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公開番号
2024143154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055679
出願日
2023-03-30
発明の名称
土砂捕捉柵
出願人
日鉄建材株式会社
代理人
個人
主分類
E02B
7/02 20060101AFI20241003BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】敷幅が小さく、かつ経済性にも考慮した土砂捕捉柵を提供する。
【解決手段】渓流に設けられる土砂捕捉柵であって、鉛直方向又は設置地盤に垂直方向に立設される複数の支柱と、前記複数の支柱における上流側に支持される梁部材と、前記支柱の下流側に斜設されると共に下方に延びる斜材とを備え、前記梁部材は、前記支柱における前記上流側の取付面に下流側の主平面が当接する取り付け板が設けられることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
渓流に設けられる土砂捕捉柵であって、
鉛直方向又は設置地盤に垂直方向に立設される複数の支柱と、前記複数の支柱の上流側に支持される梁部材と、前記支柱の下流側に斜設されると共に下方に延びる斜材とを備えること
を特徴とする土砂捕捉柵。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記梁部材は、前記支柱の上流側に着脱自在に取り付けられていること
を特徴とする請求項1に記載の土砂捕捉柵。
【請求項3】
前記梁部材は、前記支柱における上流側の取付面に下流側の主平面が当接する取り付け板が設けられること
を特徴とする請求項2に記載の土砂捕捉柵。
【請求項4】
前記斜材は、前記支柱の下端と天端との中間点から前記天端までの間に斜設されること
を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の土砂捕捉柵。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、渓流に設けられる土砂捕捉柵に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
比較的小規模な渓流に流れる土砂及び石礫が宅地や道路及び鉄道に流入することを防ぐための捕捉柵が必要とされている。土砂及び石礫を捕捉するための捕捉柵として、例えば下記に示す特許文献1及び特許文献2が公開されている。
【0003】
特許文献1では、0次谷又は1次谷に設けられる透過性の防護柵であって、複数の柱部と柱部の延在方向に沿って互いに所定の間隔をあけた複数の梁部を備えた防護柵が開示されている。
【0004】
特許文献2では、H形鋼の柱部材と鋼管の梁部材から形成されている捕捉体の基礎をコンクリートブロックとする防護工が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-141568号公報
特開2022-39651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、比較的小規模な渓流に流れる土砂及び石礫を捕捉する場合、対象とする計画捕捉土砂量が1000m
3
程度であり、コストを削減するため、通常の鋼製透過型砂防堰堤に比べて簡易かつ小規模な構造が望まれる。また、宅地が谷出口まで迫った地域や山沿いの道路及び鉄道付近の渓流に流れる土砂及び石礫を捕捉する場合、捕捉柵の設置場所は、民家裏や高速道路沿い等の用地や資材等の運搬道が制限される場所であることが多く、構造物の敷幅が小さく、かつ経済性にも考慮した構造であることが望まれる。また、捕捉柵を透過型構造とする場合、実際の現場では流下する最大礫の直径が0.15m程度と比較的小さな礫も捕捉対象とされる場合があり、これらの礫を捕捉できる構造が必要とされている。
【0007】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の開示技術では、礫を捕捉するための梁部材の直径が大きく、コストが嵩むうえに、流下する捕捉対象礫の小径化に対応できない。さらに、特許文献1及び特許文献2の開示技術における捕捉柵の設置場所は、民家裏や高速道路沿い等の用地が制限される場所であることを想定していない。このため、特許文献1及び特許文献2の開示技術では、用地が制限される場所に捕捉柵を設置することができないという問題点があった。この問題を解決するため捕捉柵の幅を狭くすれば各部材に発生する応力が増大し各部材のサイズが大きくなり、コストが嵩むという問題点があった。
【0008】
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、敷幅が小さく、かつ経済性にも考慮した土砂捕捉柵を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1発明に係る土砂捕捉柵は、比較的小規模な渓流に設けられる土砂捕捉柵であって、鉛直方向又は設置地盤に垂直方向に立設される複数の支柱と、前記複数の支柱の上流側に支持される梁部材と、前記支柱の下流側に斜設されると共に下方に延びる斜材とを備えることを特徴とする。
【0010】
第2発明に係る土砂捕捉柵は、第1発明において、前記梁部材は、前記支柱の上流側に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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