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公開番号
2025097973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025006898,2023214039
出願日
2025-01-17,2023-12-19
発明の名称
施工方法
出願人
日鉄エンジニアリング株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E02D
7/00 20060101AFI20250624BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】モノパイルを2台の起重機船で相吊りして打ち込む場合に、施工期間を短縮することができる施工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】第1船S1が有する第1クレーンC1と第2船S2が有する第2クレーンC2とを用い、モノパイルMPを相吊り施工する施工方法であって、第2クレーンC2が吊る杭打機をモノパイルMPの一端に配置し、モノパイルMPを打ち込む打ち込み工程、を備え、第2船S2がフローティングクレーンである、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1船が有する第1クレーンと第2船が有する第2クレーンとを用い、モノパイルを相吊り施工する施工方法であって、
前記第2クレーンが吊る杭打機を前記モノパイルの一端に配置し、前記モノパイルを打ち込む打ち込み工程、
を備え、
前記第2船がフローティングクレーンである、
ことを特徴とする施工方法。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
第1船が有する第1クレーンと第2船が有する第2クレーンとを用い、モノパイルを相吊り施工する施工方法であって、
前記第2クレーンが吊る杭打機を前記モノパイルの一端に配置し、前記モノパイルを打ち込む打ち込み工程、
を備え、
前記第1クレーン及び前記第2クレーンは、固定式起重機船又は旋回式起重機船のクレーンである、
ことを特徴とする施工方法。
【請求項3】
第1船が有する第1クレーンと第2船が有する第2クレーンとを用い、モノパイルを相吊り施工する施工方法であって、
前記第1クレーンと前記第2クレーンとで前記モノパイルを相吊りする相吊り工程と、
前記第2クレーンが吊る杭打機を前記モノパイルの一端に配置し、前記モノパイルを打ち込む打ち込み工程と、
を備え、
前記相吊り工程では、前記モノパイルの一端を把持する把持具を前記第1クレーンで吊り、
前記把持具は、バイブロハンマである、
ことを特徴とする施工方法。
【請求項4】
第1船が有する第1クレーンと第2船が有する第2クレーンとを用い、モノパイルを相吊り施工する施工方法であって、
前記第1クレーンと前記第2クレーンとで前記モノパイルを相吊りする相吊り工程と、
前記第2クレーンが吊る杭打機を前記モノパイルの一端に配置し、前記モノパイルを打ち込む打ち込み工程と、
を備え、
前記相吊り工程では、前記モノパイルの一端を把持する把持具を前記第1クレーンで吊るとともに、前記モノパイルの他端近傍を支持する吊り架台、を前記第2クレーンで吊り、
前記第2クレーンで前記吊り架台を吊り下ろすことにより、前記他端近傍から前記吊り架台を自動的に取り外す取り外し工程、
を更に備える、
ことを特徴とする施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、施工方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、2台の起重機船でモノパイルを相吊りすることが行われている。
特許文献1は、基礎杭打ち用SEPの第1クローラクレーンと杭運搬用SEPの第2クローラクレーンとを用いてモノパイル式鋼管杭を相吊りすること、第1クローラクレーンによってモノパイル式鋼管杭が軸を鉛直方向と平行にした状態で吊り上げられること、基礎杭打ち用SEPの第1クローラクレーンに取り付けられた杭打ち込み装置でモノパイル式鋼管杭の打ち込みを開始すること、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-37397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、第1クローラクレーンによってモノパイル式鋼管杭が軸を鉛直方向と平行にした状態で吊り上げられた後、同じ第1クローラクレーンが杭打ち込み装置でモノパイル式鋼管杭を打ち込む。このため、モノパイル式鋼管杭が軸を鉛直方向と平行にした状態で吊り上げられた後、一度モノパイル式鋼管杭から第1クローラクレーンを取り外し、第1クローラクレーンに杭打ち込み装置を取り付ける作業を行う必要がある。したがって、当該作業の間、モノパイル式鋼管杭を待機させる状態があることから、施工期間の短縮の余地があった。
