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公開番号2024099240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2023003039
出願日2023-01-12
発明の名称建設機械の作業管理方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類E02F 9/20 20060101AFI20240718BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械が所定の作業領域内で作業を行う場合の施工効率を向上させる。
【解決手段】建設機械2の作業管理方法は、作業管理システム100から自動運転する建設機械2に対して自動運転により行われる作業である自動作業内容を送信する自動作業内容送信工程と、自動運転する建設機械2による作業が行われる自動作業エリアAを設定するとともに、自動作業エリアAを含み自動作業エリアAよりも広いエリアを他の建設機械2や作業員の進入が禁止される進入禁止エリアNAとして設定するエリア設定工程と、を有し、自動作業エリアAは、自動作業内容において位置情報として設定され、自動運転する建設機械2は、位置情報に基づいて作業を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
自動運転可能な建設機械による作業を含む複数の建設作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法であって、
前記作業管理システムから自動運転する前記建設機械に対して自動運転により行われる作業である自動作業内容を送信する自動作業内容送信工程と、
自動運転する前記建設機械による作業が行われる自動作業エリアを設定するとともに、前記自動作業エリアを含み前記自動作業エリアよりも広いエリアを他の建設機械や作業員の進入が禁止される進入禁止エリアとして設定するエリア設定工程と、を有し、
前記自動作業エリアは、前記自動作業内容において位置情報として設定され、
自動運転する前記建設機械は、前記位置情報に基づいて作業を行う、
作業管理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記進入禁止エリアは、前記自動作業エリアにおいて自動運転する前記建設機械の機体の全長の2.5倍を超えない所定の長さだけ前記自動作業エリアより大きく設定される、
請求項1に記載の作業管理方法。
【請求項3】
前記進入禁止エリアは、前記自動作業エリアにおいて自動運転する前記建設機械の機体の全長の0.1倍以上の所定の長さだけ前記自動作業エリアより大きく設定される、
請求項1に記載の作業管理方法。
【請求項4】
自動運転可能な建設機械による作業を含む複数の建設作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法であって、
前記作業管理システムから自動運転する前記建設機械に対して自動運転により行われる作業である自動作業内容を送信する自動作業内容送信工程と、
自動運転する前記建設機械による作業が行われる自動作業エリアを設定するとともに、前記自動作業エリアを含み前記自動作業エリアよりも広いエリアを他の建設機械や作業員の進入が禁止される進入禁止エリアとして設定するエリア設定工程と、を有し、
前記自動作業内容には、自動運転する前記建設機械の作業対象である被作業物の目標値が含まれ、
自動運転する前記建設機械は、前記自動作業エリア内の前記被作業物の状態が前記目標値を満たすように作業を行う、
作業管理方法。
【請求項5】
自動運転する前記建設機械は、敷き均し機械であり、
前記被作業物は、運搬されて荷卸しされる盛土材であり、
前記自動作業エリアは、前記盛土材が敷き均される範囲に基づいて設定される、
請求項4に記載の作業管理方法。
【請求項6】
前記エリア設定工程では、自動運転する前記建設機械により先行して作業が行われる先行自動作業エリアと、自動運転する他の前記建設機械によって前記先行自動作業エリアで行われる作業よりも後行して作業が行われる後行自動作業エリアとが、互いに重複しないように設定され、
前記作業管理方法は、前記先行自動作業エリア内で行われる作業の完了を判定する先行作業完了判定工程をさらに含み、
前記エリア設定工程では、前記先行作業完了判定工程において前記先行自動作業エリア内で行われる作業が完了したと判定された後に、前記先行自動作業エリアに対して設定された先行進入禁止エリアを解除し、前記後行自動作業エリアに対して設定された後行進入禁止エリアを、前記先行進入禁止エリアの一部が含まれるように更新する、
請求項1から5の何れか1つに記載の作業管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械の作業管理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、オペレータによる操作を必要としない自動運転が可能な建設機械が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-8183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、施工効率を向上させるために、特許文献1に記載されるような自動(自律)運転可能な建設機械の導入が進められている。自動運転される建設機械による作業によってすべての施工を完了させることが望ましいが、例えば、精緻な作業や仕上げ工程では、オペレータが手動操作する建設機械による作業が必要となる場合がある。つまり、作業領域内には自動運転状態の建設機械と手動運転状態の建設機械とが混在することとなる。
【0005】
自動運転状態の建設機械と手動運転状態の建設機械との間では意思の疎通を図ることが難しいことから、これらを混在させた場合、互いの作業や通行を阻害してしまう可能性が高くなり、結果として施工効率の低下や安全性の低下を招くおそれがある。
【0006】
本発明は、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械が所定の作業領域内で作業を行う場合の施工効率を向上させるとともに安全性を確保することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、自動運転可能な建設機械による作業を含む複数の建設作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法であって、作業管理システムから自動運転する建設機械に対して自動運転により行われる作業である自動作業内容を送信する自動作業内容送信工程と、自動運転する建設機械による作業が行われる自動作業エリアを設定するとともに、自動作業エリアを含み自動作業エリアよりも広いエリアを他の建設機械や作業員の進入が禁止される進入禁止エリアとして設定するエリア設定工程と、を有し、自動作業エリアは、自動作業内容において位置情報として設定され、自動運転する建設機械は、位置情報に基づいて作業を行う。
【0008】
また、本発明は、自動運転可能な建設機械による作業を含む複数の建設作業を管理する作業管理システムによる作業管理方法であって、作業管理システムから自動運転する建設機械に対して自動運転により行われる作業である自動作業内容を送信する自動作業内容送信工程と、自動運転する建設機械による作業が行われる自動作業エリアを設定するとともに、自動作業エリアを含み自動作業エリアよりも広いエリアを他の建設機械や作業員の進入が禁止される進入禁止エリアとして設定するエリア設定工程と、を有し、自動作業内容には、自動運転する建設機械の作業対象である被作業物の目標値が含まれ、自動運転する建設機械は、自動作業エリア内の被作業物の状態が目標値を満たすように作業を行う。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、自動運転可能な建設機械を含む複数の建設機械が所定の作業領域内で作業を行う場合の施工効率を向上させるとともに安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る作業管理方法の実行に適した作業管理システムの全体構成を示す概念図である。
作業管理システムにおける現場管理部及び建設機械の概略構成を示す構成図である。
作業管理システムの作業管理部の機能を説明するためのブロック図である。
作業エリアで行われる作業の一例を説明するための図である。
作業エリアで行われる作業の一例を説明するための図である。
作業エリアで行われる作業の一例を説明するための図である。
図4Aに示される作業に対して設定される進入禁止エリアについて説明するための図である。
図4Cに示される作業に対して設定される進入禁止エリアについて説明するための図である。
図6に示される進入禁止エリアの更新方法について説明するための図である。
図6に示される進入禁止エリアの更新方法の他の例について説明するための図である。
本発明の実施形態に係る作業管理方法の処理の流れを示す図である。
作業エリアで行われる作業の他の例を説明するための図である。
作業エリアで行われる作業の他の例を説明するための図である。
作業エリアで行われる作業の他の例を説明するための図である。
図10Aに示される作業に対して設定される進入禁止エリアについて説明するための図である。
図10Cに示される作業に対して設定される進入禁止エリアについて説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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