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公開番号2025094802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210564
出願日2023-12-13
発明の名称基礎形成用型枠
出願人日鉄エンジニアリング株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E02D 27/01 20060101AFI20250618BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】コンクリート打設時の側圧に耐えるとともに、円形型枠の位置ずれを防ぐことができる基礎形成用型枠を提供する。
【解決手段】湾曲される、薄い板材11の板面で形成された円形型枠10と、円形型枠10に取り付けられて、円形型枠10を据付面140に据え付ける複数の型枠据付部材20と、を備え、複数の型枠据付部材20の各々の厚さは、板材11の厚さよりも厚い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
湾曲される、薄い板材の板面で形成された円形型枠と、
前記円形型枠に取り付けられて、前記円形型枠を据付面に据え付ける複数の型枠据付部材と、を備え、
前記複数の型枠据付部材の各々の厚さは、前記板材の厚さよりも厚い、基礎形成用型枠。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記型枠据付部材の厚さは、前記円形型枠を自立させる大きさである、請求項1に記載の基礎形成用型枠。
【請求項3】
前記型枠据付部材の厚さは、前記円形型枠の形状を安定させる大きさである、請求項1に記載の基礎形成用型枠。
【請求項4】
前記複数の型枠据付部材の厚さは同じである、請求項1に記載の基礎形成用型枠。
【請求項5】
前記円形型枠は、打設されるコンクリートから、高さに応じた、前記円形型枠周りで均等な力を受けることで、平面視において円形状に形成される、請求項1に記載の基礎形成用型枠。
【請求項6】
前記複数の型枠据付部材は、前記円形型枠に固定される型枠側固定部と、前記据付面に固定される据付面側固定部と、を備え、
前記型枠側固定部と前記据付面側固定部とは略垂直な方向に延在する、請求項1に記載の基礎形成用型枠。
【請求項7】
前記型枠側固定部は、前記円形型枠の外側に取り付けられる、請求項6に記載の基礎形成用型枠。
【請求項8】
前記据付面側固定部は、前記円形型枠から外側に向かって延びている、請求項6に記載の基礎形成用型枠。
【請求項9】
前記据付面側固定部は、平面視において前記円形型枠により形成される円の半径方向に延在している、請求項6に記載の基礎形成用型枠。
【請求項10】
前記据付面側固定部は、前記据付面に2箇所以上で固定され、
前記型枠側固定部は、前記円形型枠に1箇所で固定される、請求項7に記載の基礎形成用型枠。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基礎形成用型枠に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、基礎コンクリートを構築する場合には、平板状の型枠を建て込み、その中にコンクリートを打設することで構築している。その際、型枠はコンクリートの側圧により変形(はらみ出し)しないように補強材を用いて補強している。そのため、施工手間や工期がかかる問題があった。
【0003】
そこで、特許文献1のように、帯状板材を円形に湾曲して円形型枠を形成し、型枠内にコンクリートを打設して、基礎コンクリートを構築するという方法が知られている。この方法では、円形型枠を使用することで、コンクリート側圧を円形型枠の円周方向引張力に変換することができるので、薄板材で型枠を構成しながら、型枠に対して特別な補強が必要なくなるという利点が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-203024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、コンクリートを流し込む(打設する)際などに、円形型枠が位置ずれしたり、ゆがんだりすることがあった。
【0006】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、コンクリート打設時の側圧に耐えるとともに、円形型枠の位置ずれを防ぐことができる基礎形成用型枠を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本開示の一態様は、湾曲される、薄い板材の板面で形成された円形型枠と、前記円形型枠に取り付けられて、前記円形型枠を据付面に据え付ける複数の型枠据付部材と、を備え、前記複数の型枠据付部材の各々の厚さは、前記板材の厚さよりも厚い、基礎形成用型枠を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示では、コンクリート打設時の側圧に耐えるとともに、円形型枠の位置ずれを防ぐことができる基礎形成用型枠を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態における基礎形成用型枠の斜視図である。
据付面に設置された基礎形成用型枠の側面図である。
本実施形態における基礎形成用型枠の平面図である。
図3のA方向矢視図である。
本実施形態における型枠据付部材の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る基礎形成用型枠1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における基礎形成用型枠1の斜視図を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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