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公開番号2024176386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094882
出願日2023-06-08
発明の名称吊り足場の設置構造
出願人株式会社豊裕工業,日鉄建材株式会社,株式会社タカミヤ
代理人個人,個人
主分類E04G 3/30 20060101AFI20241212BHJP(建築物)
要約【課題】簡単かつ確実に階段状の足場における上段と下段の足場板同士の間の隙間を塞ぐことができ、作業中の当該隙間からの落下物を確実に防止することができる吊り足場の設置構造を提供する。
【解決手段】足場板10が下側と上側に階段状に配設された吊り足場1の設置構造であって、足場板10を階段状に組み付ける複数の組付治具20を有しており、組付治具20は、縦方向に延びる棒状の縦板支持部21と、縦板支持部21の下端側から横方向に延びる棒状の下側板支持部22と、縦板支持部21の上端側から下側板支持部22とは逆方向の横方向に延びる棒状の上側板支持部23と、が一体に構成されており、少なくとも2つの組付治具20の縦板支持部21に足場板10がかけ渡されて側面が板面11となるように取り付けられて段差間縦パネル10Aが設けられ、段差間縦パネル10Aによって下段足場10Bと上段足場10Cの間の隙間Sを塞ぐように構成された。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
足場板が下側と上側に階段状に配設された吊り足場の設置構造であって、
前記足場板を階段状に組み付ける複数の組付治具を有しており、
前記組付治具は、縦方向に延びる棒状の縦板支持部と、前記縦板支持部の下端側から横方向に延びる棒状の下側板支持部と、前記縦板支持部の上端側から前記下側板支持部とは逆方向の横方向に延びる棒状の上側板支持部と、が一体に構成されており、
少なくとも2つの前記組付治具の前記下側板支持部に前記足場板がかけ渡されて上面が板面となるように取り付けられて下段足場が設けられ、
少なくとも2つの前記組付治具の前記上側板支持部に前記足場板がかけ渡されて上面が板面となるように取り付けられて上段足場が設けられ、
少なくとも2つの前記組付治具の前記縦板支持部に前記足場板がかけ渡されて側面が板面となるように取り付けられて段差間縦パネルが設けられ、
前記段差間縦パネルによって前記下段足場と前記上段足場の間の隙間を塞ぐように構成されたことを特徴とする吊り足場の設置構造。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記足場板は、その両端に棒状部を有しており、
前記下側板支持部、前記上側板支持部、前記縦板支持部にはそれぞれ、前記棒状部を把持するクランプ手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の吊り足場の設置構造。
【請求項3】
前記下側板支持部には、かけ渡す前記足場板の板面が水平となるようにガイドするガイド部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の吊り足場の設置構造。
【請求項4】
前記上側板支持部には、前記組付治具を吊る吊り部材を有しており、
前記吊り部材は、回動して収納可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吊り足場の設置構造。
【請求項5】
前記足場板には、両端の前記棒状部付近の空間を開放及び閉鎖する回動蓋部を有しており、
前記足場板を前記組付治具に取り付ける際に開放し、取り付け後に閉鎖するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の吊り足場の設置構造。
【請求項6】
前記クランプ手段が、取付け及び取外し自在に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の吊り足場の設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吊り足場の設置構造に関し、特に階段状に設置される吊り足場の設置構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、橋梁等の構築物の点検・補修、改修工事、補強工事等の際には、構築物の下側に作業用の吊り足場が設置される。また、アーチ状の構築物等に吊り足場を設置する場合には、その形状に沿って階段状に吊り足場を設置する場合がある(例えば、引用文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7161381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、階段状に吊り足場を設置する場合には、下段の足場と上段の足場の間に隙間が生じてしまう。この隙間から落下物や作業員の落下等があると大変危険であるので、従来、隙間から落下物が生じないように、ベニヤ板を張ったりネットを取り付けたりして対策を取っていた。
【0005】
しかしながら、このような対策は全てその場その場で臨機応変に対応していく必要があり、また、そのためうまく隙間を塞ぐことができずに、落下物を防止できない状態となってしまうこともあり、問題となっていた。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡単かつ確実に階段状の足場における上段と下段の足場板同士の間の隙間を塞ぐことができ、作業中の当該隙間からの落下物を確実に防止することができる吊り足場の設置構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を達成するために、本発明は、足場板が下側と上側に階段状に配設された吊り足場の設置構造であって、前記足場板を階段状に組み付ける複数の組付治具を有しており、前記組付治具は、縦方向に延びる棒状の縦板支持部と、前記縦板支持部の下端側から横方向に延びる棒状の下側板支持部と、前記縦板支持部の上端側から前記下側板支持部とは逆方向の横方向に延びる棒状の上側板支持部と、が一体に構成されており、少なくとも2つの前記組付治具の前記下側板支持部に前記足場板がかけ渡されて上面が板面となるように取り付けられて下段足場が設けられ、少なくとも2つの前記組付治具の前記上側板支持部に前記足場板がかけ渡されて上面が板面となるように取り付けられて上段足場が設けられ、少なくとも2つの前記組付治具の前記縦板支持部に前記足場板がかけ渡されて側面が板面となるように取り付けられて段差間縦パネルが設けられ、前記段差間縦パネルによって前記下段足場と前記上段足場の間の隙間を塞ぐように構成された吊り足場の設置構造としたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記足場板は、その両端に棒状部を有しており、前記下側板支持部、前記上側板支持部、前記縦板支持部にはそれぞれ、前記棒状部を把持するクランプ手段を有している吊り足場の設置構造としたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記下側板支持部には、かけ渡す前記足場板の板面が水平となるようにガイドするガイド部を備えている吊り足場の設置構造としたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記上側板支持部には、前記組付治具を吊る吊り部材を有しており、前記吊り部材は、回動して収納可能に構成されている吊り足場の設置構造としたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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