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公開番号
2025027629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132562
出願日
2023-08-16
発明の名称
地盤撹拌装置
出願人
埼玉八栄工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
3/12 20060101AFI20250220BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】2つの単位撹拌翼基板間に土砂が入りこまないようにする。
【解決手段】地盤撹拌装置が、回転軸の両側に取り付けられた第1及び第2の撹拌体と、を備え、第1の撹拌体は、複数の撹拌爪が配列された第1の単位撹拌翼体及び第2の単位撹拌翼体とからなり、第2の撹拌体は、複数の撹拌爪が配列された第3の単位撹拌翼体及び第4の単位撹拌翼体とからなり、第1から第4の単位撹拌翼体は、それぞれ回転軸に取り付けられた単位撹拌翼基体と、単位撹拌翼基体と接続される撹拌爪取付台座と、撹拌爪取付台座の外部表面に沿って配列された複数の撹拌爪と、を有し、複数の撹拌爪は、それぞれ撹拌爪取付台座上で回転軸の方向に間隔をあけて配列され、第1から第4の単位撹拌翼体の各単位撹拌翼基体は、対向する2つの単位撹拌翼基板と、該2つの単位撹拌翼基板の間の両側部を覆う、各撹拌爪取付台座から延びた2つの側板と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動モータと、
前記駆動モータの回転を伝えるチェーン機構と、
前記チェーン機構により回転する回転軸の両側に取り付けられた第1の撹拌体及び第2の撹拌体と、を備え、
前記第1の撹拌体は、複数の撹拌爪が配列された第1の単位撹拌翼体及び第2の単位撹拌翼体とからなり、前記第2の撹拌体は、複数の撹拌爪が配列された第3の単位撹拌翼体及び第4の単位撹拌翼体とからなり、
前記第1から前記第4の単位撹拌翼体は、それぞれ前記回転軸に取り付けられた単位撹拌翼基体と、該単位撹拌翼基体と接続される撹拌爪取付台座と、該撹拌爪取付台座の外部表面に沿って配列された前記複数の撹拌爪と、を有し、
前記複数の撹拌爪は、それぞれ前記撹拌爪取付台座上で前記回転軸の方向に間隔をあけて配列され、
前記第1から前記第4の単位撹拌翼体の各単位撹拌翼基体は、対向する2つの単位撹拌翼基板と、該2つの単位撹拌翼基板の間の両側部を覆う、各撹拌爪取付台座から延びた2つの側板と、を有する、
地盤撹拌装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記第1の単位撹拌翼体と前記第2の単位撹拌翼体との間及び前記第3の単位撹拌翼体と前記第4の単位撹拌翼体との間は、それぞれ、互いに180度の角間隔で配設される、請求項1に記載の地盤撹拌装置。
【請求項3】
前記第1の単位撹拌翼体の前記撹拌爪取付台座は、前記複数の撹拌爪が前記回転軸の回転方向に対して内側から外側に向かって斜めに配設さるように、前記第1の単位撹拌翼体の前記単位撹拌翼基体に対して傾けて配置され、
前記第2の単位撹拌翼体の前記撹拌爪取付台座は、前記複数の撹拌爪が前記回転軸の回転方向に対して外側から内側に向かって斜めに配設さるように、前記第2の単位撹拌翼体の前記単位撹拌翼基体に対して傾けて配置され、
前記第3の単位撹拌翼体の前記撹拌爪取付台座は、前記複数の撹拌爪が前記回転軸の回転方向に対して外側から内側に向かって斜めに配設さるように、前記第3の単位撹拌翼体の前記単位撹拌翼基体に対して傾けて配置され、
前記第4の単位撹拌翼体の前記撹拌爪取付台座は、前記複数の撹拌爪が前記回転軸の回転方向に対して内側から外側に向かって斜めに配設さるように、前記第4の単位撹拌翼体の前記単位撹拌翼基体に対して傾けて配置される、請求項2に記載の地盤撹拌装置。
【請求項4】
前記撹拌爪取付台座は、前記単位撹拌翼基体と接続される、円弧状に湾曲した湾曲部と、該湾曲部の面の長さ方向に沿って前記単位撹拌翼基体を挟んで設けられた補強部とを有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の地盤撹拌装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地盤を掘削しながら土壌とセメントミルク等の土壌改質材とを撹拌混合して軟弱地盤等を強化するための地盤撹拌装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、地盤強化のための地盤撹拌装置として、例えば特許文献1に示されるように、土砂を上下・前後左右に効率的に撹拌できるようにした地盤撹拌装置が知られている。
