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公開番号2024105160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2023009757
出願日2023-01-25
発明の名称建設機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240730BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】左右の操作レバーを片手で容易に操作することが可能な走行レバー装置を備えた作業機械を提供すること。
【解決手段】掘削作業機1の運転部10において、運転席15の前方には、オペレータが把持するグリップが先端に設けられた左右一対の操作レバー51を有する走行レバー装置50が設けられている。走行レバー装置50は、運転部10の前端に設けられた柵部材31の上水平部31cの上端に、箱状の操作信号出力部52をグリップ51aが後方向きに突出するように取り付けることにより設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体を走行させるために操作される走行レバー装置が運転部に配置された建設機械であって、
前記走行レバー装置は、
前後方向に傾倒可能に設けられた操作レバーと、
前記操作レバーの基端側に設けられ、前記操作レバーの操作量に応じた操作信号を出力する操作信号出力部と、
前記操作信号出力部を前記運転部の床部に対して離間させて支持する支持部と、
を備えることを特徴とする建設機械。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記操作レバーは、平面視、前記支持部の後方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記支持部の高さが、前記運転部に設置された座席の支持位置より高く、前記走行レバーが前記座席の側方に設置された当該建設機械を操作するサイドレバーより低い位置にあることを特徴とする請求項2に記載の建設機械。
【請求項4】
前記支持部は柱状に形成され、前記運転部の床部に立設されている、
請求項1に記載の建設機械。
【請求項5】
前記支持部は、前記床部と前記操作信号出力部との中途に左右方向に突出した突出部を有する、
請求項4に記載の建設機械。
【請求項6】
前記支持部は、前記運転部の前端に配設された柵部材を含む、
請求項1に記載の建設機械。
【請求項7】
前記支持部は、平面視において前記床部の形状に沿って屈曲させた屈曲部を有し、その基端が運転席を支持する運転席支持台に取り付けられている、
請求項1に記載の建設機械。
【請求項8】
前記支持部が、前記運転部の乗降口と対向する内壁部に取付けられている、
請求項1に記載の建設機械。
【請求項9】
前記支持部は、前記操作信号出力部が出力する信号の通信線を挿通させる中空部を有する、
請求項1から請求項8のいずれかに記載の建設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行レバー装置を備えた建設機械に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば掘削作業機等の建設機械には、左右一対のクローラ式の走行部と、運転席を有する運転部が設けられ、運転席前方には、走行部と連動連結され建設機械を走行させる走行レバー装置が設けられている。走行レバー装置は、左右の走行部のそれぞれに設けられた油圧モータの駆動に対応する左右一対の操作レバーを有し、左右の操作レバーを前方に傾倒させれば機体を前進させ、後方に傾倒させれば機体を後進させるよう形成されている。
【0003】
例えば特許文献1には、掘削作業機において、運転席の前側に配置される走行レバー装置として、左右一対の操作レバーを床部から起立状に立ち上げて設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-352075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
掘削作業機等の建設機械において、左右の走行部の油圧モータの各々は、走行レバー装置の操作レバーの傾倒角度に応じて回転数が増減するよう構成されており、オペレータは、機体を前進させつつ右折させたいときには、右の操作レバーよりも左の操作レバーをより大きい角度で前方に傾倒させる。このように、機体の走行には、左右の操作レバーを同方向に等しい角度傾倒させることで実現される直線的な前進または後進だけでなく、左右の操作レバーの傾倒角度を異ならせて左右に曲がる曲線的な走行がある。一方で、掘削作業機等の建設機械は、不整地で作業を行うものであり、例えば掘削後の穴を避けるため機体の向きを変えながら走行しなければならない。このとき、オペレータは運転部から身を乗り出して穴の位置などを目視で確認するため、一方の手で手摺りを掴んで自らの身体が運転部から落下するのを防ぎつつ、他方の手で左右の操作レバーを操作する必要がある。例えば、左右の走行部の一方だけを駆動して機体を旋回させるピボットターンを行う場合にはオペレータは、左右の操作レバーのうち、一方を中立位置にしたまま他方を大きく傾倒させる操作を片手で行うことになる。
【0006】
特許文献1に開示された構成において、床部から立ち上げた操作レバーの長さは、上端のグリップの高さを運転席に着座したオペレータの腕の高さに合う位置とするため、長いものとなっている。このような操作レバーを傾倒させる場合、操作レバーの基端と上端(グリップ)との距離が長くなるほど、基端側を軸とする回動に対して、上端側の移動距離は長くなる。このため、片手で左右一対の操作レバーを操作する場合に、左右の操作レバーのグリップの前後方向の離間距離が、オペレータの手の大きさに対して長くなり、片手操作で所望の走行を実現することが困難となっていた。特に、片手操作によれば、左右の走行部を互いに反対方向に駆動させてその場でターンを行うスピンターン等のような旋回操作が困難となる。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、左右の操作レバーを片手で容易に操作することが可能な走行レバー装置を備えた建設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る建設機械は、走行車体を走行させるために操作される走行レバー装置が運転部に配置された建設機械であって、前記走行レバー装置は、前後方向に傾倒可能に設けられた操作レバーと、前記操作レバーの基端側に設けられ、前記操作レバーの操作量に応じた操作信号を出力する操作信号出力部と、前記操作信号出力部を前記運転部の床部に対して離間させて支持する支持部と、を備えることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る建設機械は、前記建設機械において、前記操作レバーは、平面視、前記支持部の後方に配置されていることを特徴とする、ものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る建設機械は、前記建設機械において、前記支持部の高さが、前記運転部に設置された座席の支持位置より高く、前記走行レバーが前記座席の側方に設置された当該建設機械を操作するサイドレバーより低い位置にあることを特徴とする、ものである。
(【0011】以降は省略されています)

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