床用脚柱17と、等から構成されている。
【0010】
上記床側梁材5と上記柱7と上記高床用脚柱17は図示しないジョイントを介して連結されている。同様に、上記天井側梁材と上記柱7も図示しないジョイントを介して連結されている。
(【0011】以降は省略されています)

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