TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024092770
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208919
出願日2022-12-26
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240701BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機に搭載される電装機器の耐久性を高めることができる作業機を提供する。
【解決手段】作業機1は、機体2と、機体2に搭載された原動機91を覆うボンネット14と、ボンネット14の内部に配置される電装機器227と、を備え、ボンネット14は、原動機91を冷却する冷却風F1を取り入れるための外気取入れ口89を有し、電装機器227は、外気取入れ口89の近傍且つボンネット14で覆われる位置に配置されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
前記機体に搭載された原動機を覆うボンネットと、
前記ボンネットの内部に配置される電装機器と、
を備え、
前記ボンネットは、前記原動機を冷却する冷却風を取り入れるための外気取入れ口を有し、
前記電装機器は、前記外気取入れ口の近傍且つ前記ボンネットで覆われる位置に配置されている作業機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記冷却風を発生させる冷却ファンと、
前記冷却ファンに対して前記冷却風の流れ方向の上流側に配置された少なくとも1つの冷却器と、
を備え、
前記電装機器は、平面視で前記外気取入れ口と前記冷却ファンとの間に配置され、且つ側面視で当該電装機器の投影面積の半分以上が前記外気取入れ口の上端部よりも上方に配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記電装機器は、当該電装機器の投影面積の半分以上が前記冷却ファンの羽根の上端よりも上方に配置されている請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記冷却器としてのラジエータを備え、
前記ラジエータは、上部のアッパータンクと、下部のロアータンクと、前記アッパータンクと前記ロアータンクとの間に設けられたコア部とを有し、
前記電装機器は、前記ラジエータに対して前記冷却風の流れ方向の上流側に前記アッパータンクと対向するように配置されている請求項2に記載の作業機。
【請求項5】
前記冷却器は、複数設けられ、
複数の前記冷却器は、前記冷却風の流れ方向に沿って並べて配置された第1冷却器及び第2冷却器を含み、
前記第2冷却器は、前記第1冷却器に対して前記冷却風の流れ方向の上流側且つ該第1冷却器の上端よりも低い位置に配置され、
前記電装機器は、前記第2冷却器の上方に前記第1冷却器の上部と対向するように配置されている請求項2に記載の作業機。
【請求項6】
前記第1冷却器は、ラジエータであり、
前記第2冷却器は、オイルクーラである請求項5に記載の作業機。
【請求項7】
前記原動機または前記原動機の近傍に設けられ該原動機の回転数を調節する回転数調節器と、
前記回転数調節器と前記電装機器とを連係するケーブルと、
を備え、
前記原動機および前記回転数調節器は、前記冷却ファンに対して前記冷却風の流れ方向の下流側に配置され、
前記電装機器は、前記冷却器に対して前記冷却風の流れ方向の上流側に配置され、
前記ケーブルは、前記電装機器から前記冷却器及び前記冷却ファンの下を通って前記回転数調節器へ配策されている請求項2に記載の作業機。
【請求項8】
前記原動機に空気を供給する吸気管を備え、
前記吸気管は、前記外気取入れ口に対して側面視で前記電装機器よりも離れた位置で前記ボンネットに覆われるように配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項9】
前記電装機器を保護するカバー具を備えている請求項1に記載の作業機。
【請求項10】
前記電装機器は、作業機に搭載された油圧アクチュエータが作動していないときに、前記原動機の回転数をアイドリング側に自動的に下げるオートアイドルモータである請求項1~9のいずれか1項に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バックホー等の作業機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示された作業機が知られている。
【0003】
