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公開番号2024134266
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044478
出願日2023-03-20
発明の名称ショベル
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 3/43 20060101AFI20240926BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】設定にかかる手間を削減することを目的とする。
【解決手段】下部走行体と、前記下部走行体に対して、旋回自在に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられ、ブーム、アーム、及びバケットを含むアタッチメントと、現在の前記バケットの角度を基準とした目標面であって、前記バケットの角度に応じて異なる前記目標面を設定する制御装置と、を有するショベルである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
下部走行体と、
前記下部走行体に対して、旋回自在に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられ、ブーム、アーム、及びバケットを含むアタッチメントと、
現在の前記バケットの角度を基準とした目標面であって、前記バケットの角度に応じて異なる前記目標面を設定する制御装置と、を有するショベル。
続きを表示（約 710 文字）【請求項２】
前記制御装置は、
オペレータの操作に応じて、前記アタッチメントに含まれるブーム、アーム、及びバケットのうちのマスタ要素の動作に関するマスタ指令値を生成し、
前記バケットの作業部位が前記目標面に沿って移動するように、前記マスタ指令値に対応する前記マスタ要素の動作に合わせて、前記アタッチメントに含まれるブーム、アーム、及びバケットのうちのスレーブ要素に関するスレーブ指令値を生成する、請求項１記載のショベル。
【請求項３】
前記目標面は、前記バケットの背面を基準面とし、前記基準面に対して一定の角度となる平面である、請求項１又は２記載のショベル。
【請求項４】
前記制御装置は、
前記目標面の設定を指示する操作を受け付けたときの前記バケットの角度と、前記一定の角度と、に基づき前記目標面を設定する、請求項３記載のショベル。
【請求項５】
前記制御装置による制御が継続している状態において、前記バケットの角度が変更されると、前記目標面が、前記バケットの角度に応じて変更される、請求項３記載のショベル。
【請求項６】
前記制御装置は、
前記一定の角度を入力するための画面を表示装置に表示させる、請求項３記載のショベル。
【請求項７】
前記制御装置は、
前記目標面とは別の目標施工面が設定されていた場合に、前記バケットの作業部位が前記目標施工面と一定の距離以内となったことが検知すると、前記バケットの作業部位を前記目標施工面に沿って移動させるよいに制御する、請求項１記載のショベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ショベルに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来では、掘削目標面よりも地表面に近い位置に目安面を設定し、エンドアタッチメントの作業部位の高さと目安面の高さを比較しながら、比較結果に基づいて通報音によるガイダンスを行なうショベルが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１６／１４８２５１号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述した従来の技術では、ショベルによる作業前に、掘削目標面や目安面を設定する必要があり、煩雑である。
【０００５】
そこで、上記課題に鑑み、設定にかかる手間を削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に対して、旋回自在に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられ、ブーム、アーム、及びバケットを含むアタッチメントと、現在の前記バケットの角度を基準とした目標面であって、前記バケットの角度に応じて異なる前記目標面を設定する制御装置と、を有するショベルである。
【発明の効果】
【０００７】
設定にかかる手間を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
ショベルの側面図である。
ショベルの上面図である。
ショベルの油圧システムの構成の一例を示す図である。
アームシリンダの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
ブームシリンダの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
バケットシリンダの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
旋回油圧モータの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
ショベルのマシンガイダンス機能及びマシンコントロール機能に関する構成の一例を示すブロック図である。
ショベルの半自動運転機能に関する詳細な構成を示す第一の機能ブロック図である。
ショベルの半自動運転機能に関する詳細な構成を示す第二の機能ブロック図である。
目標面について説明する図である。
目標面の設定画面の一例を示す図である。
表示装置の表示例について説明する図である。
目標面の変化について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。最初に、図１、図２を参照して、本実施形態に係るショベル１００の概要について説明する。
【００１０】
図１、図２は、それぞれ、本実施形態に係るショベル１００の上面図及び側面図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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