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公開番号2024106438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023010687
出願日2023-01-27
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240801BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】コントロールバルブとオプションアクチュエータとの間での配管の配策を容易にする作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械は、一対の縦板と、一対の縦板の間を通って配置される作業機と、一対の縦板の間に架け渡される接続配管と、を備える。接続配管は、一端に、作業機に装着されるオプションアクチュエータに向けて延びる第1油圧配管と接続される第1継手を有し、他端に、オプションアクチュエータへの油の流れを制御するコントロールバルブから延びる第2油圧配管と接続される第2継手を有する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
一対の縦板と、
前記一対の縦板の間を通って配置される作業機と、
前記一対の縦板の間に架け渡される接続配管と、を備え、
前記接続配管は、
一端に、前記作業機に装着されるオプションアクチュエータに向けて延びる第1油圧配管と接続される第1継手を有し、
他端に、前記オプションアクチュエータへの油の流れを制御するコントロールバルブから延びる第2油圧配管と接続される第2継手を有する、作業機械。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記一対の縦板の間でかつ前記接続配管の前方に支持部によって支持され、前記作業機を上下に回動させる油圧シリンダを備える、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記接続配管は、前記支持部の後部上方に配置される、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記第1継手が、前記一対の縦板の間に配置される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項5】
前記第1継手における前記第1油圧配管との接続部が、機体の前方かつ斜め上方に向けて配置される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項6】
前記第1継手が、前記一対の縦板のうち、一方の縦板に保持される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項7】
前記第2継手が、前記一対の縦板のうち、他方の縦板に対して前記一方の縦板とは反対側に配置される、請求項6に記載の作業機械
【請求項8】
前記第2継手は、前記コントロールバルブが配置されている側の機体側方を向いている、請求項7に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧ショベルなどの作業機械に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
油圧ショベルにおける油圧ホースの配策の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1の油圧ショベルでは、旋回フレームに一対の縦板(右縦板、左縦板)を立設し、右縦板および左縦板の各下端部に、切欠き部を設ける。そして、右縦板において、切欠き部よりも上側にホース挿通口を設けるとともに、ホース挿通口の近傍にホース保持枠を設ける。制御弁装置から延びる複数本の油圧ホースは、左縦板の切欠き部および右縦板の切欠き部を順に通った後、右縦板の外側(左縦板とは反対側)からホース挿通口を通って一対の縦板の間に入り、ホース保持枠の内側を通ってブームの背面側上方に導かれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-75042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば超小型の油圧ショベル(超小旋回機)では、旋回フレーム上に立設される一対の縦板の間に、作業機(例えばブーム)の基端部が位置する。したがって、ブームは、一対の縦板の間を通るように配置される。超小旋回機において、ブレーカなどのアタッチメント(オプションアクチュエータ)に作動油を供給するPTO(Power Take-Off)用の油圧ホースを含む配管を配策する場合、特許文献1の手法を適用すると、制御弁装置(コントロールバルブ)から延びる配管は、左縦板の切欠き部および右縦板の切欠き部を順に通った後、右縦板の外側を一旦通って一対の縦板間に入るため、上記配管の配策が複雑となる。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、コントロールバルブとオプションアクチュエータとの間での配管の配策を容易にすることができる作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る作業機械は、一対の縦板と、前記一対の縦板の間を通って配置される作業機と、前記一対の縦板の間に架け渡される接続配管と、を備え、前記接続配管は、一端に、前記作業機に装着されるオプションアクチュエータに向けて延びる第1油圧配管と接続される第1継手を有し、他端に、前記オプションアクチュエータへの油の流れを制御するコントロールバルブから延びる第2油圧配管と接続される第2継手を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、コントロールバルブとオプションアクチュエータとの間での配管の配策を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す斜視図である。
キャノピーの図示を省略した状態での上記油圧ショベルの斜視図である。
上記油圧ショベルの正面図である。
上記油圧ショベルの左側面図である。
上記油圧ショベルのロアブームおよびブームシリンダを左前方から見たときの斜視図である。
上記ブームシリンダの基端部付近を右上方から見たときの斜視図である。
上記ブームシリンダの基端部付近を正面上方から見たときの斜視図である。
上記ブームシリンダの基端部付近を拡大して示す、正面上方からの斜視図である。
上記ブームシリンダの基端部付近を左前方から見たときの斜視図である。
上記ロアブームおよび上記ブームシリンダの図示を省略した状態での、旋回フレーム上の構成を示す斜視図である。
図10で示した構成の一部を示す斜視図である。
左縦板の一部の図示を省略した状態での、上記ブームシリンダの基端部付近を拡大して示す斜視図である。
上記油圧ショベルが備える接続配管の斜視図である。
上記接続配管の正面図である。
上記接続配管の第1継手の左側面図である。
上記接続配管の配管部材をクランプした状態での固定部の斜視図である。
上記配管部材をクランプする前の状態での上記固定部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.作業機械の構成〕
まず、図1~図4に基づいて、本実施形態の作業機械の一例である油圧ショベル1の構成について説明する。図1は、油圧ショベル1の概略の構成を示す斜視図である。図2は、キャノピー45の図示を省略した状態での油圧ショベル1の斜視図である。図3は、図1の油圧ショベル1の正面図である。図4は、油圧ショベル1の左側面図である。なお、図1~図4では、便宜的に、後述するブームシリンダカバー31sc(図5等参照)の図示を省略している。本実施形態の油圧ショベル1は、コンパクトに旋回可能で特に狭小地での使用に好適な、いわゆる超小旋回機である。この油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業装置3と、上部旋回体4と、を備える。なお、油圧ショベル1のことを、「機体」と称する場合もある。
(【0011】以降は省略されています)

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