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公開番号2024101706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023005775
出願日2023-01-18
発明の名称作業機械
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240723BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】ファンの交換を容易に行うことが可能な作業機械を提供すること
【解決手段】油圧ショベル1は、熱交換器と、第1フレーム44と、第2フレーム61と、ファン62と、を備える。第1フレーム44は、熱交換器の周囲に配置されている。第2フレーム61は、熱交換器に対向して配置されるように第1フレーム44に取り外し可能に固定されている。ファン62は、第2フレーム61に固定され、電力によって駆動する。第2フレーム61は第1フレーム44への固定が解除された後、第1フレーム44に対して上方に移動可能である。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
熱交換器と、
前記熱交換器の周囲に配置された第1フレームと、
前記熱交換器に対向して配置されるように前記第1フレームに取り外し可能に固定された第2フレームと、
前記第2フレームに固定され、電力によって駆動するファンと、
前記第2フレームは前記第1フレームへの固定が解除された後、前記第1フレームに対して上方に移動可能である、
作業機械。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2フレームは、
前記熱交換器に対向し、前記ファンが固定された板状のファン固定部と、
前記ファン固定部の上端部から前記第1フレームに向かって突出し、前記第1フレームの上部に上方から係止する係止部と、を有する、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記熱交換器、前記第1フレーム、前記第2フレーム、および前記ファンを収納する収納部と、
前記第2フレームの上部に配置され、前記第2フレームを前記第1フレームに固定する第1固定部と、を更に備え、
前記収納部は、開閉可能な上面カバーを有し、
前記第1固定部は、前記上面カバーを開けた状態でアクセス可能である、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項4】
前記熱交換器、前記第1フレーム、前記第2フレーム、および前記ファンを収納する収納部と、
前記第2フレームの下部に配置され、前記第2フレームを前記第1フレームに固定する第2固定部と、を更に備え、
前記収納部は、底面に形成された貫通孔を有し、
前記第2固定部は、前記貫通孔を介してアクセス可能である、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項5】
前記第2フレームは、
前記ファン固定部の前記上端部から前記第1フレームに向かって突出し、前記係止部を含む突出部を更に有し、
前記熱交換器は、前記係止部の上側に配置され、冷媒が流通する管部材が取り付けられる取付口を有し、
前記突出部は、前記取付口の下方に切り欠き部を有する、
請求項2に記載の作業機械。
【請求項6】
エンジンと、
前記熱交換器、前記第1フレーム、前記第2フレーム、前記ファン、および前記エンジンを収納する収納部を更に備え、
前記収納部は、前記ファンによって空気が吸引される空気口を有し、
前記空気口から順に前記熱交換器、前記ファンおよび前記エンジンが並んで配置されている、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項7】
前記ファンと繋がっている第1ケーブルと、
前記ファンに電力を供給する第2ケーブルと、
前記第1ケーブルの先端に配置され、前記第2ケーブルが着脱可能に取り付けられるコネクタ部と、を更に備え、
前記コネクタ部は、前記第2フレームに固定されている、
請求項1に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
油圧ショベル等の作業機械には、各種流体(冷媒等)を冷却するために熱交換器と、熱交換器に冷却風を供給する複数のファンが設けられている。熱交換器としては、例えば、エンジンの冷却水が通るラジエータ、油圧アクチュエータを作動させるための作動油が通るオイルクーラ、圧縮された空気が通るアフタークーラ等が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に示すファンは、シュラウドに取り付けられており、シュラウドが熱交換器まで形成され、ファンからの冷却風を熱交換器に導いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-84520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
メンテナンス等においてファンを交換する際には、ファンをシュラウドに固定しているボルト等を取り外して、ファンを個別にシュラウドから取り外す必要がある。しかしながら、ボルトが他の構成部品等が混在した場所に配置されているため、脱着性が悪くファンを交換し難かった。
【0006】
本開示は、ファンの交換を容易に行うことが可能な作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様にかかる作業機械は、熱交換器と、第1フレームと、第2フレームと、ファンと、を備える。第1フレームは、熱交換器の周囲に配置され、熱交換器に対向する開口を有する。第2フレームは、熱交換器に対向して配置されるように第1フレームに取り外し可能に固定されている。ファンは、第2フレームに固定され、電力によって駆動する。第2フレームは第1フレームへの固定が解除された後、第1フレームに対して上方に移動可能である。
【発明の効果】
【0008】
本開示の態様によれば、ファンの交換を容易に行うことが可能な作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態にかかる油圧ショベルを示す斜視図である。
油圧ショベルの後方から視た斜視図である。
エンジンルームの内側から左側面側を見た図である。
冷却ユニットの斜視図である。
冷却ユニットからファンユニットを取り外した状態を示す斜視図である。
カバーフレームを冷却ユニットから取り外した状態を示す図である。
冷却ユニットの分解斜視図である。
ファンユニットを示す斜視図である。
ファンユニットを右方向から視た正面図である。
ファンユニットを前方から視た側面図である。
ファンユニットを上方から視た平面図である。
図6の上面図である。
図3に示す冷却ユニットの正面図である。
油圧ショベルの旋回体を示す斜視図である。
エンジンルームの上面カバーを開放した状態の拡大図である。
油圧ショベルの旋回体の底面を示す図である。
図12Aの拡大図である。
(a)~(c)ファンユニットを熱交換器ユニットから取り外す動作を説明するための模式側面図である。
図11Bにおいてアフタークーラの流入口からホースを取り外した状態を示す図である。
ファンユニットを熱交換器ユニットに対して上方を移動した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示にかかる作業機械の一例としての油圧ショベルについて図面を参照しながら以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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