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公開番号
2024120648
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027591
出願日
2023-02-24
発明の名称
吹付け装置
出願人
株式会社大林組
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
B05B
13/04 20060101AFI20240829BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】吹付け施工の省力化を図りつつ、処理対象面に吹付け材料を噴射したのちの吹付け面に、高品質な出来形を形成する、吹付け装置を提供する。
【解決手段】処理対象面Fを吹付け施工するための吹付け装置100であって、前記処理対象面に対向して配置される内フレーム60と、該内フレーム内を移動し、前記処理対象面に吹付け材料を噴射する噴射ノズルと、前記内フレームを支持するフレーム支持構造10と、を備え、該フレーム支持構造が、前記内フレームを囲う架構体20と、該架構体内で前記内フレームを昇降させるフレーム昇降装置50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理対象面を吹付け施工するための吹付け装置であって、
前記処理対象面に対向して配置される内フレームと、
該内フレーム内を移動し、前記処理対象面に吹付け材料を噴射する噴射ノズルと、
前記内フレームを支持するフレーム支持構造と、を備え、
該フレーム支持構造が、
前記内フレームを囲う架構体と、
該架構体内で前記内フレームを昇降させるフレーム昇降装置と、
を備えることを特徴とする吹付け装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の吹付け装置において、
前記フレーム支持構造に、前記架構体を前記処理対象面に沿って移動自在に支持する支持構造移動機構を備えることを特徴とする吹付け装置。
【請求項3】
請求項2に記載の吹付け装置において、
前記支持構造移動機構が、前記架構体に設ける移動体と、該移動体の移動方向をガイドするガイド部材と、を備えることを特徴とする吹付け装置。
【請求項4】
請求項1に記載の吹付け装置において、
前記フレーム支持構造に、前記架構体を前記処理対象面に対して取り外し自在に固定する固定機構が設けられることを特徴とする吹付け装置。
【請求項5】
請求項4に記載の吹付け装置において、
前記固定機構に、マグネット工具を備えることを特徴とする吹付け装置。
【請求項6】
請求項1に記載の吹付け装置において、
前記内フレームが、
平面形状のフレーム本体と、
該フレーム本体に沿って上下方向に移動するガーダと、
該ガーダ上を左右方向に移動するトロリーと、を有し、
該トロリーに、前記噴射ノズルが搭載されることを特徴とする吹付け装置。
【請求項7】
請求項6に記載の吹付け装置において、
前記トロリーに、前記噴射ノズルと前記処理対象面との間隔を調整する位置調整機構が設けられ、
該位置調整機構に、前記噴射ノズルが設置されることを特徴とする吹付け装置。
【請求項8】
請求項1に記載の吹付け装置において、
前記吹付け材料が、研削材であることを特徴とする吹付け装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物や構造物に設定された処理対象面を吹付け施工するために用いる吹付け装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
吹付け材料を構造物の壁面などに噴射する吹付け施工は、人力で実施する場合、作業員が噴射ノズルを備えた吹付けガンを担ぎながら、位置・向きを調整する。さらには、噴射ノズルに接続されたホースの取り回しなどを行う必要があるなど、多大な労力を要する。また、作業員の技能によっては、吹付け材料を噴射させたのちの吹付け面にムラが生じるなど、出来形に不具合を生じる場合もある。
【0003】
このため、従来より吹付け施工の省人化が進められている。例えば、特許文献1には、構造物の表面処理に使用する表面処理装置が開示されている。特許文献1の表面処理装置は、処理対象面に沿って敷設されるガイドレールと、ガイドレール上を移動する表面処理ロボットを備える。
【0004】
表面処理ロボットには、マニピュレータとノズルが設けられており、表面処理ロボットをガイドレール上で移動させつつ、マニピュレータを動作プログラムに従って可動させる。これにより、マニピュレータに取り付けられているノズルの位置や姿勢を制御し、処理対象面を表面処理する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-214081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のとおり、表面処理ロボットを採用することで、吹付け施工の省人化を図ることができる。また、表面処理の均質化を図ることができる。ところが、表面処理ロボットの導入は、動作プログラムの構築が煩雑であり、また、多大な費用を要する。さらには、処理対象面が狭隘な環境下にあると、表面処理ロボットの搬出入や設置スペースの確保が困難となる場合があるなど、様々な課題を生じていた。
【0007】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、吹付け施工の省力化を図りつつ、処理対象面に吹付け材料を噴射したのちの吹付け面に、高品質な出来形を形成することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる目的を達成するため本発明の吹付け装置は、処理対象面を吹付け施工するための吹付け装置であって、前記処理対象面に対向して配置される内フレームと、該内フレーム内を移動し、前記処理対象面に吹付け材料を噴射する噴射ノズルと、前記内フレームを支持するフレーム支持構造と、を備え、該フレーム支持構造が、前記内フレームを囲う架構体と、該架構体内で前記内フレームを昇降させるフレーム昇降装置と、を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明の吹付け装置は、前記フレーム支持構造に、前記架構体を前記処理対象面に沿って移動自在に支持する支持構造移動機構を備える
【0010】
本発明の吹付け装置は、前記支持構造移動機構が、前記架構体に設ける移動体と、該移動体の移動方向をガイドするガイド部材と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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