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公開番号2024106742
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023011160
出願日2023-01-27
発明の名称旋回作業車
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/26 20060101AFI20240801BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】旋回半径を縮小する際に作業機が運転室に干渉するか否かを容易に知ることを目的とする。
【解決手段】旋回作業車は、左右方向の一側に設けられた運転室と、左右方向の他側に設けられた作業機4と、表示部と、を備え、作業機4は、上下方向に揺動する第1ブームと、第1ブームに支持され、左右方向に揺動する第2ブームと、第2ブームに支持され、左右方向に揺動する第3ブームと、第3ブームに支持され、上下方向に揺動するアームと、アームに設けられたアタッチメントと、第2ブームに沿って配置され、第1ブームと第3ブームとに連結され、第2ブームの揺動に伴って第3ブームを左右方向に平行移動させるオフセットリンクと、を備え、表示部は、第3ブームを左右方向に平行移動させずに旋回半径を縮小した場合に作業機4が運転室に干渉するか否かを示す情報を表示する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
左右方向の一側に設けられた運転室と、
左右方向の他側に設けられた作業機と、
表示部と、を備え、
前記作業機は、
上下方向に揺動する第1ブームと、
前記第1ブームに支持され、左右方向に揺動する第2ブームと、
前記第2ブームに支持され、左右方向に揺動する第3ブームと、
前記第3ブームに支持され、上下方向に揺動するアームと、
前記アームに設けられたアタッチメントと、
前記第2ブームに沿って配置され、前記第1ブームと前記第3ブームとに連結され、前記第2ブームの揺動に伴って前記第3ブームを左右方向に平行移動させるオフセットリンクと、を備え、
前記表示部は、前記第3ブームを左右方向に平行移動させずに旋回半径を縮小した場合に前記作業機が前記運転室に干渉するか否かを示す情報を表示することを特徴とする旋回作業車。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記表示部は、前記第3ブームを平行移動させずに前記旋回半径を縮小した場合に前記作業機が前記運転室に干渉する干渉領域と、前記作業機が前記運転室に干渉しない非干渉領域と、の境界線を表示することを特徴とする請求項1に記載の旋回作業車。
【請求項3】
前記表示部は、前記作業機を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業車。
【請求項4】
前記表示部は、前記作業機が前記干渉領域に位置する場合と前記非干渉領域に位置する場合とで表示態様を異ならせることを特徴とする請求項2に記載の旋回作業車。
【請求項5】
下部走行体と、
前記運転室と前記作業機と前記表示部とを備え、前記下部走行体の上方に旋回可能に設けられた上部旋回体と、を備え、
前記表示部は、前記旋回半径を縮小しない場合の前記上部旋回体の前記旋回半径を示す円を表示することを特徴とする請求項1に記載の旋回作業車。
【請求項6】
下部走行体と、
前記運転室と前記作業機と前記表示部とを備え、前記下部走行体の上方に旋回可能に設けられた上部旋回体と、を備え、
前記表示部は、前記第3ブームを平行移動させずに前記旋回半径を縮小した場合の前記上部旋回体の最小旋回半径を示す円を表示することを特徴とする請求項1に記載の旋回作業車。
【請求項7】
障害物との距離を検知する障害物検知部を備え、
前記表示部は、前記障害物検知部により検知された距離を示す情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の旋回作業車。
【請求項8】
前記障害物検知部は、前記障害物の方向を検知し、
前記表示部は、前記障害物検知部により検知された方向を示す情報を表示することを特徴とする請求項7に記載の旋回作業車。
【請求項9】
前記作業機を操作する操作部と、
前記第3ブームを平行移動させずに前記旋回半径を縮小した場合に前記作業機が前記運転室に干渉しない非干渉領域に前記作業機が位置する場合にのみ、前記旋回半径を縮小する操作を受け付けるように前記操作部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、旋回作業車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ブームを左右にオフセットすることで狭い場所での作業を可能にした旋回作業車が知られている。例えば、特許文献1に記載されたバックホーは、旋回台上に対地作業装置とキャビン装置とを左右に隣接配置しており、対地作業装置は、旋回台上に設けた支持台に枢支されていて第1ブームシリンダを介して昇降可能な第1ブームと、この第1ブームに枢支軸を介して左右揺動自在に連結されていてオフセットシリンダにより左右揺動する第2ブームと、この第2ブームに左右揺動可能に枢支された第3ブームと、この第3ブームに連結されていてアームシリンダを介して横軸回り回動可能なアームと、このアームに連結されていて作業具シリンダを介して掬い動作可能な作業具と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-92431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、狭小な作業場所において旋回作業車を旋回又は移動させる場合には、作業機が障害物に接触するおそれがある。そのため、旋回又は移動の前に予め作業機の旋回半径(旋回中心と、旋回中心から最も遠い箇所との水平距離)を縮小しておくことが望ましい。旋回半径の縮小には、ブーム(第1ブーム、第2ブーム、第3ブームを含む)を起こすとともに、ブームとアームとの角度を小さくする操作を行うことが一般的である。ところが、第3ブームが運転室側にオフセットしている場合、作業機の一部分が運転室に干渉するおそれがある。その場合、第3ブームを運転室の反対側にオフセットさせる必要があるが、従来、運転室の反対側へのオフセットが必要か否かの判断は、オペレータの感覚に依存していたため、判断に時間がかかって作業が遅れたり、判断を誤って障害物に接触したりするという問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮し、旋回半径を縮小する際に作業機が運転室に干渉するか否かを容易に知ることのできる旋回作業車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る旋回作業車は、左右方向の一側に設けられた運転室と、左右方向の他側に設けられた作業機と、表示部と、を備え、前記作業機は、上下方向に揺動する第1ブームと、前記第1ブームに支持され、左右方向に揺動する第2ブームと、前記第2ブームに支持され、左右方向に揺動する第3ブームと、前記第3ブームに支持され、上下方向に揺動するアームと、前記アームに設けられたアタッチメントと、前記第2ブームに沿って配置され、前記第1ブームと前記第3ブームとに連結され、前記第2ブームの揺動に伴って前記第3ブームを左右方向に平行移動させるオフセットリンクと、を備え、前記表示部は、前記第3ブームを左右方向に平行移動させずに旋回半径を縮小した場合に前記作業機が前記運転室に干渉するか否かを示す情報を表示する。
【0007】
前記表示部は、前記第3ブームを平行移動させずに前記旋回半径を縮小した場合に前記作業機が前記運転室に干渉する干渉領域と、前記作業機が前記運転室に干渉しない非干渉領域と、の境界線を表示してもよい。
【0008】
前記表示部は、前記作業機を表示してもよい。
【0009】
前記表示部は、前記作業機が前記干渉領域に位置する場合と前記非干渉領域に位置する場合とで表示態様を異ならせてもよい。
【0010】
前記旋回作業車は、下部走行体と、前記運転室と前記作業機と前記表示部とを備え、前記下部走行体の上方に旋回可能に設けられた上部旋回体と、を備え、前記表示部は、前記旋回半径を縮小しない場合の前記上部旋回体の前記旋回半径を示す円を表示してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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