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公開番号
2024119625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023026654
出願日
2023-02-22
発明の名称
建築物
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/26 20060101AFI20240827BHJP(建築物)
要約
【課題】木質の積層板材で形成された片持ち梁のクリープによるたわみ変形を抑制することが可能な建築物を提供することである。
【解決手段】木質の積層板材で形成された建材10を用いた建築物1であって、建材10により形成された壁部分21と、建材10により形成され、壁部分21に片持ち支持された片持ち梁22と、片持ち梁22の上面に、片持ち梁22の壁部分21とは反対側の先端部分から壁部分21の側に向けて所定の間隔を空けて並べて固定された複数の支持材41と、隣り合う支持材41の間に張力を生じた状態で支持されたシート42と、を有することを特徴とする建築物1。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
木質の積層板材で形成された建材を用いた建築物であって、
前記建材により形成された壁部分と、
前記建材により形成され、前記壁部分に片持ち支持された片持ち梁と、
前記片持ち梁の上面に、前記片持ち梁の前記壁部分とは反対側の先端部分から前記壁部分の側に向けて所定の間隔を空けて並べて固定された複数の支持材と、
隣り合う前記支持材の間に張力を生じた状態で支持されたシートと、を有することを特徴とする建築物。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記片持ち梁が、前記建築物の天井部分である、請求項1に記載の建築物。
【請求項3】
前記壁部分及び前記天井部分を有する構造体が、
それぞれ細長い形状に形成された複数の前記建材を前記積層板材の積層方向に重ねて接合して形成されている、請求項2に記載の建築物。
【請求項4】
それぞれ前記積層方向から見て円弧状であるとともに互いに形状が相違する複数種類の前記建材が、互いに同軸状且つ円周方向にずらして配置されることで、前記構造体が中心軸を水平とした半円筒形に形成されている、請求項3に記載の建築物。
【請求項5】
鉄道駅の駅舎である、請求項1~4の何れか1項に記載の建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木質の積層板材で形成された建材を用いた建築物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
地球温暖化の原因となる温室効果ガスを削減するために、例えば集合住宅、宿泊施設、鉄道駅の駅舎などの比較的大きな建築物を木造として温室効果ガスの一種である二酸化炭素を削減する取り組みが行われている。
【0003】
従来、このような木造の建築物として、CLT(Cross Laminated Timber)などの木質の積層板材で形成された建材を用いて建築されたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-9360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
木質の積層板材で形成された建材を用いた建築物として、当該建材で形成された壁部分と、当該建材で形成されて壁部分に片持ち支持された片持ち梁とを有する構成とすることが考えらえる。この場合、片持ち梁は、例えば建築物の天井部分として構成することができる。
【0006】
しかし、CLTなどの木質の積層板材で形成された片持ち梁は、自重が加わることによりクリープを生じ、先端側部分が下方に下がる方向のたわみ変形が徐々に増大するおそれがある、という問題があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、木質の積層板材で形成された片持ち梁のクリープによるたわみ変形を抑制することが可能な建築物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の建築物は、木質の積層板材で形成された建材を用いた建築物であって、前記建材により形成された壁部分と、前記建材により形成され、前記壁部分に片持ち支持された片持ち梁と、前記片持ち梁の上面に、前記片持ち梁の前記壁部分とは反対側の先端部分から前記壁部分の側に向けて所定の間隔を空けて並べて固定された複数の支持材と、隣り合う前記支持材の間に張力を生じた状態で支持されたシートと、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の建築物は、上記構成において、前記片持ち梁が、前記建築物の天井部分であるのが好ましい。
【0010】
本発明の建築物は、上記構成において、前記壁部分及び前記天井部分を有する構造体が、それぞれ細長い形状に形成された複数の前記建材を前記積層板材の積層方向に重ねて接合して形成されているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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