【0005】
本開示は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、モノパイルを2台の起重機船で相吊りして打ち込む場合に、施工期間を短縮することができる施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る施工方法は、第1船が有する第1クレーンと第2船が有する第2クレーンとを用い、モノパイルを相吊り施工する施工方法であって、前記第2クレーンが吊る杭打機を前記モノパイルの一端に配置し、前記モノパイルを打ち込む打ち込み工程、を備え、前記第2船がフローティングクレーンである、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、モノパイルを2台の起重機船で相吊りして打ち込む場合に、施工期間を短縮することができる施工方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る吊り工程の平面図である。
実施形態に係る吊り工程の側面図である。
図2のIII-III方向の断面図である。
図2のIV方向の矢視図である。
吊り架台の拡大図である。
実施形態に係る取り外し工程の平面図である。
実施形態に係る取り外し工程の側面図である。
実施形態に係る建て起こし工程の側面図である。
実施形態に係るガイド工程の平面図である。
実施形態に係るガイド工程の側面図である。
実施形態に係る仮打ち込み工程の側面図である。
打ち込み工程の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本開示の一実施形態に係る施工方法を説明する。
本実施形態に係る施工方法は、モノパイルを海底地盤に打ち込む際の施工方法である。モノパイルは、例えば、洋上風車(不図示)の下端に接続されることで、洋上風車を支持するための鋼管である。モノパイルは、例えば、トランジションピース(不図示)を介して洋上風車の下端に接続される。すなわち、モノパイルは、例えば、トランジションピースを介して洋上風車を支持する。あるいは、モノパイルは、トランジションピースを介さず直接洋上風車の下端に接続されてもよい。すなわち、モノパイルは、トランジションピースを介することなく洋上風車を支持してもよい。
モノパイルは、例えば、筒状の部材である。以下、本実施形態において、モノパイルは、円筒状の部材であるとして説明する。あるいはこれに限らず、モノパイルは、例えば、角筒状の部材であってもよい。これに伴い、後述する各構成を適宜対応させてもよい。
【0010】
図1は、実施形態に係る吊り工程の平面図である。
図2は、実施形態に係る吊り工程の側面図である。
図3は、図2のIII-III方向の断面図である。
図4は、図2のIV方向の矢視図である。
本実施形態において、モノパイルMPの施工には、図1に示すように、第1船S1と、第2船S2と、を用いる。第1船S1は、吊能力を有する船である。すなわち、第1船S1は、例えば、固定式起重機船や旋回式起重機船をはじめとするクレーン船(フローティングクレーン)である。第2船S2は、例えば、旋回式起重機船である。本実施形態において、クレーン船とは、クレーンを搭載した船舶をいう。固定式起重機船とは、クレーンを搭載した船舶のうち、搭載したクレーンが旋回不可であるものをいう。旋回式起重機船とは、クレーンを搭載した船舶のうち、搭載したクレーンが旋回可能であるものをいう。
図1に示すように、第1船S1は、第1クレーンC1を有する。第2船S2は、第2クレーンC2を有する。本実施形態において、第1クレーンC1は旋回可能であってもよいし、旋回不可であってもよい。本実施形態において、第2クレーンC2は旋回可能である。本実施形態においては、モノパイルMPを海底地盤にハンマーで打ち込む際、図1~図4に示すように、2つのクレーンを用いる。
すなわち、例えば図2に示すように、第1船S1が有する第1クレーンC1と第2船S2が有する第2クレーンC2とを用いて、モノパイルMPを相吊り施工する。このことで、比較的大型のモノパイルMPに対応可能とする。なお、本実施形態において、第1クレーンC1の吊り上げ荷重は、第2クレーンC2の吊り上げ荷重以上である。
また、第1クレーンC1と第2クレーンC2とによってモノパイルMPを相吊りする際、第1クレーンC1と第2クレーンC2との距離、すなわち、第1船S1と第2船S2との距離を一定に保つことで、モノパイルMPを安定して相吊りできるようにすることが好ましい。このため、第1船S1と第2船S2との間には、図1に示すように、バージBが配置されることが好ましい。このように第1船S1と第2船S2との間にバージBを配置することは、例えば、モノパイルMPの長さが比較的長い場合に特に好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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