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公開番号
2025018100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121527
出願日
2023-07-26
発明の名称
施工支援システム及び施工支援方法
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
13/00 20060101AFI20250130BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】杭施工を効率的に管理するための施工支援システム及び施工支援方法を提供する。
【解決手段】施工支援システムA1は、通知条件記憶部24と、計測ユニット11及び担当者装置15に接続された制御部21と、を備える。制御部21が、計測ユニット11から、杭施工時の計測情報を取得し、杭の設計情報に基づいて、計測情報に応じた施工状況を特定し、施工状況が、通知条件記憶部24に記録された通知条件を満足する場合、通知条件に対応する担当者装置15に対して通知を行なう。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
通知条件記憶部と、計測装置及び担当者装置に接続された制御部と、を備え、杭の施工を支援する施工支援システムであって、
前記制御部が、
前記計測装置から、前記杭の施工時の計測情報を取得し、
前記杭の設計情報に基づいて、前記計測情報に応じた施工状況を特定し、
前記施工状況が、前記通知条件記憶部に記録された通知条件を満足する場合、前記通知条件に対応する担当者装置に対して通知を行なうことを特徴とする施工支援システム。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記制御部が、
前記計測情報に基づいて、支持層への到達を判定し、
前記通知条件記憶部に、前記支持層への到達が通知条件として記録されている場合には、前記支持層への到達についての前記通知を行なうことを特徴とする請求項1に記載の施工支援システム。
【請求項3】
通知条件記憶部と、計測装置及び担当者装置に接続された制御部と、を備え、杭の施工を支援する施工支援システムを用いて、杭の施工を支援する方法であって、
前記制御部が、
前記計測装置から、前記杭の施工時の計測情報を取得し、
前記杭の設計情報に基づいて、前記計測情報に応じた施工状況を特定し、
前記施工状況が、前記通知条件記憶部に記録された通知条件を満足する場合、前記通知条件に対応する担当者装置に対して通知を行なうことを特徴とする施工支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、杭を設置する杭孔の施工を管理する施工支援システム及び施工支援方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
構造物を建設する場合、複数の杭を支持層に打ち込むことにより、杭を介して、支持層において構造物の荷重を支える場合がある。このため、杭を挿入する杭孔を支持層にまで到達させる。しかしながら、支持層への到達確認においては、定性的な判定指標を定めることが難しい。そこで、杭孔の支持層への到達を判定するための支持層到達判定方法が検討されている(例えば、特許文献1、2を参照)。特許文献1に記載された削孔管理システムは、深度-経過時間グラフ、深度-削孔速度グラフ、深度-積分電流値グラフ、深度-振動解析グラフ、削孔速度の判断指標値グラフ、振動の判断指標値グラフを表示する表示領域を含む出力画面を表示する。また、特許文献2に記載された地盤固さ推定システムは、削孔深度計測器、流量計測器、電流計測器及び振動計測器において測定された値を取得する。そして、計測値と固さ指標値とを、説明変数及び目的変数とした多変量解析を行なうことにより重回帰式を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-031839号公報
特開2021-80737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
杭施工者が杭の施工を行なう場合、工事現場の管理者が施工状況を管理することがある。この場合、杭施工の進捗に応じて、施工状況を確認する必要がある。しかしながら、確認のタイミングを把握できないため、管理の手間がかかっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する施工支援システムは、通知条件記憶部と、計測装置及び担当者装置に接続された制御部と、を備える。そして、前記制御部が、前記計測装置から、前記杭の施工時の計測情報を取得し、前記杭の設計情報に基づいて、前記計測情報に応じた施工状況を特定し、前記施工状況が、前記通知条件記憶部に記録された通知条件を満足する場合、前記通知条件に対応する担当者装置に対して通知を行なう。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、杭施工を効率的に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態における施工支援システムの概略構成を説明する説明図である。
実施形態のハードウェア構成の説明図である。
実施形態における情報記憶部の説明図であって、図3(a)は杭情報記憶部、図3(b)は計測情報記憶部、図3(c)は通知条件記憶部の説明図である。
実施形態における通知条件の説明図である。
実施形態における処理手順の説明図である。
実施形態における処理手順の説明図である。
実施形態における通知メッセージの説明図である。
実施形態における確認画面の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図8を用いて、本実施形態の施工支援システム及び施工支援方法を具体化した一実施形態を説明する。
図1は、杭孔h0を掘削する掘削装置としての掘削機10を示している。掘削機10は、ベースマシン10a、マスト10b、及びオーガマシン10cを備えている。ベースマシン10aは、クローラ10dを含む下部走行体と、操作室10eを含む上部旋回体とを備えている。
【0009】
マスト10bは、ベースマシン10aに立設されている。マスト10b内には、深度・速度計計測用のワイヤが設けられている。マスト10bには、昇降可能にオーガマシン10cが取り付けられている。オーガマシン10cは、ボックス内に収容された駆動モータと、この駆動モータで回転駆動される掘削ロッド10fとを備えている。掘削ロッド10fの先端(下端)には、掘削ヘッド10gが取り付けられている。この掘削ヘッド10gの昇降は、操作室10eの操作者により制御される。
【0010】
また、掘削機10には、掘削ヘッド10gに掘削水を供給する掘削水供給装置(図示せず)が連結されている。この掘削水の水量は、掘削状況に応じて、操作室10eの操作者により調整される。
(【0011】以降は省略されています)
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