【0003】
具体的には、特許文献1に記載された地盤撹拌装置では、油圧モータの回転が第1及び第2のチェーン機構により第1及び第2の撹拌体に伝えられる。第1の撹拌体は、4つの撹拌爪が外側から内側に斜めに配設された第1の単位撹拌翼体と、4つの撹拌爪が内側から外側に斜めに配設された第2の単位撹拌翼体とを有する。第2の撹拌体は、4つの撹拌爪が外側から内側に向かって斜めに配設された第3の単位撹拌翼体と、4つの撹拌爪が内側から外側に向かって斜めに配設された第4の単位撹拌翼体とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-231691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
かかる従来の地盤撹拌装置では、第1の撹拌体及び第2の撹拌体の回転と共に、土砂は、上下方向のみでなく、外側から内側に向かうような方向と、内側から外側向かうような方向とに、交互に動かされる。これにより、土砂は、上下方向及び前後方向と左右方向とに十分に撹拌される。
【0006】
上述の従来の地盤撹拌装置では、第1から第4の単位撹拌翼体の各単位撹拌翼体は、4つの撹拌爪と、4つの撹拌爪が取付られる撹拌爪取付台座と、撹拌爪取付台座の両端部にそれぞれ接続された2つ単位撹拌翼基板とで構成される。2つ単位撹拌翼基板は回転軸に取り付けられる。
第1及び第3の単位撹拌翼体の各撹拌爪取付台座は、4つの撹拌爪が外側から内側に向かって斜めに配設されるように、2つ単位撹拌翼基板に対して斜めに配置される。また、第2及び第4の単位撹拌翼体の撹拌爪取付台座は、4つの撹拌爪が内側から外側に向かって斜めに配設されるように、第1及び第3の単位撹拌翼体とは異なる方向に、2つ単位撹拌翼基板に対して斜めに配置される。
各撹拌爪取付台座の両端部にそれぞれ取り付けられる2つの単位撹拌翼基板は、回転軸の長さ方向に対して所定の間隔離れて配置される。そのため、撹拌された土砂が2つの単位撹拌翼基板の間に入り込み、土砂が詰まって撹拌の抵抗になる場合がある。
【0007】
単位撹拌翼体の構成について、第1の単位撹拌翼体を例にとって、図14及び図15を用いて説明する。
図14及び図15に示すように、第1の単位撹拌翼体141aは、4つの撹拌爪Ba11~Ba14と、4つの撹拌爪Ba11~Ba14が取付られる撹拌爪取付台座146aと、撹拌爪取付台座146aの両端部にそれぞれ接続された2つ単位撹拌翼基板145a,145bとで構成される。
図15に示すように、2つの単位撹拌翼基板145a,145bは、回転軸の長さ方向に対して所定の間隔d離れて配置されるため、単位撹拌翼体141aを回転軸を中心に回転させると、図15に示すように、撹拌された土砂が2つの単位撹拌翼基板145a,145bの間に入り込み、土砂が詰まって撹拌の抵抗になる場合がある。
【0008】
本発明は、上述の課題に鑑み、2つの単位撹拌翼基板間に土砂が入りこまないように構成された地盤撹拌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1) 本発明に係る実施態様の地盤撹拌装置は、駆動モータと、
前記駆動モータの回転を伝えるチェーン機構と、
前記チェーン機構により回転する回転軸の両側に取り付けられた第1の撹拌体及び第2の撹拌体と、を備え、
前記第1の撹拌体は、複数の撹拌爪が配列された第1の単位撹拌翼体及び第2の単位撹拌翼体とからなり、前記第2の撹拌体は、複数の撹拌爪が配列された第3の単位撹拌翼体及び第4の単位撹拌翼体とからなり、
前記第1から前記第4の単位撹拌翼体は、それぞれ前記回転軸に取り付けられた単位撹拌翼基体と、該単位撹拌翼基体と接続される撹拌爪取付台座と、該撹拌爪取付台座の外部表面に沿って配列された前記複数の撹拌爪と、を有し、
前記複数の撹拌爪は、それぞれ前記撹拌爪取付台座上で前記回転軸の方向に間隔をあけて配列され、
前記第1から前記第4の単位撹拌翼体の各単位撹拌翼基体は、対向する2つの単位撹拌翼基板と、該2つの単位撹拌翼基板の間の両側部を覆う、各撹拌爪取付台座から延びた2つの側板と、を有する、地盤撹拌装置である。
【0010】
(2) 上記(1)の地盤撹拌装置において、前記第1の単位撹拌翼体と前記第2の単位撹拌翼体との間及び前記第3の単位撹拌翼体と前記第4の単位撹拌翼体との間は、それぞれ、互いに180度の角間隔で配設されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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