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公開番号2024101850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023006012
出願日2023-01-18
発明の名称管材の取付構造
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E02D 29/05 20060101AFI20240723BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】簡略な構造で溶接作業が省略でき管材の材質を自在に選択可能な、管材の取付構造を提供することである。
【解決手段】柱材に沿ってを管材を取り付ける管材の取付構造であって、前記管材を把持する把持金具と、一端が前記把持金具に連結され、他端が柱材を構成する鋼管に設けられた取付金物に連結される連結部材と、を備え、該連結部材と前記取付金物が、ボルト接合されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
柱材に沿ってを管材を取り付ける管材の取付構造であって、
前記管材を把持する把持金具と、
一端が前記把持金具に連結され、他端が柱材を構成する鋼管に設けられた取付金物に連結される連結部材と、を備え、
該連結部材と前記取付金物が、ボルト接合されていることを特徴とする管材の取付構造。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管材の取付構造において、
前記取付金物が、エレクションピースであることを特徴とする管材の取付構造。
【請求項3】
請求項2に記載の管材の取付構造において、
前記連結部材と前記エレクションピースのボルト接合に、前記エレクションピースを利用して前記鋼管を継ぎ足す際に用いるボルトが兼用されていることを特徴とする管材の取付構造。
【請求項4】
請求項1に記載の管材の取付構造において、
前記管材が、複数の単管を縦継手を介して継ぎ足してなり、
前記縦継手は、前記把持金具の直下に配置されていることを特徴とする管材の取付構造。
【請求項5】
請求項4に記載の管材の取付構造において、
前記単管が、硬質ポリ塩化ビニル管よりなることを特徴とする管材の取付構造。
【請求項6】
請求項5に記載の管材の取付構造において、
前記硬質ポリ塩化ビニル管の断面が、円形であることを特徴とする管材の取付構造。
【請求項7】
請求項1に記載の管材の取付構造において、
前記柱材が、逆打ち支柱であるとともに、前記管材が前記逆打ち支柱の建入れ精度管理装置を構成するガイド管であり、
該ガイド管には、その上方から鉛直器で視準するターゲット板が、下端を塞ぐように設けられていることを特徴とする管材の取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱に沿って設ける管材の取付構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、建物の構築に逆打ち工法を採用する場合がある。逆打ち工法は、例えば特許文献1に開示されているように、地中に掘削して設けた掘削孔にコンクリートを打設するとともに、逆打ち支柱を建て込んで、逆打ち支柱の下部とコンクリートを一体化させる。
【0003】
こののち、地面を掘削しながら逆打ち支柱を露出させ、この逆打ち支柱を建物の地下柱として利用しつつ地下階を下方に向かって構築していく。これと同時に、逆打ち支柱の上部に鉄骨を接続して、地上階を上方に向かって構築していく。
【0004】
このような逆打ち支柱は、その軸線が鉛直方向に対して傾斜していると、構築予定の建物に悪影響を及ぼす。このため、逆打ち支柱の建入れ時に、逆打ち支柱の傾きを計測し調整するなど、建入れ精度を管理している。
【0005】
建入れ精度の管理には様々な方法があるが、特許文献1では、下端側にターゲット板を設置した筒状の測定管を逆打ち支柱の外側に設ける。また、測定管の直上にレーザ鉛直器を設置し、このレーザ鉛直器を利用して、測定管内を通してターゲット板に向けてレーザ光を照射する。こうして、ターゲット板上のレーザ光によるポイントを視準し、逆打ち支柱のずれを計測するとともに、この計測したずれに基づいて、逆打ち支柱の建入れを修正している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-80836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のような方法で建入れ精度を管理する場合、筒状の測定管を逆打ち支柱に沿って取り付ける必要がある。測定管は、一般に鋼管を採用し、帯状鋼板などを利用して溶接により逆打ち支柱に取り付ける場合が多い。
【0008】
しかし、溶接作業は煩雑であるとともに、測定管と逆打ち支柱とで軸心が平行となるように固定するには、熟練工による溶接作業が必要になるなど、様々な制約が生じる。また、逆打ち支柱が長大な場合には測定管もこれに対応して長大に形成すべく、鋼管を継ぎ足すこととなる。すると、継ぎ足し位置から測定管内に掘削孔を満たす安定液が流入し、ターゲット板の視認性を阻害するおそれが生じる。
【0009】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、簡略な構造で溶接作業が省略でき管材の材質を自在に選択可能な、管材の取付構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
かかる目的を達成するため本発明の管材の取付構造は、柱材に沿ってを管材を取り付ける管材の取付構造であって、前記管材を把持する把持金具と、一端が前記把持金具に連結され、他端が柱材を構成する鋼管に設けられた取付金物に連結される連結部材と、を備え、該連結部材と前記取付金物が、ボルト接合されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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