特許文献1に開示された作業機は、当該作業機に搭載した油圧アクチュエータが作動していないとき、すなわち負荷が作用していないときに、エンジン回転数をアイドリング状態に自動的に下げるオートアイドルモータが搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-271385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の作業機にあっては、オートアイドルモータは、走行装置上に旋回自在に搭載された旋回台の底部を形成する旋回基板上に設けられている。しかしながら、旋回基板の上は、熱を発生させる機器類が配置され温度が高くなりがちであり、電装機器であるオートアイドルモータを旋回基板上に設けると、オートアイドルモータの耐久性を低下させる虞がある。
【0006】
本発明は、前記問題点に鑑み、作業機に搭載される電装機器の耐久性を高めることができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、前記機体に搭載された原動機を覆うボンネットと、前記ボンネットの内部に配置される電装機器と、を備え、前記ボンネットは、前記原動機を冷却する冷却風を取り入れるための外気取入れ口を有し、前記電装機器は、前記外気取入れ口の近傍且つ前記ボンネットで覆われる位置に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
上記の作業機によれば、電装機器をボンネットの内部における外気取入れ口の近傍且つボンネットで覆われる位置に配置することにより、電装機器の耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
作業機の全体側面図である。
機体及び運転部の左斜視図である。
機体の平面図である。
機体及び運転部の右斜視図である。
カバー装置を後方から見た斜視図である。
原動機ルームの内部を示す斜視図である。
ラジエータ及びフレーム部材を示す斜視図である。
原動機ルームの背面断面図である。
原動機ルームの正面断面図である。
第3カバー体の分解斜視図である。
支持フレームにフレーム部材を取り付けた状態の斜視図である。
支持フレームからフレーム部材を外した状態の斜視図である。
電装機器、角度検出器及び吸気管の配置を示す側面図である。
電装機器、角度検出器及び吸気管の配置を示す側面図である。
ラジエータ上部と電装機器等の配置関係を示す側面図である。
原動機の回転数を制御するシステムの図である。
支持フレームにフレーム部材を取り付けた状態の側面図である。
フレーム部材の上部の分解斜視図である。
AIモータ、駆動体及び角度検出器の分解斜視図である。
AIモータ、駆動体及び角度検出器の組図の斜視図である。
AIモータ及び角度検出器の動作を示す側面図である。
カバー具の組図の斜視図である。
カバー具の組図の側面図である。
カバー具を取り外した状態の斜視図である。
カバー具の正面図である。
AIモータと冷却ファンとの関係を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防災水嚢
12日前
日立建機株式会社
作業機械
5日前
日立建機株式会社
作業機械
5日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
2日前
株式会社サンライズ
擁壁排水管用カバー
3日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
3日前
株式会社エンバイン
螺旋状掛止め材
6日前
大成建設株式会社
合成壁構造
6日前
日立建機株式会社
建設機械
2日前
日立建機株式会社
建設機械
9日前
日本車輌製造株式会社
建設機械の表示装置
6日前
日立建機株式会社
建設機械
6日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
2日前
ヤンマーホールディングス株式会社
建設機械
2日前
日立建機株式会社
プラグ
2日前
株式会社小松製作所
作業機械
6日前
株式会社竹中工務店
建物
6日前
ヤンマーホールディングス株式会社
建設機械
6日前
日立建機株式会社
作業機械
6日前
日立建機株式会社
作業機械
6日前
株式会社日立建機ティエラ
電動式建設機械
16日前
日立建機株式会社
作業機械
2日前
上海海事大学
防波機能を有するハイ・パイル・ワーフ
2日前
東京製綱株式会社
斜面崩壊防止施設
2日前
日本製鉄株式会社
鋼管杭の施工方法及び鋼管杭基礎
5日前
戸田建設株式会社
基礎杭撤去方法
3日前
鹿島建設株式会社
地下構造物の施工方法
3日前
株式会社 野田設計
べた基礎用型枠及び断熱基礎梁の施工方法
2日前
日本精機株式会社
作業支援システム及びプログラム
3日前
日立建機株式会社
作業機械
2日前
パナソニックホームズ株式会社
基礎断熱構造
6日前
日立建機株式会社
作業機械の周囲監視装置
6日前
大成建設株式会社
二重パラペット護岸
5日前
コベルコ建機株式会社
作業機械目標位置算出システム
6日前
株式会社SAICON
設備機器設置台及び設備機器設置台の設置構造
9日前
株式会社奥村組
既設構造物の監視システム及び監視方法
3日前
続きを見る