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公開番号2024132171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042855
出願日2023-03-17
発明の名称建設機械
出願人日立建機株式会社
代理人弁理士法人広和特許事務所
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240920BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】 調和空気が当たり難い腹部や大腿部にも調和空気が当たるようにし、キャブ内の作業環境を向上する。
【解決手段】 運転席10の側方には、左操作レバー装置11の上側に位置して左アームレスト17が設けられ、右操作レバー装置12の上側に位置して右アームレスト18が設けられている。また、アームレスト17,18には、調和空気の内側吹出口23、外側吹出口25が設けられている。この上で、キャブ7内に調和空気を供給する空調ユニット14とアームレスト17,18との間には、空調ユニット14からの調和空気を内側吹出口23、外側吹出口25へと導く空調ホース29が設けられている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
内部に運転席が設けられたキャブと、
前記運転席の側方に配置され、作業装置を操作する操作レバー装置と、
前記運転席の側方、かつ、前記操作レバー装置の上方に設けられたアームレストと、
前記キャブの内部に調和空気を供給する空調ユニットと、
を備えてなる建設機械において、
前記アームレストの内部には、中空の中空部が形成されており、
前記アームレストの前記運転席側の面には、前記中空部と連通した吹出口が設けられ、
前記空調ユニットからの調和空気を導く空調ホースが前記アームレストの前記中空部に接続されていることを特徴とする建設機械。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建設機械において、
前記アームレストは、前後方向に延在して設けられており、
前記吹出口は、前記アームレストの前記運転席側の面の前後方向に複数個設けられていることを特徴とする建設機械。
【請求項3】
請求項1に記載の建設機械において、
前記アームレストには、前記吹出口から吹き出される調和空気の流れを調整する調風部が設けられていることを特徴とする建設機械。
【請求項4】
請求項1に記載の建設機械において、
前記アームレストは、前記空調ホースが接続される接続口と、前記接続口を閉じる蓋体と、を備えていることを特徴とする建設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、調和空気を供給する空調ユニットを備えた油圧ショベル等の建設機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体の上側に旋回可能に搭載された上部旋回体と、上部旋回体の前側に回動可能に設けられた作業装置と、を備えている。
【0003】
車体を構成する上部旋回体は、内部に運転席が設けられたキャブと、運転席の側方に配置され、作業装置を操作する操作レバー装置と、運転席の側方、かつ、操作レバー装置の上方に設けられたアームレストと、を備えている。
【0004】
これにより、オペレータは、キャブに搭乗して運転席に座った状態で操作レバー装置を操作することにより、作業装置等を操作して掘削作業等を行うことができる。このときに、オペレータは、アームレストに腕(肘)を載せることで楽な姿勢で操作レバー装置を操作することができる。
【0005】
また、キャブには、温風、冷風等の調和空気をキャブの内部に供給する空調ユニットが設けられている。この空調ユニットは、熱交換器等からなる本体部で生成した調和空気を、ファンによって吹出口に供給し、この吹出口からオペレータ等に向けて供給する。この場合、吹出口を、運転席の後方、前方、下方等に配置することにより、調和空気をオペレータに供給する(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-118923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献1は、吹出口を、運転席の後方、前方、下方等に配置することにより、調和空気をオペレータに供給できるようにしている。しかし、オペレータが座る運転席は、キャブの内部の中央位置に搭載されることが多く、上述した吹出口から遠くに位置している。さらに、操作レバー装置の周囲の空間は、運転席、操作レバー装置等で囲まれているため、上述した吹出口からの調和空気を直接オペレータに当てることが難しい。また、操作レバー装置の周りは、オペレータによる操作レバー装置の操作を阻害しないようにする必要があり、運転席の後方、前方、下方の吹出口をキャブの内部の中央位置まで延長させて調和空気を引き込む構成を取ることも難しい。
【0008】
本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、運転席に座ったオペレータに対して、調和空気が当たるようにし、キャブ内の作業環境を向上できるようにした建設機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、内部に運転席が設けられたキャブと、前記運転席の側方に配置され、作業装置を操作する操作レバー装置と、前記運転席の側方、かつ、前記操作レバー装置の上方に設けられたアームレストと、前記キャブの内部に調和空気を供給する空調ユニットと、を備えてなる建設機械において、前記アームレストの内部には、中空の中空部が形成されており、前記アームレストの前記運転席側の面には、前記中空部と連通した吹出口が設けられ、前記空調ユニットからの調和空気を導く空調ホースが前記アームレストの前記中空部に接続されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、運転席に座ったオペレータに対して、調和空気を当てることができ、キャブ内の作業環境を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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