TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024137048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048402
出願日2023-03-24
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240927BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】排気処理装置を備えた構成において、エンジンの周囲に配置されるオルタネータ等の機器について良好なメンテナンス性を得ることができるとともに、機関室内に効率良く機器を配置することができる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械は、機体の左右方向の一側に出力軸を突出させたエンジン12と、エンジン12の左右方向の他側に配置された油圧ポンプ35と、エンジン12の上方に配置されエンジン12から排出される排気を処理する排気ガス浄化装置70と、出力軸の回転動力により駆動するオルタネータ81と、を備え、オルタネータ81は、エンジン12の後側の位置、かつ排気ガス浄化装置70の下方の位置に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機体の左右方向の一側に出力軸を突出させたエンジンと、
前記エンジンの前記左右方向の他側に配置された油圧ポンプと、
前記エンジンの上方に配置され前記エンジンから排出される排気を処理する排気処理装置と、
前記出力軸の回転動力により駆動するオルタネータと、を備え、
前記オルタネータは、前記エンジンの後側の位置、かつ前記排気処理装置の下方の位置に配置されている
作業機械。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記出力軸の回転動力により駆動するコンプレッサを備え、
前記コンプレッサは、前記オルタネータの下方に配置されている
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記コンプレッサは、少なくとも一部を前記オルタネータよりも機体の後方に位置させている
請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記エンジンは、機体の後部に設けられた機関室内に設置されており、
前記機関室を後側から覆うとともに前記機関室を外部に臨ませる開口部を有する遮蔽部と、
前記開口部を開閉可能に覆うカバー体と、を備え、
前記オルタネータは、機体の後面視で少なくとも一部を前記開口部の開口範囲に重ねる位置に配置されており、
前記コンプレッサは、機体の後面視で少なくとも一部を前記遮蔽部に重ねる位置に配置されている
請求項2または請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記排気処理装置は、前記エンジンから排出される排気の導入を受ける円筒状のフィルタケースを有し、
前記フィルタケースは、その長手方向を機体の前後方向とする向きで設けられている
請求項1に記載の作業機械。
【請求項6】
前記オルタネータは、一端側を、前記エンジンに対して回動可能に支持させ、他端側を、前記エンジンに対して前記排気処理装置を支持する支持部材から機体の後方に向けて延出した支持ブラケットに対して、前記オルタネータの回動を許容するように位置変更可能に固定支持させた状態で設けられている
請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記エンジンの前記左右方向の一側の側方に配置されたファンと、
前記遮蔽部に対して着脱可能に設けられ、前記開口部の一部を塞ぐ保護部材と、を備え、
前記保護部材は、機体の後面視で少なくとも一部を前記エンジンと前記ファンとの間の空間に重ねるように設けられている
請求項4に記載の作業機械。
【請求項8】
前記遮蔽部は、その下部をなす遮蔽本体部と、前記遮蔽本体部の左右両端から上方に向けて延出して前記遮蔽本体部とともに前記開口部をなす突設部と、を有し、
前記保護部材は、左右の前記突設部のうち一方の前記突設部に対して設けられている
請求項7に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの動力により駆動して発電を行うオルタネータを備えた作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンの動力により駆動して発電を行うオルタネータを備えた作業機械がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1には、作業機械の一種であるバックホーにおいて、後方に開放可能な開閉カバーを備えたボンネットの内部に、出力軸の軸方向を機体左右方向とする向きでエンジンを搭載し、エンジンの出力軸側の側面の上部にエアコン用のコンプレッサを配置するとともに、コンプレッサの下方であって出力軸より後方の位置にオルタネータを配置した構成が開示されている。特許文献1に開示された構成は、オルタネータとコンプレッサに対するボンネットの後方側からのアクセスを容易にしてこれらの装置について良好なメンテナンス性を得ようとするものである。
【0004】
一方、バックホー等の作業機械においては、エンジンに対して排気処理装置を備えた構成のものがある。排気処理装置は、例えば、ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)としてのDPFケースを有し、DPFケースにエンジンから排出される燃焼ガスである排気を導入して浄化する構成を備えている。DPFケースは、例えば略円筒状のケースとして構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-31783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
排気処理装置は、オルタネータ等に対して比較的大型の装置構成である。このため、エンジンの周囲に排気処理装置を配置しながらオルタネータについて良好なメンテナンス性を得ようとした場合、ボンネットの内部の機関室において排気処理装置の配置スペースの確保が困難となる。特に、例えば小型ショベル等の比較的小型の作業機械においては、機関室のスペースが限られているため、排気処理装置の配置位置によって、機関室の前方に設けられた運転部がスペース的に圧迫されたり、機体の重量バランスをとることが難しくなったりする場合がある。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、排気処理装置を備えた構成において、エンジンの周囲に配置されるオルタネータ等の機器について良好なメンテナンス性を得ることができるとともに、機関室内に効率良く機器を配置することができる作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る作業機械は、機体の左右方向の一側に出力軸を突出させたエンジンと、前記エンジンの前記左右方向の他側に配置された油圧ポンプと、前記エンジンの上方に配置され前記エンジンから排出される排気を処理する排気処理装置と、前記出力軸の回転動力により駆動するオルタネータと、を備え、前記オルタネータは、前記エンジンの後側の位置、かつ前記排気処理装置の下方の位置に配置されているものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る作業機械は、前記作業機械において、前記出力軸の回転動力により駆動するコンプレッサを備え、前記コンプレッサは、前記オルタネータの下方に配置されているものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る作業機械は、前記作業機械において、前記コンプレッサは、少なくとも一部を前記オルタネータよりも機体の後方に位置させているものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防災水嚢
11日前
株式会社大林組
接続構造
15日前
日本車輌製造株式会社
杭打機
26日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
2日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
1日前
株式会社サンライズ
擁壁排水管用カバー
2日前
大成建設株式会社
地下構造物の構築方法
15日前
住友重機械工業株式会社
作業機械
15日前
株式会社エンバイン
螺旋状掛止め材
5日前
株式会社大林組
複合地盤検討方法
22日前
株式会社不動テトラ
地盤改良方法
23日前
大成建設株式会社
合成壁構造
5日前
大和ハウス工業株式会社
スラブ構築方法
29日前
コベルコ建機株式会社
作業機械の溶接構造
22日前
日立建機株式会社
建設機械
8日前
日立建機株式会社
建設機械
1日前
日本車輌製造株式会社
建設機械の表示装置
5日前
日立建機株式会社
建設機械
5日前
日立建機株式会社
建設機械
15日前
ヤンマーホールディングス株式会社
建設機械
16日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
1日前
青木あすなろ建設株式会社
土構造物の品質管理方法
16日前
ヤンマーホールディングス株式会社
建設機械
15日前
ヤンマーホールディングス株式会社
建設機械
5日前
株式会社竹中工務店
建物
5日前
株式会社小松製作所
作業機械
5日前
太平洋セメント株式会社
地盤改良方法
23日前
太平洋セメント株式会社
地盤改良方法
23日前
青木あすなろ建設株式会社
土構造物の品質管理方法
16日前
ヤンマーホールディングス株式会社
建設機械
1日前
日立建機株式会社
プラグ
1日前
株式会社日立建機ティエラ
電動式建設機械
15日前
日立建機株式会社
作業機械
15日前
株式会社大林組
建替え工法
29日前
続きを見る