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公開番号2024103138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007314
出願日2023-01-20
発明の名称アンカーボルト用座金
出願人構法開発株式会社,株式会社進富
代理人個人
主分類E02D 27/00 20060101AFI20240725BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】 基礎の縁端寸法を大きくしたり、アンカーボルトの径を大きくする必要がなく、従来の基礎施工治具を使用することができ、安価で固定する構造体からの水平剪断力を受けるアンカーボルトと基礎コンクリートの固定強度を合理的に確保することができるアンカーボルト用座金を提供する。
【解決手段】 構造物の基礎に埋設される、ねじ部21及び軸部22を有するアンカーボルト2に装着するアンカーボルト用座金1であって、前記アンカーボルトを挿通する挿通孔11と、脱気孔12を有する天板部10と、該天板部の縁部に沿って延設された側面部13を有し、挿通孔にアンカーボルトのねじ部又は軸部に装着した状態で、側部が基礎に埋設されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
構造物の基礎に埋設される、ねじ部及び軸部を有するアンカーボルトに装着するアンカーボルト用座金であって、
前記アンカーボルトを挿通する挿通孔と、脱気孔を有する天板部と、
該天板部の縁部に沿って延設された側面部を有し、
前記挿通孔にアンカーボルトのねじ部又は軸部に装着した状態で、前記側部が基礎に埋設されることを特徴とするアンカーボルト用座金。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記天板部の上視面形状が円形であることを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト用座金。
【請求項3】
前記アンカーボルトの前記基礎から突出する突出部の前記軸部側に調整部が設けられるとともに、先端側にねじ部が設けられ、前記調整部の前記ねじ部側の端部にテーパー部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト用座金。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンカーボルト用座金に関し、詳しくは、建造物の基礎の施工時に用いるアンカーボルトに装着するアンカーボルト用座金に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
建造物の基礎の施工時に用いる一般的なアンカーボルトは、引抜力に対抗するとともに、剪断力は固定する構造体からの鉛直抗力により、コンクリートと構造体の摩擦力で対抗するので、建築基準法(建築基準法告示1456号)の規定により、構造体の孔クリアランスはボルト径+5mmまでと定められている。
【0003】
しかし、固定する構造体からの剪断力がコンクリートと構造体の摩擦より大きい場合、孔クリアランス5mmの範囲で滑り、構造体の孔がアンカーボルトに当接して剪断力をアンカーボルトが受けることが考慮される。
【0004】
一方、構造体からの剪断力を受けたアンカーボルトは、コンクリート基礎に埋め込まれているため、アンカーボルトとコンクリートの面際に剪断力が集中し、コンクリートが支圧破壊することが考慮される。また、コンクリート基礎の縁端が近い場合は水平方向にコーン破壊が発生する可能性がある。
【0005】
このように、アンカーボルトに対して、固定する構造体からの剪断力がコンクリートと構造体の摩擦力より大きい場合、通常、アンカーボルトとの孔クリアランスが小さい座金プレートを溶接したり、孔クリアランス部分にモルタルなどを充填している(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-113238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の提案のように、現地で溶接したりモルタルを充填する方法は、天候等の影響を受けるため施工性に問題がある。
【0008】
このような場合には、基礎の縁端寸法を大きくしたり、アンカーボルトの径を大きくすることによる対策が考えられるが、これらの対策は基礎設計の変更やアンカーボルトの変更が必要となるため現実的ではない。
【0009】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、基礎の縁端寸法を大きくしたり、アンカーボルトの径を大きくする必要がなく、従来の基礎施工治具を使用することができ、固定する構造体からの水平剪断力を受けるアンカーボルトと基礎コンクリートの固定強度を安価で合理的に確保することができるアンカーボルト用座金を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のアンカーボルト用座金は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであって、以下のことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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