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公開番号2024121031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023027876
出願日2023-02-27
発明の名称作業用車両
出願人株式会社竹内製作所
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240830BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】車載充電器として単相電源用充電器を搭載し、三相電源を含む2種類の外部電源および3種類の電源ケーブルによる電力の供給が可能な作業用車両を提供する。
【解決手段】本発明に係る作業用車両1は、外部電源PSから電力を供給する電源ケーブルCaが連結される中継部品60と、電動モータ18に電力を供給する並列配置の3台の単相電源用充電器62A、62B、62Cとを備え、中継部品60として、外部電源PSが三相電源であって電源ケーブルCaがアース線を含む4線式の出力プラグPgAを有する場合に第1中継部品60A、外部電源PSが三相電源であって電源ケーブルCaがアース線を含む5線式の出力プラグPgBを有する場合に第2中継部品60B、外部電源PSが単相電源であって電源ケーブルCaがアース線を含む3線式の出力プラグPgCを有する場合に第3中継部品60Cから対応する一つが選択されて車体3に取付けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、走行装置と、油圧により作動する作業装置と、前記走行装置もしくは前記作業装置の駆動源となる電動モータと、を備える作業用車両であって、
前記電動モータを駆動するための電力を供給する車載充電器と、
外部電源と接続する接続部と、
前記接続部と前記車載充電器とを接続する配線部と、
を備え、
前記接続部および前記配線部は、前記外部電源の仕様に応じて複数種類が準備されると共に、該複数種類の中から対応する一つが選択されて前記車体に取付け可能なように該接続部、該配線部、および前記車体が構成されていること
を特徴とする作業用車両。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
車体と、走行装置と、油圧により作動する作業装置と、前記走行装置もしくは前記作業装置の駆動源となる電動モータと、を備える作業用車両であって、
前記電動モータを駆動するための電力を供給する車載充電器と、
外部電源から電力を供給する外部の電源ケーブルが連結されるインレット、および、前記インレットと前記車載充電器とを接続するための中間ハーネス、を有する中継部品と、を備え、
前記車載充電器として、3台の単相交流電源用充電器が並列回路を構成するように設けられており、
前記中継部品として、
前記外部電源が三相交流電源であって前記電源ケーブルがアース線を含む4線式の出力プラグを有する場合に、該出力プラグが着脱可能に連結される4線式の第1インレット、および、該インレットから配線分岐・組替えの少なくとも一方を伴って3本に分岐されると共に分岐先の各先端部に単相交流電源を出力する1個の出力端子が設けられる第1中間ハーネス、を有する第1中継部品、
前記外部電源が三相交流電源であって前記電源ケーブルがアース線を含む5線式の出力プラグを有する場合に、該出力プラグが着脱可能に連結される5線式の第2インレット、および、該インレットから配線分岐・組替えの少なくとも一方を伴って3本に分岐されると共に分岐先の各先端部に単相交流電源を出力する1個の出力端子が設けられる第2中間ハーネス、を有する第2中継部品、
前記外部電源が単相交流電源であって前記電源ケーブルがアース線を含む3線式の出力プラグを有する場合に、該出力プラグが着脱可能に連結される3線式の第3インレット、および、該インレットから配線分岐・組替えの少なくとも一方を伴って3本に分岐されると共に分岐先の各先端部に単相交流電源を出力する1個の出力端子が設けられる第3中間ハーネス、を有する第3中継部品、
から対応する一つが選択されて、前記車体に取付けられる構成であり、
前記中継部品の3個の前記出力端子は、それぞれ、対応する3台の前記車載充電器の入力端子に電気的に接続されること
を特徴とする作業用車両。
【請求項3】
電力供給の制御を行う制御部と、
前記電動モータを駆動するための電力を供給する蓄電池と、を備え、
前記制御部は、前記車載充電器から前記蓄電池に電力を供給して前記蓄電池を充電する制御と、前記車載充電器から前記電動モータに電力を供給して前記電動モータを駆動する制御とを、両方同時にもしくは片方ずつ切替えて行うこと
を特徴とする請求項2に記載の作業用車両。
【請求項4】
前記第1中継部品、前記第2中継部品、および前記第3中継部品は、それぞれの前記出力端子の形状が同一に形成されていること
を特徴とする請求項2または請求項3に記載の作業用車両。
【請求項5】
前記第1中継部品、前記第2中継部品、および前記第3中継部品は、前記第1インレットを前記車体に固定する固定部の形状、前記第2インレットを前記車体に固定する固定部の形状、および前記第3インレットを前記車体に固定する固定部の形状が同一に形成されていること
を特徴とする請求項2または請求項3に記載の作業用車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧により作動する作業装置と、作業装置の駆動源となる電動モータと、を備える作業用車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
作業用車両の例として、走行用のクローラもしくはタイヤが取付けられた下部体と、下部体の上に配設された上部体と、下部体もしくは上部体に取付けられて油圧により作動する作業装置を備える油圧ショベル、トラックローダ等が従来より知られている。
【0003】
昨今では、従来のエンジンに代えて電動モータによって駆動される作業用車両が開発されている(特許文献1:特許第6463537号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6463537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記に例示される電動モータによって駆動される作業用車両は、車体に搭載された車載充電器に外部の電源ケーブルを接続して、外部電源から電力を供給する方式が広く採用されている。
【0006】
ここで、電動モータによって駆動される作業用車両のユーザーが使用する外部電源および電源ケーブルは、複数の仕様がある。具体的に、(1)外部電源が三相交流電源であって電源ケーブルがアース線を含む4線式の出力プラグを有する場合、(2)外部電源が三相交流電源であって電源ケーブルがアース線を含む5線式の出力プラグを有する場合、(3)外部電源が単相交流電源であって電源ケーブルがアース線を含む3線式の出力プラグを有する場合、の少なくとも3種類の仕様がある(なお、三相交流電源には200Vおよび400V、また、単相交流電源には100Vおよび200V、等に例示される電圧の相違もあるが、それらは、配線や機器類の耐圧性能の変更で対応できるため、上記(1)~(3)の3種類に対応する基本構成を検討すれば足りる)。
【0007】
外部電源が三相交流電源と単相交流電源とで相違する場合、一案として、作業用車両に専用の車載充電器、すなわち三相交流電源用充電器もしくは単相交流電源用充電器のいずれかを搭載する対応手段が考えられる。その場合、車載充電器として単相交流電源用充電器が搭載された作業用車両に対しては、三相交流電源の外部電源から電力を供給することができず、同様に、車載充電器として三相交流電源用充電器が搭載された作業用車両に対しては、単相交流電源の外部電源から電力を供給することができないという課題が生じ得る。また、電源の仕様が同じであっても、電源ケーブルのピン数が相違する場合には、電力を供給することができないという課題が生じ得る。
【0008】
一方、電源の相違に対しては、別案として、作業用車両に電源の変換を行うトランス、相変換器等を搭載する対応手段も考えられる。しかしながらその場合、車両構造の複雑化、車両コストの上昇、組立て工数の増加という課題が生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、三相交流電源を単相交流電源に変換する機器を搭載せずに、車載充電器として単相交流電源用充電器のみを搭載する構成によって、少なくとも三相交流電源を含む2種類の外部電源および3種類の電源ケーブルによる電力の供給が可能となる作業用車両を実現することを目的とする。
【0010】
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
(【0011】以降は省略されています)

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