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公開番号2025024960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129369
出願日2023-08-08
発明の名称サクション基礎
出願人カナデビア株式会社
代理人個人
主分類E02D 27/18 20060101AFI20250214BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】縦桁が取り付けられている場合でも貫入抵抗を低減する。
【解決手段】サクション基礎100は、天井壁11と、天井壁11から下方に延びて水中の地盤Gに貫入される側周壁12とを有する基礎本体10と、側周壁12の内面17から側周壁12の内側へ且つ上方から下方へ延びる板状の縦桁2とを備え、縦桁2の、側周壁12の内面17から側周壁12の内側へ延びる方向の寸法である幅Wは、上方から下方に向かうに従って小さくなる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
天井壁と、前記天井壁から下方に延びて水中の地盤に貫入される側周壁とを有する基礎本体と、
前記側周壁の内面から前記側周壁の内側へ且つ上方から下方へ延びる板状の縦桁とを備え、
前記縦桁の、前記側周壁の内面から前記側周壁の内側へ延びる方向の寸法である幅は、上方から下方に向かうに従って小さくなるサクション基礎。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1に記載のサクション基礎において、
上方から下方に向かう方向における前記幅の変化率の1階微分は、正であるサクション基礎。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のサクション基礎において、
前記縦桁の内側端縁の形状は、2次以上の曲線であるサクション基礎。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のサクション基礎において、
前記側周壁の内面には、3つ以上の前記縦桁が取り付けられているサクション基礎。
【請求項5】
請求項4に記載のサクション基礎において、
前記3つ以上の前記縦桁は、前記側周壁の周方向に等間隔に配置されているサクション基礎。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、サクション基礎に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水中の地盤に設置されるサクション基礎が開示されている。サクション基礎は、頂版部と頂版部の外周縁から下方に延びるスカート部とを備えている。サクション基礎のスカート部は、地盤に貫入される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7052559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、サクション基礎の貫入時におけるスカート部の座屈の発生等を抑制するため、スカート部の内面において、上方から下方に延びる縦桁が取り付けられている場合がある。縦桁はスカート部の強度を向上させる。しかし、縦桁が取り付けられたサクション基礎では、縦桁が取り付けられていないサクション基礎と比較して、地盤との接触面積が増大し、地盤からの貫入抵抗が大きくなる虞がある。
【0005】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、縦桁が取り付けられている場合でも貫入抵抗を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示されたサクション基礎は、天井壁と、前記天井壁から下方に延びて水中の地盤に貫入される側周壁とを有する基礎本体と、前記側周壁の内面から前記側周壁の内側へ且つ上方から下方へ延びる板状の縦桁とを備え、前記縦桁の、前記側周壁の内面から前記側周壁の内側へ延びる方向の寸法である幅は、上方から下方に向かうに従って小さくなる。
【発明の効果】
【0007】
縦桁が取り付けられている場合でも貫入抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、サクション基礎が設置された状態を模式的に示した説明図である。
図2は、側周壁の横断面図である。
図3は、縦桁の縦断面図である。
図4は、貫入工程前のサクション基礎を示した説明図である。
図5は、貫入工程において、基礎本体が地盤に到達した状態を示した説明図である。
図6は、基礎本体がサクション荷重によって地盤に貫入された状態を示した説明図である。
図7は、サクション基礎の側周壁に作用する圧力分布を示した説明図である。
図8は、片持ち梁のせん断力図を示した説明図である。
図9は、変形例に係る縦桁の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、サクション基礎100が設置された状態を模式的に示した説明図である。サクション基礎100は、水上又は水中に構造体を設置するための基礎であり、水中の地盤Gに沈設される。図1の例では、サクション基礎100は、風車9を水上に設置するための基礎である。サクション基礎100は、基礎本体10と、基礎本体10の内側に配置され、基礎本体10に取り付けられた縦桁(すなわち、縦リブ)2とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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