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公開番号2024131440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041698
出願日2023-03-16
発明の名称作業機械
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240920BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】ドア開閉の際にスタッドボルト部が外れにくい作業機械を提供する。
【解決手段】ドアパネルDR1は、作業機械10の車体フレームに開閉可能に支持されている。ドアパネルDR1は、外側板2と、内側板3と、締結具1とを有している。内側板3は、貫通孔31bを有し、外側板2と隙間を空けて重ねられている。締結具1は、貫通孔31bを貫通するスタッドボルト部1aと、スタッドボルト部1aの外周面よりも外周方向へ延びたフランジ部1bとを有する。締結具1のフランジ部1bは、外側板2と内側板3との間の隙間に位置し、かつ内側板3に接続固定されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車体フレームと、前記車体フレームに開閉可能に支持されたドアパネルとを有する作業機械であって、
前記ドアパネルは、
外側板と、
貫通孔を有し、前記外側板と隙間を空けて重ねられた内側板と、
前記貫通孔を貫通するスタッドボルト部と、前記スタッドボルト部の外周面よりも外周方向へ延びたフランジ部とを有する締結具と、を備え、
前記締結具の前記フランジ部は、前記外側板と前記内側板との間の前記隙間に位置し、かつ前記内側板に接続固定されている、作業機械。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記フランジ部は、前記スタッドボルト部の外径よりも大きな外径を有する円盤形状を有している、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記締結具は、前記スタッドボルト部と前記フランジ部との間にテーパ部を有し、
前記テーパ部は、前記スタッドボルト部から前記フランジ部に向かって拡径するよう構成されている、請求項1に記載の作業機械。
【請求項4】
前記テーパ部の軸方向の長さは前記フランジ部の軸方向の長さ以下である、請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記フランジ部の軸方向の長さは、前記内側板と前記外側板との間の前記隙間の寸法以下である、請求項3に記載の作業機械。
【請求項6】
前記テーパ部の軸方向の長さは、前記内側板の厚み以上である、請求項3に記載の作業機械。
【請求項7】
前記フランジ部の前記スタッドボルト部とは反対側に位置する天面は、外周端から中央部に向かって厚みが増加するように構成されている、請求項1に記載の作業機械。
【請求項8】
前記フランジ部の前記天面は前記中央部が前記外周端に対して盛り上がるような曲面を有している、請求項7に記載の作業機械。
【請求項9】
前記ドアパネルと前記車体フレームとを繋ぐ回転機構をさらに備えた、請求項1に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特開2010-47935号公報(特許文献1)、特開2010-43481号公報(特許文献2)には、油圧ショベルなどの作業機械におけるサイドドアなどとしてドアパネルが開示されている。このドアパネルは、外側板と内側板との2重構造よりなっている。内側板にはスタッドボルトがスタッド溶接により接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-47935号公報
特開2010-43481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2では、スタッドボルトに外力が作用するとスタッドボルトが内側板から外れるおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、スタッドボルト部が外れにくい作業機械を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の作業機械は、車体フレームと、車体フレームに開閉可能に支持されたドアパネルとを有する作業機械である。ドアパネルは、外側板と、内側板と、締結具とを備えている。内側板は、貫通孔を有し、外側板と隙間を空けて重ねられている。締結具は、貫通孔を貫通するスタッドボルト部と、スタッドボルト部の外周面よりも外周方向へ延びたフランジ部とを有する。締結具のフランジ部は、外側板と内側板との間の隙間に位置し、かつ内側板に接続固定されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、スタッドボルト部が外れにくい作業機械を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における作業機械の一例として油圧ショベルの構成を示す斜視図である。
図1に示す油圧ショベルにおいてドアパネル付近を拡大して示す斜視図である。
図2に示すドアパネルの分解斜視図である。
締結具の構成を示す正面図(A)、右側面図(B)および斜視図(C)である。
図2のV-V線に沿ってドアパネルの厚み方向に切断した部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0010】
明細書および図面において、同一の構成要素または対応する構成要素には、同一の符号を付し、重複する説明を繰り返さない。また、図面では、説明の便宜上、構成を省略または簡略化している場合もある。また、実施の形態と変形例との少なくとも一部は、互いに任意に組み合わされてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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