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公開番号
2025030803
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136417
出願日
2023-08-24
発明の名称
作業機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人相原国際知財事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250228BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】車輪止めを安定的に支持可能かつ容易に抜き差し可能な作業機械を提供する。
【解決手段】振動ローラ1(作業機械)は、車体10と、車体10に設けられた前輪および後輪12(車輪)と、車体10に設けられ、車体10の駐車時に後輪12の回転を防止する車輪止め20を支持する支持機構30Aとを備える。支持機構30Aは、車輪止め20を上方から抜き差し可能に挟み込んで支持する支持部材40と、車輪止め20の上方への移動を規制する規制位置と、車輪止め20の上方への移動を規制しない非規制位置との間で移動可能な規制部材50とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、前記車体に設けられた車輪と、前記車体に設けられ、前記車体の駐車時に前記車輪の回転を防止する車輪止めを支持する支持機構とを備えた作業機械において、
前記支持機構は、
前記車輪止めを上方から抜き差し可能に挟み込んで支持する支持部材と、
前記支持部材に支持された前記車輪止めの上方への移動を規制する規制位置と、前記車輪止めの上方への移動を規制しない非規制位置との間で移動可能な規制部材と
を含むことを特徴とする作業機械。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記支持部材は、前記車輪止めのくさび状部を上方から抜き差し可能に挟み込んで支持し、
前記規制部材は、前記規制位置で前記車輪止めを下方に押し付ける重り部材であり、
前記支持部材には、前記規制位置と前記非規制位置との間で前記規制部材を上下方向に移動可能とする溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記支持部材は、前記規制部材を前記非規制位置である前記溝の上部で保持する保持機構を含むことを特徴とする請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記支持機構は、前記規制部材に取り付けられ、前記支持部材に支持された前記車輪止めの下端部と当接する補助部材をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の作業機械。
【請求項5】
前記支持部材は、前記車体に設けられた運転室の下方に配置され、
前記規制部材には、作業者が前記運転室に昇降するための昇降ステップが取り付けられていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の作業機械。
【請求項6】
前記規制部材は、前記支持部材に回転自在に支持される軸状部と、前記軸状部と直交する方向に延びる規制部とを含み、前記軸状部の回転に伴って前記規制部が前記規制位置と前記非規制位置との間を移動することを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
【請求項7】
前記規制部材は、作業者が把持する把持部を含むことを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体の駐車時に車輪の回転を防止する車輪止めを支持する支持部材を備えた作業機械に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車体の駐車時に車輪の回転を防止する車輪止めを支持する支持部材を備えた作業機械に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、作業者が運転室に搭乗するときの中間ステップに設けた切欠とメインフレームの傾斜前板とにより貫通孔を形成し、その貫通孔に車輪止めを上方から抜き差し自在に保持するように構成した転圧車両における車輪止めの保持構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-121703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、土木工事現場などで使用される大きなクラスの振動ローラといった作業機械では、悪路走行での車体揺れや段差乗り越え時の上下方向の衝撃によって、車輪止めが車体から落下しやすいという問題があった。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車輪止めを安定的に支持可能かつ容易に抜き差し可能な作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の作業機械は、車体と、前記車体に設けられた車輪と、前記車体に設けられ、前記車体の駐車時に前記車輪の回転を防止する車輪止めを支持する支持機構とを備えた作業機械において、前記支持機構は、前記車輪止めを上方から抜き差し可能に挟み込んで支持する支持部材と、前記支持部材に支持された前記車輪止めの上方への移動を規制する規制位置と、前記車輪止めの上方への移動を規制しない非規制位置との間で移動可能な規制部材とを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の作業機械によれば、車輪止めを安定的に支持可能かつ容易に抜き差し可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の作業機械としての振動ローラを示す側面図である。
第1実施形態の支持機構が取り付けられた車体を示す斜視図である。
第1実施形態の支持機構を示す斜視図である。
第1実施形態の支持機構を示す縦断面図である。
第1実施形態の規制部材の変形例を示す斜視図である。
第2実施形態の支持機構を示す斜視図である。
第2実施形態の支持機構における車輪止めの抜き差し作業の手順を模式的に示す説明図である。
第3実施形態の支持機構を示す斜視図である。
第3実施形態の支持機構を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、作業機械に搭乗したオペレータを主体として、作業機械の前後方向、左右方向および上下方向を表現する。図1は、実施形態の作業機械としての振動ローラを示す側面図である。
【0010】
図1に示す振動ローラ1は、前部車体10aと後部車体10bとを含む車体10を備える。前部車体10aと後部車体10bとは、アーティキュレート機構を介して連結されており、前部車体10aに設けられた図示しない操舵シリンダの駆動により、アーティキュレート機構を中心として前部車体10aおよび後部車体10bが水平方向に屈曲可能となっている。後部車体10bの前部には、運転室13が設けられており、運転室13の下方には、作業者(運転者)が運転室13へと搭乗する際に足をかけるための昇降ステップ14が設けられている。また、後部車体10bの内部には、エンジンルームが画成されており、エンジンルーム内にエンジン、エンジンを動力源とする油圧ポンプ、走行用油圧モータなどが搭載されている。
(【0011】以降は省略されています)
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